切断



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初公開日(参考)1976年08月
分類

長編小説

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切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)

1976年08月01日 切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

切断の総合評価:7.60/10点レビュー 5件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

この作品を読む限りつまらない刑事シリーズだろうと思います

謎解きの要素がなく結末も曖昧で全く面白くありませんでした。 英国女流ミステリー作家としてクリスティと並べ称されるらしいですがとんでもないですね。

わたろう
0BCEGGR4
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.4:
(4pt)

面白いが、尻切れトンボの結末が残念

本書はイギリスの女性推理作家ジョイス・ポーターが、1967年に発表した史上最低の品性を持った探偵ドーヴァー主任警部を主役とした、ユーモアミステリシリーズの第4作。原題はDOVER AND THE UNKINDEST CUT OF ALL。本書の解説では「ドーヴァー・シリーズの最高作としてわが国でも絶賛された」と述べられています。

2週間の休暇を取ったドーヴァー警部は夫人の運転で実家に向かう途中、カリィ岬で一人の青年が身投げをする場面に遭遇します。夫人に急かされ、いやいや地元の警察に届けると、どうやら、その青年は新人の巡査で、しかも警察署長の甥らしい。夫人にロンドン警察庁の主任警部であることをばらされてしまったドーヴァー警部は、休暇返上で本件の調査をするはめになります。(気の毒にも、別行動で休暇を取っていたマグレガー刑事まで呼び出されます。)

本作の題名「切断」は、新人巡査の自殺原因を探っていく過程で浮上した、怪しげな人物の手足を切断された死体発見事件から来ています。誰が何故、死体をこのように切断したのか?それが解明されることにより、新人巡査の自殺の原因や町の人達の不審な行動の理由等が一挙に明らかに・・?。ドーヴァー警部の不審でおかしな行動や、印象に残る壮大な名(迷)推理にワクワクさせられる一作です。
ただ結末は、本格ミステリとしては尻切れトンボの印象で、ちょっと残念でした。
切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)Amazon書評・レビュー:切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)より
4150717516
No.3:
(3pt)

ところで、真相は?

言いたい放題、やりたい放題、勝手気ままで、鼻つまみ者のドーヴァー警部の引き起こすドタバタ劇。 本格ミステリー作品ではなく、ドーヴァー警部の傍若無人なキャラクター、周囲を巻き込んで繰り広げられるドタバタ劇を楽しむ作品。 ドーヴァー警部の推理は、捜査の課程で判明した様々な出来事を踏まえた上での意外なものだが、仮説に過ぎず、読者がこの推理をするのは難しい。 ドーヴァー警部が物証をつかむために企てた策略も、ドーヴァー警部らしい、身勝手きわまりないもの。 「ところで、真相は何?」 最後の最後で、煙にまかれてしまった気分。
切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)Amazon書評・レビュー:切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)より
4150717516
No.2:
(5pt)

これが「ベスト1」と評判だったので読みました

ドーヴァーシリーズは、女性作家の冷静な筆致があちこちで賞賛されていたので、一度読んでみたいと思っていました。
読んでみてびっくり、うわさに違わぬ迫力でした。
どうみても給料泥棒のような、鼻持ちならないいやな男、ドーヴァー警部。でもこの本では、奥さんの言葉や、部下のマグレガーや地方の巡査が集めた情報を、
聞いてないようでいて、ちゃんと頭のなかで構築して推理しています。

他のシリーズも読んでみたいのですが、できれば文庫で買いたくて、ポケミスしか手にはいらないものは、どうしようか迷っています。
(それとも、1と2は、文庫化されていないのでしょうか?)

これ一冊のおもしろさは十分味わえましたが、シリーズとしての味わいは、この一作だけではまだわからないような気がします。
切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)Amazon書評・レビュー:切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)より
4150717516
No.1:
(5pt)

男にとって最も無慈悲な切断

ドーヴァー警部シリーズの第4作であり、シリーズの最高傑作であると共に、海外ミステリ・ベストテン級の作品であると思う。作者のジョイス・ポーターは40才を過ぎてから作品を発表し始めたと聞く。そのせいか女性の醒めた目から見た際の最低の男性の品性、即ち、横暴、無責任、無神経、女性蔑視、不潔、おまけに太った体型等を具現化した警部としてドーヴァーが創造された。だがシリーズ中、事件はドタバタの中でいつも解決されてしまうのである。
本書の原タイトルは上記のレビュー・タイトルに近いものだったと思うが、まさに男にとって最も無情・悲惨な「切断」が起こる市での事件に、ある偶然からドーヴァーが立ち向かうのである。笑ってやって下さい。
切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)Amazon書評・レビュー:切断 (ハヤカワ・ミステリ文庫 32-1)より
4150717516



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