Xの悲劇

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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ

2019年04月22日 Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)

鋭敏な推理力を持つ引退した俳優ドルリー・レーンは、ニューヨークの路面電車で起きた殺人事件への捜査協力を依頼される。ニコチン毒を塗ったコルク球という異様な凶器が使われた、あまりにも容疑者が多い難事件から、ただひとりの犯人Xを指し示すべく、名探偵は推理と俳優技術のかぎりを尽くす。巨匠クイーンがバーナビー・ロス名義で発表した、本格ミステリ史に燦然と輝く〈レーン四部作〉の開幕を華々しく飾る、傑作中の傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

Xの悲劇の評価:

7.17/10点 レビュー 12件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.17pt

Xの悲劇の総合評価:

8.00/10点 レビュー 119件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(7pt)

Xの悲劇の感想


▼以下、ネタバレ感想

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こしあん派
8OHZXGSI
No.4
(8pt)

多くの人に読んでもらいたい名作

クイーンの名作、耳の聞こえない元舞台俳優ドルリーレーンものの一作目、面白くて昔夢中になって読んだのを覚えてますが、内容は例によってすっかり忘れていますので、新作のように楽しめました。連続殺人事件ですが、一つ目の殺人から、レーンは犯人に当たりをつけつつも、第二、第三の犯行が。この辺りはわかっているなら早よ捕まえろよ、とツッコミたくなるところ。でも、最終幕のレーンが種明かしする『舞台裏』を読めばそれも納得。そこでの犯人に迫っていく論理は、全ての伏線が見事に回収される圧巻の推理。なぜ気づかなかったんだろうと自分で情けなくなるほど。『メインテーマは殺人』が本格ものと言われていて確かに面白いのですが、クイーンはそれ以上のものを連発している作家だということを改めて再認識させられた名作でした

タッキー
KURC2DIQ
No.3
(7pt)
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凄すぎる、ドルリー・レーン

高濃度のニコチンが付着した針の刺さったコルク球に触れて被害者は亡くなるという斬新な手法で事件は始まり、そして第2・第3の事件が起こる。電車の中や船の上で殺人は起こるので、正確な時間や諸条件から容疑者を絞ることができる。まさに本格派の楽しみが詰まった作品でした。
正直、ドルリー・レーンの頭の回転には全く着いていけませんでしたが、推理を呼んでなるほど!と思うことがいくつもありました。キャラクターのかっこよさが際立っていました。

▼以下、ネタバレ感想

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.2
(7pt)

ちょっと無理があるかな

評判が良いので期待していましたが、それほど面白くありませんでした。

わたろう
0BCEGGR4
No.1
(7pt)

Xの悲劇の感想

古典名作をいまさらながらに読了。
解決編での真相が解明した時に判明する緻密に計算されたロジックと爽快感はお見事です。
自身の能力の問題で、人の名前が覚えられず面白さが半減…。
もう少し海外作品にも慣れなければと反省です。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.107
(5pt)

ポーの影響

エドガー・アラン・ポーは、探偵と犯人が鏡像関係にあることを繰り返し描きました(『謎ときエドガー・アラン・ポー』参照)。エラリー・クイーンのこの作品でも、探偵と犯人は本質的に似通っています。探偵は元役者で、メークや衣装を変えて、一人で何役もこなせる人物です。そして犯人もまた……。
 Yの悲劇では、ポーのデュパン第一作(モルグ街の殺人)における犯人(オランウータン)をなぞってクイーンは犯人を造形したと私は思っています(クイーンの犯人も「猿まね」が上手です)。Xの悲劇では、デュパンものの最終作(盗まれた手紙)の犯人像(探偵デュパンの「双子」のような犯人)にクイーンはインスパイアされたのではないでしょうか。ならばZの悲劇はどうなのでしょう。こんど読んでみたいと思います。
 ちなみに、この新訳はとても読みやすいです。Zの悲劇も中村さんの訳で……しかし、まだ(2024年7月時点)出ていないようですね。
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488104436
No.106
(5pt)

XもYも実は面白い

エラリー・クイーンはYの悲劇から先に読んだのですが、翻訳も読みにくいしなんだかなぁ。。。と言う印象でした。が、こちらのXはテンポが良く入りやすかったです。その上でもう一回Yを思い浮かべると、Xと同じくらい良い作品と感じました。車掌業務を掛け持ちとか、多少無理ある気はしましたが、全体を通して推理小説らしい論理的な展開だったと思います。
Xの悲劇 (1963年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (1963年) (角川文庫)より
B000JAJ2S2
No.105
(3pt)

久しぶりに読んで見ました

Xの悲劇、Yの悲劇、Zの悲劇は,エラリークイーンの代表作として,ずっと心に残っていました。久しぶりに,Zの悲劇を読んだのをきっかけとしてXの悲劇も読んで見ました。思っていたほど,すっきりとした推理とは言えませんでしたが,推理小説の金字塔として,もう一度読んで観る価値はありました。
Xの悲劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (角川文庫)より
4042507158
No.104
(4pt)

ヴァン・ダインも読みたくなる

後世的にはクイーンの方が知名度や評価が高いが作品の数と打率、話題作りなどそれは個人的にも納得である。が、クイーンの最高傑作との呼び声も高い本書を読んでみると単品においては両者甲乙つけがたくクイーンはヴァンダインのフォーマットを流用している事と当然ヴァンダインの方が先という事で個人的にはヴァンダインの方が上な気はする。といっても本作は老俳優探偵でその仕事がら変装も得意というオリジナルな面白さ。日本の推理大家たちの多くがクイーンの後追いと言ってもいい位の事を鑑みるにクイーンもやはりすごい。クイーンを読むとヴァンダインのグリーン家や僧正あたりも読んでみたくなる。ようは色々この時代の「元祖推理作家たち」の作品を読みたくなる事間違いなしの作品。
Xの悲劇 (1963年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (1963年) (角川文庫)より
B000JAJ2S2
No.103
(5pt)

数10年ぶりに読んでみた

三大ミステリー作家と言われているが、日本ではアガサアガサアガサなのだろう。
時代は100年くらい前のニューヨーク。
この小説が正確なのかどうかは分からないが、当時のNYの描写には引き込まれる。
だが、訳されたのも50年くらい前なのだろう。
放送禁止用語、言葉狩りで無くなった言葉(良いことか悪いことかは分からない)、そして、今の日本語としては違う漢字になった熟語や言い回し、原音に忠実なカタカナ英語。

記憶に間違いが無ければ、エラリー・クィーンのデビュー作への対抗として書かれている。
発表時は変名だったため。

数十年前は4部作を一週間で読んでしまったが、一日一章と決めて辞書で漢字や熟語、時代背景を確かめながら読んだ。

 アガサは今でも色々な訳者がいて、時代に言葉もあわせてくれているが、物語に入るまでは勇気がいる。
 できれば新しい訳者に出てきて欲しいと思う、良い作品だ。
 私は4部作で一つだと思っていて、これがミステリーの最高傑作だと、数十年前も、今、読み返してみても、そう思う。
 一度時代と世界に入れば、その中で動き回れる。
 また、夜更かしに引きずり込んでくれた、とても良い作品。
Xの悲劇 (1963年) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (1963年) (角川文庫)より
B000JAJ2S2

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