被害者のV
- 警察小説 (526)
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世界初の警察小説だそうで、やはり時代を反映して、出来としてはかなり素朴。 ラジオ歌手のアンドレアがアパートの上階から悲鳴をあげたとき、前の道路を徐行していたクルマが突如暴走し人を撥ねた。その轢逃げ事故を処理しに派遣された三級刑事ミッチ・テイラーは事件を適当に処理しようとしたが、悲鳴と轢逃げの関連性に疑念を抱き、アパートにアンドレアを訪ねると、彼女は「友だちの」保険屋の身が危ないと彼を急かして友達の住まいに行かせる。そこでミッチは頭を鈍器で殴られた保険屋の死体を見つける・・・というのが導入部。ところがミッチが群衆にいいとこ見せようとして思いつきで呼ばせた鑑識のジョブ・フリーマンが中盤から大活躍し、逃げた車の遺留物質から始まる諸々の証拠を分析して真相への足掛かりを割り出していきます。鑑識がまだ十分に認知されていなかった時代で、自白に頼ろうとするベテラン警官を納得させるのに苦労するジョブと仲間たち。そしてジョブの分析眼とミッチの行動力が徐々に融合していき、最後は検事や警視を前に鮮やかに全貌を描いて見せます。 若い読者向けの警察小説入門書として適してると思います。 | ||||
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