ドーヴァー 1
- ドーヴァー警部シリーズ (10)
- 警察小説 (526)
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先に同シリーズ4作目の「切断」が面白かったので、 こちらの1作目を読んだ。 たまたま偶然途中から解ってしまった。 でも面白かったですよ。 | ||||
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なにも問題なく 本も綺麗でした。 値段高いのがネックでしたが満足しています。 | ||||
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イギリスの地方で行方不明者が出て捜査が開始され・・・というお話。 記念すべきドーヴァー・シリーズ第一作ですが、最初から奇を衒う内容で、少々驚きました。一番最初に発売された際は結構度肝を抜かれた方もいらっしゃったと思います。一応フェアプレイ構成されているので「読者への挑戦」等を挿入してもいいと思いますが、本書の謎解きにを出来る人は少ないかも。 昔、実際にこういう犯罪がフランスであったそうですが、動機が動機だけに捜査が難航、なかなか犯人が捕まらなかったとか。 ドーヴァーのキャラについては、故瀬戸川さんのカリカチュアされ過ぎで却って笑えないというのが真実ですが、そういう所を補って余りある奇想に満ち尚且つミステリとしての合理性も尊重されている所にこの作品の真価があると思います。 いつだったか憶えていないですが、最高傑作と言われている「4 切断」を読んだ記憶があり、それに比べるとまだおとなしいかもという事で☆の数は控え目にしておきました。これからどんどん高くなると思います。 イギリス推理小説に独自の地位を築いた名シリーズ第一作。機会があったら是非。 | ||||
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本書はイギリスの女性推理作家ジョイス・ポーターのデビュー作(1964年)にして、ドーヴァー主任警部の初登場作品。 ドーヴァー主任警部の人物像については、「紫陽花」さんがレビューでとても的確に語っておられます。 私、今から50年程前に、世界の名探偵を紹介した本を読み、その中で史上最低の探偵として載っていたのがドーヴァー警部。どんな酷い人物かと想像を膨らませ、今回手に取りました。 イギリスの田舎町クリードシャーに棲む老人の話し相手として住み込みで働いていた若い女性が失跡します。地方警察から連絡を受けたロンドン警察副総監は「若い娘にありがちな・・。しかし、万が一誘拐事件であったら・・・」と、この曖昧な誰もが嫌がりそうな本件の調査を日頃の腹いせにドーヴァー主任警部に指示します。かくして、ドーヴァー警部は愚痴を言いながら、その部下マグレガー刑事とともに調査に乗り出します。 ドーヴァー警部、確かに面倒臭いことは部下に押し付ける、人の弱みに付け込む、言うこと聞かなければ力で勝負・・・等々と性格悪いことこの上ないのですが、笑えました。それは、彼が、根本的には警官の仕事が好きで、一生懸命に悩みながら仕事をしている人物に見えるから。捜査では絶えず壁にぶつかり、お嘆きになりますが、私にはこの程度の停滞は彼の能力の問題ではないように思えます。同様に、物語の進行も中盤までゆったりしていましたが、私にはちょうどよかったです。一体、どんな結末が待っているのかと思っていたら、終盤にドーヴァー警部の怒涛の推理と活躍が待っていました。さすが、主任警部までなっている人は凄い(笑)。 登場人物もドーヴァー警部に劣らず、一癖二癖ある人物が登場し、作家の力量に感心するやら笑うやら。それにしても、最後の部分はとてもブラックで、ちょっと怖かったです。 | ||||
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「ドーヴァー警部」シリーズの第1作。作者は40才を過ぎてから執筆活動に入った由。成熟した女性の醒めた目から見た際の最低の男性の品性である、横柄、身勝手、自己中心、無責任、女性蔑視、不潔、おまけに太った体型等を具現化した人物としてドーヴァーが創造された。そんなドーヴァーだが、事件が起きる度、ドタバタ劇の中、犯人の勘違いや偶然等から事件は解決してしまうのである。 ドーヴァーはロンドン警視庁所属なのだが、煙たがれていつも地方の事件に回される。今回も田舎娘の失踪事件で、イヤイヤながらハンサムな部下マクレガー(いつも異動願いを書いている)と一緒に事件現場に出向く。相変わらずのドタバタが続くが、そのユーモアは洗練されており大いに笑わせてくれるが、意外なことに解決は鋭い(勿論ドーヴァーが鋭い訳ではない)。これには感心した。 シリーズの代表作は4作目の「切断」(世界ミステリ・ベストテン級)だと思うが、本作と次作の「ドーヴァー (2)」はユーモア・ミステリの傑作としてミステリ史上に残る出来だと思う。 | ||||
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