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なおひろ さんのレビュー一覧

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レビュー数208

全208件 41~60 3/11ページ

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No.168: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

絶叫の感想

タイトルは「絶叫」。クライマックスで確かに絶叫してますね、ダークヒロインが。子供が出来なくて離婚し、職を失って転落してしまった女性(陽子)の死亡について、子供が出来た為に離婚し、復職して刑事に戻った女性(綾乃)が捜査して行くお話。両者の共通点は一人で生きている事。決定的な違いは…特に無いのかもしれません。絵に描いた様な転落人生、どこかで止められただろうか?。最後は真っ黒。結婚すれば上がりの幸せな人生、とは行かなくなった現代女性の壮絶人生を描いた作品、出て来る男はみんな自由で、馬鹿で楽しそう。男で良かった。

絶叫 (光文社文庫)
葉真中顕絶叫 についてのレビュー
No.167:
(7pt)

さよならの手口の感想

「葉村シリーズ」四作目。前作から13年振りとの事ですが、かなりの力作。次から次へと謎が増えて行き、同時に葉村の体の傷も増えて行きます。登場人物もどんどん増えて行き、展開について行くのが大変でした。前作も詰め込み過ぎだと思いましたが、今回は気分の悪い事件が3つも並行して起きてしまいます。どれもこれも酷い話で、面白いとは言い難い。悪意の人に狙われる、家族間の問題、これらの共通点は、逃げられない、と言う事でしょうか。立ち向かう葉村も大変ですよねぇ、これから良い40代が過ごせると良いな、陰ながら応援します。

さよならの手口 (文春文庫 わ)
若竹七海さよならの手口 についてのレビュー
No.166: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

屍人荘の殺人の感想

著者初読み。第27回鮎川哲也賞受賞作。ミステリランキング四冠。幸いほぼ予備知識無しに読むことが出来ました。称賛の嵐の本作ですが、個人的好みではまあまあと言うレベル。単純に、登場人物が多い割に気に入ったキャラが居なかった(ラノベ的?)、建物が複雑で何処に居るのか瞬間的に理解し辛かった、と言う感じ。閉鎖空間の作り方は斬新、第一の殺人の真相はビックリした、その辺りは評価出来るけどね。ここまでやるには、動機が弱いのが小説をドラマと捉えれば、少し淋しく思ったかな。パズルとしては上々です、本格はそれで良いのでしょう。

屍人荘の殺人 (創元推理文庫)
今村昌弘屍人荘の殺人 についてのレビュー
No.165:
(7pt)

ロシア紅茶の謎の感想

作家アリスの国名シリーズ第一弾。最近本格ミステリーの短編集は余り読まないのですが、短編ならではの楽しさが有った。事件が起きると、ごちゃごちゃ捜査せずにすぐ解決。これはこれで良いもんですが、短いページ数で必ずひとネタ入れるんだから書くのは大変ですねぇ。そう言う意味ではシリーズキャラクターは重要、設定の説明が短くても世界にすぐ入れるからね。各篇それぞれ楽しめました、いっぱい持ってるんで、作家アリスもボチボチ読んで行こう。

ロシア紅茶の謎 (講談社文庫)
有栖川有栖ロシア紅茶の謎 についてのレビュー
No.164:
(7pt)

Jの少女たちの感想

阿南シリーズ第二作。前作より3年後の阿南の姿を描く、ハードボイルドミステリー。阿南の少し変化(成長?)した性格は少し受け入れやすくなっていた。読み易くなった原因は、所長と藤森凉子の存在も大きい。前作は余りに陰鬱な人物ばかりで、読んでいて疲れてしまった。ただ、今作は「Jの少女たち」と言う意味深なタイトル、その意味が分かった時、残念ながら正直うんざりしました。個人的に全く共感も理解も出来ない世界(まあ、男性はほとんどそうじゃ無い?)、20年以上前から有ったんですねぇ。まだまだ続く阿南の人生、更に追いかけるよ。

