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命の後で咲いた花
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命の後で咲いた花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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純粋な恋愛物語で、 主人公の2人(?)のキャラクター、恋愛のカタチはとても青臭いのに、 まどろっこしいのに、どストレートな表現に涙が止まらなくなってしまいました。 ええ歳こいたおっさんだから響くのか、 感情を表現する言葉はベタなのに、ついつい引き込まれました。 「2度読み必至」もんは大嫌いなのですが、 この小説はわざわざ2度読みしなくても簡単に理解できるので その読みやすさも、とても良かったです。 ちなみに私も10年前に特発性拡張型心筋症を発症しましたので、 この症状、進行度合いはよく分かっていますが、 今はよく効く薬があり、ずっと服用し続けていますが、 症状は落ち着いていて、ほぼ問題なく日常生活を送れています。 綾崎さんの本は初めてでしたが、とても面白かったです。 | ||||
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著者の作品に触れるのは、「蒼空時雨」に続き、二度目でした。 ヒロインが、「蒼空時雨」のヒロインと、よく似ていますね。著者の描く、そんなヒロインが、とても好きです。「ファニーな、丁寧な話言葉」を使う所と、相反するような強さを、内に秘めているところが、特に。 さて、ストーリーについて、などなどですが……、 まんまと騙されました。読み進めるうちに、ストーリーの進行に比して、「おかしいな。随分とページが残っているな」などと思っていたら……。一瞬、間違いかと思ったほどです。巧みな構成で、驚きました。 最近では一番、涙を流した作品です。非現実的な登場人物、ストーリーと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人の心を信じていたいという方、美しいものを愛している方、ぜひ、お読みになることお勧めいたします。 | ||||
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とても良いお話でした。 恋愛ものでフィクションだとわかっていながらも、泣けました | ||||
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キャラクターが魅力的に描かれており、また男女の会話のやりとりが絶妙に面白い!アフターストーリーとして追加された物語も、脇役のスピンオフ作品のようで、とても楽しめました。 | ||||
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単行本が出てから4年経ち、 後日談を収録して文庫化されるという、 単行本を購入した自分としては嬉しいような悲しいような一冊です。 後日談は、看護師の西堂さん視点で描かれており、 彼女の恋の他、主人公たち二人の教員試験の結果まで描かれており 短編として読めば非常に良いエピソードなのですが、 涙腺を刺激する本編の最後に続けて読むと、やはり蛇足感は否めませんでした。 ノーブルチルドレンの短編集かなにかに収録されれば良かったのかなと思います。 以下、当時の本編のレビューです。 2部構成となっていますが、最初は視点を変えて物語が描かれるだけかと思いきや、 次第に「あれっ?」と感じる事が多くなり、終わってみれば。。。。 受け継がれる想い、願い、夢。涙腺を刺激する事、間違いなしです。 カバー絵も美しいですし、とても良かったです。 文庫化待たずに買って大正解です。 ただ、ノーブルチルドレンシリーズは絶対に前もって読んでおいた方が良いです。 そのシリーズの主役が登場しますが、それがまた良い味出してます。 ノーブルチルドレンを読んでなかったら星4つですかね。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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きちんと袋に入れられていて保存状態もよく本の内容もとてもよかったです | ||||
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内容はとても良かったと思います。ただポスト投函なので緩衝材入れた封筒でも落ちた衝撃のためか本に凹みが見られとても悲しかったので☆4です。 | ||||
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中古で購入しましたが、痛んでいる個所も少なく、ほぼ新品と同じでした。 届くのも凄く早かったです。 そして内容も良く、個人的には買って購入して良かったと思っています。 | ||||
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確かに泣けるのだが…… どうもあざとく狙いすぎな印象。 ともすれば「死」を扱う小説なんだから泣けるのは当たり前だ。 しかし感情移入しやすいか、といわれると微妙。 ここまで(二部ですら)偏屈な童貞ぽい男はいないだろうよ。 発言や内考も思いやりのない発言が多く冗長で疑問。 なずなにしても、いまいち男の描いた女感が強く 一部は退屈極まり無かった。 | ||||
