案外まともな犯罪



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    初公開日(参考)1971年12月
    分類

    長編小説

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    案外まともな犯罪―ホン・コンおばさんシリーズ (Hayakawa pocket mystery books)

    1971年12月31日 案外まともな犯罪―ホン・コンおばさんシリーズ (Hayakawa pocket mystery books)

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    No.1:
    (3pt)

    「ドン・キホーテ」よろしく、所謂「noblesse oblige」を果たすために「ホン・コンおばさん」が奮戦する姿を描いた作品だが、やや空回りに終わった感が

    ドーヴァー警部シリーズで有名な作者が、ドーヴァー警部の代りに創造した「ホン・コンおばさん」シリーズの第一作。同性に対する女性の眼は非常に厳しい様なので、ドーヴァー警部以上の"ずうずうしく"醜悪な造形を期待したのだが、この点に関しては期待外れ。"ずうずうしい"事は確かに"ずうずうしい"のだが、「ホン・コンおばさん」の正式名には頭に「honorable」が付くという、れっきとした貴族階級の老嬢という設定。ドーヴァー警部にはない人情味にも溢れている。「ドン・キホーテ」よろしく、所謂「noblesse oblige」を果たすために「ホン・コンおばさん」が奮戦する姿を描いた作品と捉えた方が良いと思う。マクレガー刑事(あるいはパンチョ)よろしく、ミス・ジョ-ンズという召使の老嬢を用意して、2人の会話の面白さで物語を彩るという点はドーヴァー警部シリーズと同様。

    ドーヴァー警部とは異なり、「ホン・コンおばさん」は好奇心を持って事件に取り組むのだが、論理的一貫性のないドタバタ喜劇風の展開の中で"何時の間にか"犯人に辿り着くという点もドーヴァー警部シリーズと同様。見落とされがちだが、ドーヴァー警部シリーズはミステリ的技巧においても優れている。本作でも、「Why Done It」、「Who done It」に対して作者の伏線が敷かれている。しかし、ミステリ的技巧においてはドーヴァー警部シリーズより劣っている様に映った。「noblesse oblige」として善意溢れる「ホン・コンおばさん」の奮闘が周囲に迷惑を及ぼしてしまうという新しいユーモア・ミステリを狙った作品だが、やや空回りに終わった感がある。
    案外まともな犯罪―ホン・コンおばさんシリーズ (Hayakawa pocket mystery books)Amazon書評・レビュー:案外まともな犯罪―ホン・コンおばさんシリーズ (Hayakawa pocket mystery books)より
    4150011672



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