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ヘッポコ屋敷嬢 さんのレビュー一覧

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レビュー数29

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No.29:
(8pt)

意外とメロドラマ

だんだんとドロドロ展開になってきた。
キャラクター造形や表紙のせいでラノベっぽい印象を受ける作品だが、よく読むとメロドラマ並みの人間模様。
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
No.28:
(8pt)

可愛いけど可愛くない


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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
No.27:
(8pt)

バジリスク甲賀忍法帖の原作小説

パチンコ屋でおなじみの「バジリスク甲賀忍法帖」の原作になった小説。伊賀組と甲賀組の戦い方が終盤になればなるほど忍者同士の戦いというより頭脳戦や情報戦と表現したいようなものになっていくのが面白かった。
ただ忍者達の能力が割とグロテスクなのでエログロが嫌いな人には向かないと思う。またヒロインである朧が当主としてもくノ一としても役立たずなのでいわゆる「足手まといヒロイン」が嫌いな人はイラっと来るかもしれない。


甲賀忍法帖  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
山田風太郎甲賀忍法帖 についてのレビュー
No.26:
(8pt)

アゲタXアゲタ

Xシリーズ第3弾。

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タカイ×タカイ 〈CRUCIFIXION〉 (講談社文庫)
森博嗣タカイ×タカイ についてのレビュー
No.25:
(8pt)

真相が曖昧

「ジグβは神ですか」から1年後。
西暦で言えば2006年、元号で言えば平成18年の話。

講義の最中にコスプレして歌でも歌ってやろうかしら?と言う萌絵を加部谷が笑ったのは「そんな発想する人、西之園先生だけですよ」という意味なのか。それとも「いくら完璧すぎ眩しすぎ綺麗すぎでも32にもなってコスプレはナイでしょ」という意味なのか。

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キウイγは時計仕掛け KIWI γ IN CLOCKWORK (講談社文庫)
森博嗣キウイγは時計仕掛け についてのレビュー
No.24:
(8pt)

酷すぎるぞ661661

前作から3年経過した夏の物語。
海月は萌絵を追って?W大学に編入し、山吹は助教授になり、加部谷は大学院には進学せず官庁の職員に。

最後の方の海月のセリフを読んで、やっぱり森博嗣先生はミステリー小説における殺人犯の動機にはあまり関心が無い人なんだなと思った。

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ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN (講談社文庫)
森博嗣ジグβは神ですか についてのレビュー
No.23:
(8pt)

萌絵以上に好きな男に相手にされない加部谷

「ηなのに夢のよう」の1年後の話。
恵美ちゃんと海月が昔の萌絵と犀川っぽくなってきた。
森博嗣先生は何を考えているのか分からない男とそんな男に夢中な女という組み合わせが好きなのだろうか?
私が萌絵や恵美ちゃんだったら犀川や海月を好きになってもあれだけ素っ気なくされたら「女に興味のない俺カッコイイとか思ってんだろバカヤローコノヤロー」とか言ってさっさと見切りをつけてると思うのだが。

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目薬αで殺菌します DISINFECTANT α FOR THE EYES (講談社文庫)
森博嗣目薬αで殺菌します についてのレビュー
No.22:
(8pt)

本当に夢を見たかのような読了感

殺人事件なんだかそうじゃないんだか良く分からない事件だった。森博嗣先生はミステリー作品で起きる殺人事件に読者が納得できる動機は必ずしも必要ではない、という考え方の作家さんなのだろうか?
西之園教授(萌絵の父親)を殺した人間ならば肉親でも殺せるが犯人が真賀田博士なら殺さないと断言する犀川と、還暦間近なのに漆黒の長い髪を維持している紅子にゾッとした。
この母子はいろんな意味で真賀田四季に匹敵するモンスターだと思う。
この3人に比べたら萌絵なんて親しみが持てるキャラクターもいいところだよなあ。設定こそ美人でいつまでも清楚で天才で大金持ちで…と浮世離れしているけれど犀川と紅子と真賀田博士に比べたら凡人みたいなもんだと思う。
ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η (講談社文庫)
森博嗣ηなのに夢のよう についてのレビュー
No.21: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