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綾崎さんの本は、偶然の発見で読み始めました。 どっぷりと綾崎ワールドにはまってしまった時にこの本を読みました。 命がテーマならきっと死のことだろうなと思っていたら、 まさかの展開にやられました。 もう最後の方なんて涙が止まりませんでした。 結局は最後は付き合うとかラブラブなのに突然の事故死とかの小説より 私は何倍も心打たれます。 泣きたい人にオススメかもしれませんね。 | ||||
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大きさもそんなに大きくなく、 内容も深いのでなかなか読みやすいです。 | ||||
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文庫本以外の本を買ったのは何年ぶりかわからないくらいでしたが、偶然見つけて運命的な出会いを感じたので、本屋を10店ほど回ってやっと買うことができました。 苦労したかいがありました、素晴らしいかったです。 文章はとても読みやすく、重たいテーマを扱っているときでも良い意味ですらすら読むことができました。 登場人物の性格がとてもよく描かれていて、読んでいて絵が浮かんでくる感じでした。 羽宮さんも榛名さんも周りの人たちも、実際こんな人いない^o^という違和感がある人物像なのですが、それぞれの生い立ちと性格や思想が合っていて次第に気にならなくなって物語に引き込まれてしまいました。 後半で描かれる登場人物たちの「思い」の強さに涙が止まりませんでした。 普段はレビューを書かないのですが、久しぶりに感動したので思わず言葉足らずながら書いてしまいました。 | ||||
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2部構成となっていますが、最初は視点を変えて物語が描かれるだけかと思いきや、 次第に「あれっ?」と感じる事が多くなり、終わってみれば。。。。 受け継がれる想い、願い、夢。涙腺を刺激する事、間違いなしです。 カバー絵も美しいですし、とても良かったです。 文庫化待たずに買って大正解です。 ただ、ノーブルチルドレンシリーズは絶対に前もって読んでおいた方が良いです。 そのシリーズの主役が登場しますが、それがまた良い味出してます。 ノーブルチルドレンを読んでなかったら星4つですかね。 | ||||
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薄々トリックに気づいていても、最後の最後で全ての意味が分かる素晴らしい構成に言葉を失う。 テーマは「命」、人の想いとは理屈じゃない。愛する人を誰もがいつかは失う、その時に何を想い、どう生きていくのか。 こんな大学生いるのか、と、序盤の違和感は否めないけれど、ただ中盤からはさすが。この捻り!このいい意味での裏切られ感!綾崎マジック健在。ノーブルシリーズの人物が登場するのも、嬉しいサプライズ。 愛する人の名前はこの世界で一番美しい。愛するっていいな。と思える、作品でした。 | ||||
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「花鳥風月」シリーズ、「ノーブルチルドレン」シリーズを終えてデビュー三周年を迎えた綾崎隼氏初の単行本 前後半で主役が代わる二部構成の物語なのですが、これは凄い。構成の見事さに「うわ、やられた」と脱帽せざるを得ませんでした 第一部は両親の離婚に伴い父子家庭で育った少女・榛名が青森から新潟市にある国立大学の教育学部に入学する所から始まります 彼女はそこで社会人を辞めて教育学部に入った6歳も年上の青年・羽宮透弥と出会います。愛想の欠片も無く、口を開けば毒舌三昧な 羽宮に惹かれた榛名が教師を目指しながら必死で彼に近付こうとする間に大学生活の4年間が過ぎ去り、遂に教員採用試験の前日に 羽宮に想いを打ち明ける所までが描かれます。 第一部は綾崎氏の作品としては非常にコミカル。裕福な家庭でもないのにバイトも禁じられている為、アパートのカーテンも買えず日の出とともに 目を覚ましたり、バナナと水だけで過ごした揚句栄養失調で引っくり返る榛名の貧乏生活が描かれたり、羽宮に近付こうとし始めた頃の榛名の 国語教師を目指している学生とは思えない棒読み言語の繰り返しに大いに笑わせて貰いました ところが羽宮が主役の第二部に入ると物語は暗転します。教師になるという子供の頃からの夢を叶えられなかった羽宮と新人教師・榛名の カップルに絶望的な運命が襲いかかります。身体の弱い一族と第一部冒頭で描かれた榛名の身体を病魔が蝕み、刻一刻と迫る死を前に 愛する女性に何もしてやれない自分を責め立てる羽宮と絶望の中で「自分は幸福で仕方ない」と語る榛名の対比が描かれ… ネタバレを防ぐために第二部に関してはあまり語れないのですが、コミカルな第一部からの暗転ぶりにギョッとさせられ、死を待つだけの 日々の描写にグイグイと引き込まれ、最後の最後で全ての意味が分かる魔術的な構成に言葉を無くします。「想い」を描かせたら綾崎隼氏は天下一品なのですが 過酷な運命の中で受け継がれた「想いの力」をここまで描き切るとは!吐息雪色やノーブルチルドレンシリーズ最終巻の展開なども素晴らしかったのですが 本作の二部構成を使った「想い」を繋ぐ大仕掛けはまさに「綾崎マジック」としか言いようがない。一気に読み切らされてしまいました、お見事! 追記 「ノーブルチルドレン」シリーズのファンにはちょっと嬉しいゲスト出演があります。とんでもなく逞しい女医さんが登場。もちろんあの方です | ||||
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