(アンソロジー)

探偵小説の世紀



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初公開日(参考)1983年12月
分類

アンソロジー

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探偵小説の世紀 (下) (創元推理文庫 (110‐11))

1985年08月01日 探偵小説の世紀 (下) (創元推理文庫 (110‐11))

上巻につづいて黄金期の名編を収める。アリバイ崩しに冴えをみせるヘンリー・ウエイドの「三つの鍵」を筆頭に、フォーチュン氏譚の「青年医師」、ソーンダイク博士ものの「白い足跡の謎」、あるいはチャーリー・チャンの生みの親ビガーズの「一ドル銀貨を追え」、ヘンリー・ウッド夫人の「エイブル・クルー」など、力作中編を併載した。(「BOOK」データベースより)




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探偵小説の世紀の総合評価:5.00/10点レビュー 3件。Eランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

色々重なりました。

苦しい読書だった。上下2冊で1,150ページ余り、34編もの短編が集められたアンソロジー。しかも全てが’30年代の黄金時代物だから文体が堅苦しいこと!
半ばうつつの状態で読み進んだ時もあり、今収録作を目次で見返しても覚えていないものが多い。

下巻の最後の方に若干読みやすく、興味を覚えた作品があったが、果たしてこれらが本格黄金期を代表する諸作なのか疑問が残る。特にシリーズものの短編などは読者に予備知識があるものとして語りかける構成のものもあり、戸惑った。
私にもう少し読書のスキルが必要なのか、それとももはや時代の奥底に葬られるべき凡作群なのかは判らないが、十分愉しめなかったのは事実として残った次第である。

Tetchy
WHOKS60S
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.2:
(3pt)

粒ぞろいの作品集

全575頁という厚さの中に12の短編と2つの中編が納められているが際立ったのものはあまりないがどれもそれなりの面白さがあった。

最も面白かったのはH.S.ハリスンの短編「ミス・ヒンチ」だった。ある夜更けに見ず知らずの老牧師と老婦人がニューヨークの地下鉄に乗り合わせる。老牧師の読んでいた新聞にはある殺人事件の記事が派手な見出しとともに載っていた。それは変装の名人である有名女優ミス・ヒンチが自分の許婚者を剣で刺し殺した事件で、その捜査に当たっていた有名な女探偵ジェシー・ダークももはや解決をあきらめたかという内容だった。老婦人はその記事に興味を持ち新聞を貸してもらうのだが…
全体で34頁の中で前半はゆっくりとした展開、後半からはぐんぐんとスピード感が上がっていく。意表を突くラストも見事である。

アール・デア・ビガーズによる中編「1ドル銀貨を追え」は、豪華なヨットによるクルージングの中でヨットのオーナーが大事にしていた1ドル銀貨が偽物とすり替えられるという事件が起こる。犯人はヨットに乗っている船客か乗務員か?新聞記者ビル・ハモンドは船内で恋人とともに犯人捜しに奮闘する。
事件としては面白いが全体的に冗長さが目立つ。文体も安っぽい感じで解決もあまり納得がいかなかった。

ヘンリー・ウッド夫人による中編「エイブル・クルー」は、片田舎で起こった二人の幼児の毒死事件を扱う。幼児の飲んだ丸薬に毒が混入していたため丸薬を与えた村の聖人エイブル・クルーに疑いがかかる。田舎風な会話劇は最初はのんびりした感じを与えるが次第にそれがかえって深刻な感じを増していく。事件の進展や関係者たちの動向も重厚なタッチできめ細かく描かれていく。2回に渡る検死審問等、ラストまでグイグイと引き込まれたが、残念ながら解決がミステリーとは言えない内容であった。
探偵小説の世紀 (下) (創元推理文庫 (110‐11))Amazon書評・レビュー:探偵小説の世紀 (下) (創元推理文庫 (110‐11))より
4488110118
No.1:
(4pt)

100年に渡るアンソロジー

探偵小説の時代100年間を俯瞰するアンソロジー
年代を偏らずに収めているので
他の同種の本には載らないような
レアな短編が多数収録されています
探偵小説の世紀 (上) (創元推理文庫 (110‐10))Amazon書評・レビュー:探偵小説の世紀 (上) (創元推理文庫 (110‐10))より
448811010X



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