永遠虹路
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永遠虹路の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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時系列も語りもバラバラに描かれているのに分かりにくく無く、読みやすい作品だと思います。 | ||||
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美貌と類希なる歌声をもつ女性、七虹。 七虹がその命を懸けて目指した先に待ち受けていたのは、 辛い現実だった…。 物語は複数話で構成されている。 各話ごとにサブキャラの一人称で物語は語られる。 主人公である七虹の心理描写は一切ない。 サブキャラの視点で、彼女を捕らえているので、 最初は七虹が何を考えているのか、良く分からないのだが、 物語りが進むにつれ、彼女の過去、想いが分かってくる。 この作品は面白い構成で、一話、二話と物語が進むにつれ、 時間が遡っていくのである。 一話は七虹が派遣社員として、会社に勤めている話、 二話は大学でバンド活動をする話、 三話は高校で天文学部に入る話…という具合に。 七虹の不器用さ、一途さが、上手く表現できており、 魅力的な作品に仕上がっている。 哀しさ、切なさが伝わって来ており、この作品の雰囲気は気に入った。 主人公は大学時代に結成したバンドを、とある理由で脱退するのだが、 その一人よがりで、我侭な行動が気に入らない、との他レビューが見受けられた。 私はそうは思わなかった。 彼女の一番大事なもの、想いが理解できてしまったから。 確かに、彼女の行動は極めて自分勝手ではあるのだが…、 ようは、どれだけ主人公に感情移入できるか否かという事次第だろう。 七虹の中学時代までの話は上手くできていたのだが、 七虹が小学生時代の話に、違和感を感じた。 いくらなんでも、小学生がそんな会話はしないだろう。 「運命の出会い」もいまひとつであった。 つくづく残念だとは思う、全体としては好みの作品に仕上がっていた。 また、イラストも雰囲気があった。 | ||||
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花鳥風月の3作目になります。 この作者の作風は相変わらず健在で良かったのですが、登場人物の誰に感情移入するか、応援したくなるかによって、 読み終えた後の満足度が極端に違ってくる作品だと思います。 事実上の主人公である舞原七虹が好きになれるかがポイントです。 多くは語りませんが、個人的には無理でした。自己中心的な人に嫌悪感を感じる方は要注意です。 | ||||
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七虹と世露のきれいな恋愛の話だったのですが、、それだけかなと感じました。七虹と世露か結ばれて話が完結するけれども、そこで終わりではなくて、七虹がもう一度音楽を志すとか・・そういう展開があって終わったほうがよいなと私は思いました。なぜなら、最後は全部恋愛になってしまって、たくさん出てくる登場人物が薄く感じてしまったから。結ばれた後の話があれば、それまで出てきた人々もなんか救われる気がするというか。でも、ずっと七虹を中心に書かれているからそれはそれでまとまっていたとも言えるのかも。。七虹を中心でいくなら、もっとそこだけに重点を置いてシンプルに深くてもよかったかなと思います。 | ||||
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初めて著者の作品を読みました。 物語を過去に遡ることで主人公の内面が明らかになっていく構成が爽快です。 主人公の視点で語られることは最後までありませんが、それがよりいっそう謎めいた彼女の思いの強さを引き立てていると思います。 シリーズのようなので、すぐに他作品も読みたくなりました。 二回目を読むことで、新たな発見もたくさんありました。 イラストも物語にぴったりだと思います。 | ||||
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花鳥風月シリーズを全部読んだけど、これはちょっと苦手かも。 『初恋彗星』では紗雪、『吐息雪色』では佳帆に感情移入していたのに、七虹だけはどうしても入り込めない…。 卑屈な読み方なのかもしれないが、“絶世の美女”という設定がちょっと引っ掛かる。 やっぱり、平凡な女性が恋に悩んでいるほうが好きだな。 余談ですが、綾崎さんの後書きが毎回異常に面白い。 これを読むことも楽しみの一つになっております。 そのため、切ない物語の余韻に浸りたい方は、先に読むことをお勧めします。 猫って…。 後書きも含めて星三つで。 | ||||
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