出発点を疑え

海月の「好奇心と支配欲は類似している」という意見になるほどなあと思った。
森博嗣さんの作品はストーリーよりも登場人物の考え方やそこから透けて見える森さんの思考が面白い。

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εに誓って SWEARING ON SOLEMN ε (講談社文庫)
森博嗣εに誓って についてのレビュー
No.20:
(8pt)

デボラ、眠っているのか?の感想

「風は青海を渡るのか?」にも書かれていたけど、ハギリというか森博嗣さんは正攻法でないやり方で攻めることもある=人間的という考え方の人なんだろうか?
もしそうだとしたら一部の精神障害者は「人間じゃない」もしくは「人間らしくない」ということになってしまうと思うのだが。

デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping? (講談社タイガ)
No.19:
(8pt)

生命体とそうでないものの違いとは


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風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake? (講談社タイガ)
No.18:
(8pt)

魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?の感想

ロボットが機械ではなく人工細胞で作られるようになり、人間が人工細胞を取り入れて長生きするようになったおかげで、何処から何処までが「生きている」という状態なのかが分からなくなった時代の話。

ウォーカロンの頭脳の基礎を作ったのはやっぱり真賀田博士だったのか。しかも、200年以上も逃走中とな(^◇^;)
魔法の色を知っているか? What Color is the Magic? (講談社タイガ)
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

バラバラ殺人ばかりを集めた短編集

題名の通り、殺人犯が死体を解体する諸々の理由を扱った短編集。犯人が死体バラバラにするエピソードが出てくると、大抵は怨恨とか犯行場所から持ち去ろうとしたとか隠そうとしたとかという話になるものだが、それ以外にも色々な理由があるのだということを教えてくれる作品。最後の章で前の章までの話がひとつにまとまる、という形で終わるのだが、そこでも死体をバラバラにした意外な必要性が明かされる。
解体諸因 (講談社文庫)
西澤保彦解体諸因 についてのレビュー
No.16:
(8pt)

突如空から降って来た液体が降りかかった青年は…


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スナッチ
西澤保彦スナッチ についてのレビュー
No.15:
(8pt)

フェチズム、レズビアニズム、ミステリー、ホラー


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動機、そして沈黙
西澤保彦動機、そして沈黙 についてのレビュー
No.14:
(8pt)

元ドロボウの坊主による謎解き


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支那そば館の謎 裏京都ミステリー (光文社文庫)
北森鴻支那そば館の謎 についてのレビュー
No.13:
(8pt)

京極夏彦先生のギャグ小説


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南極。 (集英社文庫)
京極夏彦南極 についてのレビュー
No.12:
(8pt)

凡人から見た結城


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ラスト・ワルツ (角川文庫)
柳広司ラスト・ワルツ についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

リアルなのかどうかは知らないけれどリアリティを感じるスパイもの

スパイに憧れる子供に読ませたらゲンナリしそうな内容だった。実際のスパイがどんなものかは知る由もないが、何となくこんなものかも、と思わせるところが凄い。登場人物達の記憶力の良さや順応性や手先の器用さやパワーが人間離れしている感じもしなくもないが、こんな奴いないだろう!という人間でないと戦時下で敵の情報を得るなんて不可能だろうからこれはこれでありかなと。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳広司ジョーカー・ゲーム についてのレビュー
No.10:
(8pt)

本編より好み

おなじドダバタ馬鹿コメディでも榎木津メインの探偵小説と違いこちらは楽しめた。おそらく理由は主人公の多々良にあると思う。多々良はまっこと人間のクズだが毎回その報いを受けるかのように痛い目にあう。が、榎木津は周りを引っ掻き回すだけで痛い目を見ることはない。そこがイラつくのかもしれない。
多々良and蓮沼コンビのスポンサー富美がまた美少女なのはお約束なのか。男は内面外見ともに奇抜なキャラが多いのに女は九分九厘美人しか書かない京極先生。朝晩鏡を見るたびに惚れ惚れするほどのドブスな私にはそこに腹が立つ。
文庫版 今昔続百鬼 雲 〈多々良先生行状記〉 (講談社文庫)
京極夏彦今昔続百鬼 雲 についてのレビュー


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