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魔偶の如き齎すもの

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あらすじ

2022年06月15日 魔偶の如き齎すもの (講談社文庫)

奇妙な文様が刻まれている魔偶――土偶の骨董――は、所有する者に福と禍をもたらすという……。大学を卒業して三年目の春を迎えた刀城言耶は、その話を聞いて旧家の屋敷を訪れた。そこには魔偶に興味を持った者たちがすでに集っていた。表題作の他、『妖服の如き切るもの』『巫死の如き甦るもの』『獣家の如き吸うもの』、さらに、これまで文庫化されていなかった『椅人の如き座るもの』を収録した中短篇集。(「BOOK」データベースより)

評判

魔偶の如き齎すものの評価:

5.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.00pt

魔偶の如き齎すものの総合評価:

5.50/10点 レビュー 10件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9
(1pt)

他の方が書いてる通りクロとシノは余計

面白いんですよね、昭和の独特な雰囲気だとか、ホラー要素だとか本当に好きなんですよ。
それは前提。だけどね、コメディー要素(クロシノコンビ)はいらない…
省いて読んでるうちに余韻がなくなって、怖い!と思ってたものも消えて、まだやってるのか…と飽き飽きしてくる。
長編の場合はそれでも絡まない箇所もあって楽しめるんだけど、短編の場合は、貴重な箇所でそこ楽しんで書いちゃう?とガッカリする。
ちなみに最後のおまけのような作品、あれの結末もなんなの?って感じ。え?シノ、それで終わり?という。なんかもう拍子抜け。
魔偶の如き齎すもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔偶の如き齎すもの (講談社文庫)より
4065282748
No.8
(1pt)

他の方が書いてる通りクロとシノは余計

面白いんですよね、昭和の独特な雰囲気だとか、ホラー要素だとか本当に好きなんですよ。
それは前提。だけどね、コメディー要素(クロシノコンビ)はいらない…
省いて読んでるうちに余韻がなくなって、怖い!と思ってたものも消えて、まだやってるのか…と飽き飽きしてくる。
長編の場合はそれでも絡まない箇所もあって楽しめるんだけど、短編の場合は、貴重な箇所でそこ楽しんで書いちゃう?とガッカリする。
ちなみに最後のおまけのような作品、あれの結末もなんなの?って感じ。え?シノ、それで終わり?という。なんかもう拍子抜け。
魔偶の如き齎すもの Amazon書評・レビュー: 魔偶の如き齎すものより
4065164958
No.7
(4pt)

作家探偵・東城雅哉はいかに作られたか

この短編集では、個々の事件の謎よりも、刀城言耶が小説家としてデビューして以降、どのように「作家探偵・東城雅哉」のイメージが作られていったかを描くことに力が注がれている。

文庫版では1篇追加され全5篇だが、表題作「魔偶の如き齎すもの」での推理は、前半3篇の内容を踏まえつつ行われるため、追加された「椅人の如き座るもの」は、装丁でも目次でも明らかにボーナストラック扱いになっている。
いっぽうで全5篇中、収録順に1番目、3番目、5番目は、刀城言耶が事件現場を全く見ずに、聞かされた話や読んだ文章を基に推理する「安楽椅子探偵」ものであり、その点で短編集全体としてはABABAの構成になっている。
短編集としての配列・全体構成に配慮がなされ、かつ真相に至る手がかりは、すべて読者にもわかる形で提示されていて、刀城言耶シリーズはフェアプレイの本格推理だったのだ、と再認識させられる。
あえて事件の謎を単純なものにして、「作家探偵・東城雅哉」のイメージは、本人の意志とは関係なく、周囲が作りだしたことを印象付けることに、作者の意図があったのでは?と思える。

