青と無色のサクリファイス



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初公開日(参考)2014年03月
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長編小説

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青と無色のサクリファイス (メディアワークス文庫)

2014年03月25日 青と無色のサクリファイス (メディアワークス文庫)

北信越地方に浮かぶ離島、翡翠島。過疎に悩む小さな島で発生した連続放火事件は、やがて一人の男の命を奪う。唯一の家族を殺され、誰にも別れを告げずにノアが島を去って十年。事件を清算するため、二十五歳になった真翔と織姫の前に、不意に彼が現れる。あの日、あの時、あの場所で、誰が親友の父親を殺したのか。三人の再会は、やがて凄惨な真実を暴いていく…。贖罪の青い薔薇が捧げる、新時代の恋愛ミステリー。『サクリファイス』シリーズ解決編、登場 (「BOOK」データベースより)




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青と無色のサクリファイスの総合評価:8.00/10点レビュー 3件。-ランク


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No.3:
(2pt)

盛り下がった

まさかこんなカラクリにしていたとは思いませんでした。
ちょっと、無理やり感があるような気がします。
上巻がまずまずだっただけに、これはやってしまったなと思います。
綾崎さんの作品では、ワーストワンではないでしょうか。
青と無色のサクリファイス (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:青と無色のサクリファイス (メディアワークス文庫)より
4048663771
No.2:
(5pt)

島の物語

一カ月待ちに待ちました。
そうだったのか!と理解した時に思わず声が出てしまいました。
読み終わってすぐに1巻を読み直しました。
本当にたくさんの伏線がはってあったんですね。
3人の恋のお話しも良くて、最後は泣いてしまいました。
次の本も楽しみです。
青と無色のサクリファイス (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:青と無色のサクリファイス (メディアワークス文庫)より
4048663771
No.1:
(5pt)

信用できない語り手…うん、これは確かに綾崎作品だ

北信越の沖に浮かぶ孤島・翡翠島を舞台にした連続放火事件を巡る少年少女たちの物語・回答編

本ッッ当に綾崎隼という作家は嫌らしい作家である。語り手を信用してはいけないのは綾崎作品のお約束の筈なのに毎度毎度
決まった様に語り手の視線を通じて描かれる世界にいつの間にか引き込まれては、築きあげられた世界を一気に崩壊させられ
一瞬にして別の絵が浮かび上がるという奇術の如きテクニックにはめられ「おおお!そういう事だったのか!」と阿呆の如く
感嘆させられるのだから、作品の裏ばかり読もうとするヒネくれた読者にとっては天敵と言うべき存在であろう

それが証拠に先月刊行された出題編とでも言うべき「赤と灰色のサクリファイス (メディアワークス文庫)」の紹介ページを見ると
こんなレビューが書いてある

>物語の舞台は北信越地方の限界集落に近いくらい高齢化した離島・翡翠島。時代は作中に出てくるオリンピックの情報からすると
>2002年のSideAと1992年のSideBという10年の時間を挟んだ二つの時代を交互に織り交ぜながら語られる。狂言回しは
>この島で生まれた数少ない年少者の一人・椎名真翔(まなと)。彼と幼馴染の備前織姫、そして島出身の父親に連れられる形で
>移り住んできた坂都乃亜(のあ)、この三人が1992年に経験した連続放火事件と殺人事件、そして2002年に島に戻って来て
>「全てを精算しに戻って来た」と語る乃亜の謎めいた行動を追う姿が描かれている

回答編である本作を読み終えてからこのレビューを改めて見返すと、このレビュアーが綾崎隼が用意した全てのミスリードに物の見事に
引っ掛かって阿保踊りを踊らされている事がモロ分かりである。作者としてもここまで要求通りに踊る読者を見て満足ではなかろうか?
妙に時代背景を匂わす情報が提示されると思ってヒントにしようと思ったらそれが全部トリックだったとは!あまりに見事なハメ方に
脱帽せざるを得なかった。しかも狂言回しの存在そのものもまたトリックなのである。げに綾崎隼作品の語り手は信用してはならない

それにしても綾崎隼がミステリ作品を書くと聞いて不安になっていたのが馬鹿馬鹿しくなるぐらいに本作はどこをどう切り取っても
綾崎作品としてのカラーが全面的に打ち出されている。ミスリードの使い方から真相の明かし方の演出、ドラマチックな悲恋の物語に至るまで
ご期待通りの綾崎作品としか言いようが無い。そういう意味ではミステリ作品というより「ミステリ風に描かれた綾崎作品」と呼ぶべき作品なのかも
綾崎隼は読み手の浅はかな予想は裏切るが期待は絶対に裏切らない作家である。「いつもの綾崎作品」を読みたいと希望される方はミステリと警戒せず
安心していつもの綾崎作品を期待して手を出すべきでしょう

多分この作家は本作の様なミステリに限らず、SFだろうが時代劇だろうがホラーだろうが、何を書こうが間違いなく「これは綾崎作品だ!」と
一読すれば判別できるぐらいにその独自のカラーを出してくれるだろうと思われる。本当にブレない作家さんである
この姿勢を「チャレンジ精神の不足」と叩こうというのはお門違い。ブレなど敢えて生じさせる必要が無いぐらいに個性的な作家なのだから
綾崎隼はこれで良いのだと今回もきっちりと綾崎マジックにハメられた上で思う。100%騙されて腹の底から楽しませて頂きました、お見事!
青と無色のサクリファイス (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:青と無色のサクリファイス (メディアワークス文庫)より
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