Jの少女たち (創元推理文庫)
太田忠司Jの少女たち についてのレビュー
No.163:
(7pt)

the TEAM ザ・チームの感想

見事な連作短編集。被害者は特に出ていないが、やっている事は完全に違法で有る為、クライムノベルの範疇に入るかと思います。こういった設定ですので、短編をそれぞれ独立させて長くシリーズを続ける事も出来たはず、ところがラスト2話での幕の引き方は本当にお見事!。家族関係がテーマの人情話みたいなのが多くてしんみりとして良かったが、余り犯罪集団が主人公の設定は好きでは無い事も有り、丁度良い「潮合い」だったと思います。スタートからラストまでの流れが気持ち良く、連作短編集のお手本の様な作品でした。面白かったです。

the TEAM(ザ・チーム) (集英社文庫)
井上夢人the TEAM ザ・チーム についてのレビュー
No.162: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ぼぎわんが、来るの感想

著者初読み。第22回日本ホラー小説大賞<大賞>受賞作。各章で視点が変わり、登場人物の印象がどんどん変わって行く構成が面白かった。ホラーは普段読まないので比較出来ないが、本作はミステリー風の感じでも有るのかな?。ただ、ぼぎわんの造形が想像し辛く、ちょっと画が浮かばなかったからでしょうか、余り怖く無かったとも言えるかも。出て来る人がみんな裏表が凄いので、イヤミスっぽい感じも受けたけど(私はイヤミス超嫌い)、ギリギリ耐えられる範囲かな(笑)。いずれにしても、デビュー作でこのクオリティはヤバいねー。続編も読むよ。

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)
澤村伊智ぼぎわんが、来る についてのレビュー
No.161: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

湖底のまつりの感想


▼以下、ネタバレ感想
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湖底のまつり (創元推理文庫)
泡坂妻夫湖底のまつり についてのレビュー
No.160:
(7pt)

黄土の奔流の感想

著者初読み。昭和40年に発表された作品だが、物語の舞台は大正12年の中国上海なので、今読んでも逆に違和感は無かった。「冒険小説の時代」とかつて呼ばれた頃、船戸与一、志水辰夫、北方謙三、佐々木譲らの、冒険、ハードボイルド小説をかなり読んだ。でも著者は昔の人と言う感じがして、読まなかったね。主人公紅真吾の行動の規範はハードボイルド的であるが、作品の文体や会話の雰囲気は冒険小説寄りな感じ。次々と襲い掛かる危機をどう乗り越えるのか、出会いと別れ、友情と裏切り、秘密や嘘。凄く面白い冒険活劇、読まずに死ねるか!。

黄土の奔流: 冒険小説クラシックス (光文社文庫)
生島治郎黄土の奔流 についてのレビュー
No.159:
(7pt)

黒猫館の殺人の感想


▼以下、ネタバレ感想
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黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 (講談社文庫)
綾辻行人黒猫館の殺人 についてのレビュー
No.158:
(7pt)

許されようとは思いませんの感想


▼以下、ネタバレ感想
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許されようとは思いません
芦沢央許されようとは思いません についてのレビュー
No.157:
(7pt)

ルパンの娘の感想

泥棒一家の娘と警察一家の息子の恋愛はどうなるのか?。一応冒頭で起きた殺人事件を解決するミステリーでは有るのですが、この設定ですからねぇ、真面目に考えちゃダメでしょ。正直そちらは付けたし見たいな物なので、犯人が誰でも、動機が何でも、警察の動きが不自然でも、全然気にならないです。ハートウォーミング・ホームコメディと捉え、二人の行く末を見守ろうじゃありませんか。最後は上手く行くと良いなぁ、どうすればハッピーエンドになれるのかなぁ?、是非そこだけ注目して読んで下さい。私にはとても面白かったよ。

ルパンの娘 (講談社文庫)
横関大ルパンの娘 についてのレビュー
No.156:
(7pt)

