スナッチ
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いきなり降ってきた銀色の雨を浴びた者は宇宙の生命体に人格を乗っ取られてしまう。恋人との結婚を控えた22歳の奈路允生は自分の体の中で目覚めたのは31年後であった。31年間の自分の人生はどうなったのか。奇しくも連続殺人事件が起こり巻き込まれていくことになる。失われた31年の人生に殺人事件の鍵があるのか。 一回きりの人生というものの意味を考えさせられる。食品添加物などの問題、がん治療の是非、免疫力を無視した解熱剤の使用の問題など、現代が直面する問題を直截に提示もしている。作者が示したのが正解かどうかはこれからの課題ではあるだろう。 | ||||
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謎の微生物に体を乗っ取られ気がついたら歳をとった別人格の自分がいた。なんと虚弱体質になっており、生きていくのも大変なとき、連続殺人事件が起こる。一見、何の関係も無さそうな事件であったが、段段と明らかになる原因が想像を遥かに越えていた。 | ||||
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衝撃のつまらなさ。内容は薄く強引なわりに長々といらない引用と参考文献の丸写し、3分の1ぐらいの長さにできそう。食べ物と癌のはなしいらない。かなりのやっつけ仕事。7回死んだ男だけが奇跡のような出来なのか他の作品を読むといつもがっかりさせられる。 | ||||
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22歳でベツバオリとなった主人公は31年の時間を経てサシモドシとなった. 失われた時間への思いと,周辺で起きる殺人事件の真相とは? 31年前の時代考証がきめ細かく, そこから現代へのタイムトリップしたかのような主人公の反応が面白い. そして,その時間を失ったことへの主人公の戸惑いや苦悩といった部分も 表現されていて,単純なセンス・オブ・ワンダーだけでない深みを感じさせてくれる. 連続殺人の顛末には少々強引な部分もあるものの 動機も含めて,SF要素をうまく活かしたミステリーになっている. 一方で,ベツバオリに語らせる健康観や癌の考察はあまりにもひどい. そもそも「宇宙からの未知の生命体」というなんでもありの設定なのだから, 体質と嗜好が変わった,の一言ですむことを これだけくどくど語らせることに何らかの(しかも誤った情報の)プロパガンダの意図が感じられ, 私のような医療従事者には失望を通り越して,怒りすら感じる. | ||||
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2008年に出た単行本の文庫化。 ジャック・フィニイ『盗まれた街』を下敷きとしたSFミステリ。謎の「雨」によって身体を乗っ取られた主人公が数十年後に自我を取り戻したところ、連続殺人が起こっており……というストーリー。 いつもの通りの異様な設定である。そして、その設定が隅々まで作り込んであるところが楽しい。 ただ、ミステリとしてはどうだろうか。パッとしないように思った。 | ||||
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