刀城言耶は、「昭和の名探偵」として名高い(とシリーズ中で設定されている)冬城牙城の実の息子であるために、次代の「名探偵」たることを期待されているらしいのだが、あくまでも小説家であり民間人であって、捜査権も何もない。したがって、いわゆる「後期クイーン的問題」から逃れられず、「探偵の知らない情報が存在する(かもしれない)ことを探偵は察知できない」ために「作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の解決かどうか作中では証明できない」。
それゆえ、与えられた情報に基づいて考えられる限りの可能性を検討しつつ、犯人側が負けを認めるか、周囲が納得するかしなければ、事件を解決したことにならない。
本人が証明するのではなく、周囲が認めるのだ。
こうした推理手続きの煩雑さは、「後期クイーン的問題」を踏まえた「本格推理」では避けて通れない。

刀城言耶シリーズの本質はフェアプレイの本格推理であり、「名探偵」たることを周囲から期待されている刀城言耶は、本人が証明するのではなく、あくまでも周囲から認められることで、結果を出しているのだと読者に再認識させるために書かれたのが、この短編集なのでは?
魔偶の如き齎すもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔偶の如き齎すもの (講談社文庫)より
4065282748
No.6
(4pt)

作家探偵・東城雅哉はいかに作られたか

この短編集では、個々の事件の謎よりも、刀城言耶が小説家としてデビューして以降、どのように「作家探偵・東城雅哉」のイメージが作られていったかを描くことに力が注がれている。

文庫版では1篇追加され全5篇だが、表題作「魔偶の如き齎すもの」での推理は、前半3篇の内容を踏まえつつ行われるため、追加された「椅人の如き座るもの」は、装丁でも目次でも明らかにボーナストラック扱いになっている。
いっぽうで全5篇中、収録順に1番目、3番目、5番目は、刀城言耶が事件現場を全く見ずに、聞かされた話や読んだ文章を基に推理する「安楽椅子探偵」ものであり、その点で短編集全体としてはABABAの構成になっている。
短編集としての配列・全体構成に配慮がなされ、かつ真相に至る手がかりは、すべて読者にもわかる形で提示されていて、刀城言耶シリーズはフェアプレイの本格推理だったのだ、と再認識させられる。
あえて事件の謎を単純なものにして、「作家探偵・東城雅哉」のイメージは、本人の意志とは関係なく、周囲が作りだしたことを印象付けることに、作者の意図があったのでは?と思える。

刀城言耶は、「昭和の名探偵」として名高い(とシリーズ中で設定されている)冬城牙城の実の息子であるために、次代の「名探偵」たることを期待されているらしいのだが、あくまでも小説家であり民間人であって、捜査権も何もない。したがって、いわゆる「後期クイーン的問題」から逃れられず、「探偵の知らない情報が存在する(かもしれない)ことを探偵は察知できない」ために「作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の解決かどうか作中では証明できない」。
それゆえ、与えられた情報に基づいて考えられる限りの可能性を検討しつつ、犯人側が負けを認めるか、周囲が納得するかしなければ、事件を解決したことにならない。
本人が証明するのではなく、周囲が認めるのだ。
こうした推理手続きの煩雑さは、「後期クイーン的問題」を踏まえた「本格推理」では避けて通れない。

刀城言耶シリーズの本質はフェアプレイの本格推理であり、「名探偵」たることを周囲から期待されている刀城言耶は、本人が証明するのではなく、あくまでも周囲から認められることで、結果を出しているのだと読者に再認識させるために書かれたのが、この短編集なのでは?
魔偶の如き齎すもの Amazon書評・レビュー: 魔偶の如き齎すものより
4065164958
No.5
(2pt)

最後の章以外は好き❗️

最後の章だけ祖父江嬢が出た瞬間本を閉じたので
読みませんでしたが、
それ以外は結構好きです✨

短編の中じゃこの1冊が一番好きかも!
祖父江嬢が最後の章でなかったら星5でした
魔偶の如き齎すもの (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 魔偶の如き齎すもの (講談社文庫)より
4065282748

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