極悪専用の感想

極悪人専用マンションの住人は殺し屋等々でいっぱい、しかし家賃はバカ高いがセキュリティは万全で、外部からの干渉を受けずにすむセーフハウスとなっております。ただ、そこで事情が有り無理やり管理人助手として働く主人公にとっては、毎日が命懸け。いつ死体袋の側になるのか、全く気の抜けない毎日が続きます。と言う訳で、大沢版「ダイナー」と言う感じ。10篇の連作短編は徐々に流れを作って行き、最終的に物語は大きな区切りを迎えます。グロ少な目、笑い多めなので、読み易くて気軽に楽しめます。内容は軽くて薄いのに面白い。上手いなぁ。
極悪専用
大沢在昌極悪専用 についてのレビュー

No.155:

友罪 (集英社文庫)

友罪

薬丸岳

No.155:
(7pt)

友罪の感想


▼以下、ネタバレ感想
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友罪 (集英社文庫)
薬丸岳友罪 についてのレビュー
No.154: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

生ける屍の死の感想


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生ける屍の死(上) (光文社文庫 や 26-3)
山口雅也生ける屍の死 についてのレビュー
No.153:
(7pt)

水晶の鼓動: 警視庁捜査一課十一係の感想

警視庁殺人分析班シリーズ3作目。前作に比べ本作はとても面白かった。殺人分析班は益々形骸化されてますが(笑)。連続殺人と連続爆破、と言う派手な事件に立ち向かいながら成長をして行く塔子。今回は更に可愛さがアップして、事件の内容だけが作品の品質を決める物では無い、事を改めて感じるなぁ。もちろん、不可解な現場から続く謎は、伏線を回収しつつ納得出来る結末を迎え、軽い警察小説として十分楽しめました。重くて暗いのは嫌いな方におススメ。著者の作品がずっと途切れなく出版されているのは、ちゃんと需要が有るからなんでしょうね。
水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)
No.152:
(7pt)

被害者は誰?の感想

貫井さんこんな軽い話も書けるんだねー、な短編集。著者の作品は社会派の重い感じの物が多く、読むのにパワーが必要と言うイメージだった。本作は軽く読めるユーモアミステリーであるが、何より論理的推理で唯一の犯人が特定出来る『本格』だった事が一番の驚き。著作のほんの一部しか読んで無いので勝手な印象だったが、倒叙系作家、もしくは推理よりも物語を辿って行く面白さ、みたいな方だと思ってました。未読の多くの作品を今後読んで行くのが楽しみになりましたね。おススメします。

被害者は誰? (講談社文庫)
貫井徳郎被害者は誰? についてのレビュー
No.151:
(7pt)

探偵が早すぎるの感想


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探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)
井上真偽探偵が早すぎる についてのレビュー
No.150:
(7pt)

転迷 隠蔽捜査4の感想

久々のシリーズ第4作目はとても面白かった。前作が嫌いで続きを読む気が無くなり6年以上空いたが、本作は良い進化が有った様に思う。竜崎は基本的には変わらないが、周りからの見方や自身の家族への対応が少し変化した感じが好ましかった。今回は幾つもの事件が同時に起こり、心身ともに疲弊してしまう。最後はいち警察署長以上の仕事をする事になるが、そこを見事にこなしてしまうのがカタルシスに繋がるんだなぁ。水戸黄門的安定シリーズ、今後も読み続けて行きたい。
転迷: 隠蔽捜査4 (新潮文庫)
今野敏転迷 隠蔽捜査4 についてのレビュー
No.149: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

斜め屋敷の犯罪の感想

30年以上振りの再読。しかしメイントリックと犯人は覚えておりました。去年読んだ物でもすっかり忘れてしまう昨今、いかにインパクトが強かったのか、が偲ばれます。とにかく屋敷の構造が余りにも複雑で、図解を常に確認しないと何処で何が起きているのか把握出来ません。さて、本格ミステリーの金字塔、新本格ブームの礎たる本作ですが、今読み返すと個人的な評価は…微妙。しかし島田御大は、あくまでも島田御大のみが許される地平に一人立っている。バカミスとか言って失笑してはいけない、他人がマネしてもいけない。超越。改めてそう感じた。
改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田荘司斜め屋敷の犯罪 についてのレビュー