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ヘッポコ屋敷嬢 さんのレビュー一覧
ヘッポコ屋敷嬢さんのページへレビュー数134件
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殺人事件なんだかそうじゃないんだか良く分からない事件だった。森博嗣先生はミステリー作品で起きる殺人事件に読者が納得できる動機は必ずしも必要ではない、という考え方の作家さんなのだろうか?
西之園教授(萌絵の父親)を殺した人間ならば肉親でも殺せるが犯人が真賀田博士なら殺さないと断言する犀川と、還暦間近なのに漆黒の長い髪を維持している紅子にゾッとした。 この母子はいろんな意味で真賀田四季に匹敵するモンスターだと思う。 この3人に比べたら萌絵なんて親しみが持てるキャラクターもいいところだよなあ。設定こそ美人でいつまでも清楚で天才で大金持ちで…と浮世離れしているけれど犀川と紅子と真賀田博士に比べたら凡人みたいなもんだと思う。 |
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やっぱり岩井志麻子さんのホラーは現代を舞台にしたものよりも江戸〜昭和の話の方が面白いな、と確信した一冊。
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ヒロインによるシンデレラのガラスの靴に対する考察が面白かった。
12時過ぎて馬車がカボチャに従者がネズミにドレスがボロ服に戻ったのに、なぜガラスの靴だけが消えなかったのか?答えは簡単。ガラスの靴だけは本物で、本命の王子様を落とすために別の王子様から買ってもらったから …なんて、熟年女性作家にしか書けない事だわ。 男性はあまりそういう点には疑問を持たないだろうし、若い女性は疑問に思ってかつそういった答えに辿り着いても口に出したりツイッターや著書に書いたりしないと思う。自分もそういう事をする女だと思われるのが嫌だから。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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死人が出たというのに「わぁい」とか「どきどきしてきた」とか言い出す恵美に一瞬ギョッとしたが、萌絵に連絡した後正気に戻って泣き出すのを見てホッとした。
萌絵と犀川が服を着ないで朝を迎える仲になっていたのにはビックリ。 |
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女達よりも女達に自分の心の闇を打ち明けられる相手とみなされなかった男達の方が哀れだった。
作者はエロオバハンで有名な方だが、本当は男よりも女が好きなんだと思う。 男登場人物達の書き方が、女よりも男が好きな女の書くそれじゃない。 |
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「風は青海を渡るのか?」にも書かれていたけど、ハギリというか森博嗣さんは正攻法でないやり方で攻めることもある=人間的という考え方の人なんだろうか?
もしそうだとしたら一部の精神障害者は「人間じゃない」もしくは「人間らしくない」ということになってしまうと思うのだが。 |
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ロボットが機械ではなく人工細胞で作られるようになり、人間が人工細胞を取り入れて長生きするようになったおかげで、何処から何処までが「生きている」という状態なのかが分からなくなった時代の話。
ウォーカロンの頭脳の基礎を作ったのはやっぱり真賀田博士だったのか。しかも、200年以上も逃走中とな(^◇^;) |
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語り口が岡山弁なせいか、お世辞にも裕福とは言いがたい田舎が舞台なせいか、「ホラーというよりもジジババが孫たちを怖がらせるために語っている昔話みたいだな」と思った。
ホラー要素だけでなくエロ要素や禁断の恋も盛り込んであるあたりがホラー作家でありエロオババンである岩井志麻子さんらしい。 |
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ウォーカロン、ミチル、マガタなど「え?これって四季シリーズやギリシャ文字シリーズの続きなの?」と思うような名前な単語が出てきた。
相変わらず森先生のSFは設定が面白い。 信じられないような世界になってはいるが、決して荒唐無稽ではなく「もしかしたらそうなるかもな」と思える部分があるというか。 |
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犯行現場も人間関係も殺人犯の思考も色んな意味で壊れてる。
博士課程に進んだ西之園萌絵嬢が、S& Mシリーズに比べたらだいぶ大人しくなったもののお嬢様ぶりや個性的なファッションが相変わらずで「この人いつになったら落ち着くのかな」と思った。もう二十代後半だよね彼女… まあ完全に落ち着いた西之園なんてそれはそれで面白くないから良いのだけど。 |
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