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なおひろ さんのレビュー一覧
なおひろさんのページへレビュー数200件
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著者初読み。七海学園シリーズ一作目。第18回鮎川哲也賞受賞作。児童養護施設が舞台の作品なので、どうしても暗い背景がベースに有り楽しい物語とは言い辛い。ただ主人公の明るくポジティブな性格と、海王さんの存在のおかげで少しは読み易くはなっていたかな。日常の謎系の連作短編が最終話で驚きの繋がりを見せる、流石に強引な所は有るが良く考えられた出来だったと思います。とにかく高評価の続編が読みたくてまずは本作を読んだ訳ですが、虐待、貧困、ネグレクト等々に苦しむ子供たちの話、続けて読むのもしんどそうやなぁ…。
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著者に対するイメージからガチガチの本格ミステリを期待してましたが、考えて見ればタイトルがすでにふざけてましたね(笑)。と言う訳で、ブラックユーモアミステリ寄りのやや緩い作品集でした。「変奏曲・ABCの殺人」が一番面白かったですが、正にそんな感じでしたよね?。ただ各編とも余りシャープな切れ味が有るタイプでは無かったので、好みとしては物足りなかった印象です。
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どう言うタイプの話か知らず読みましたが、ミステリーとは少し違う感じです。グランドホテル形式の群像劇を楽しむ物なんだな、と読んでいるとどうも違和感が…?。どんな仕掛けなのかは読んで見て欲しい所ですが、自分的にはややこしくていまいちだったかな。感情移入出来るキャラも居なかったし、メッセージ性が強いのはまあ好き好きでしょうが、圧と熱を感じて少々くどかったですねぇ。
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杉村三郎シリーズ五作目。前作がとても面白かった記憶が微かに有り、かなり期待して本作を読んだが、それよりずっと以前に読んだシリーズ初期作の事を更に微かに思い出した。ああ、そう言えばどうしようもない人の悪意で嫌な気分になったなぁ、と。本作の一話目、三話目を読んで、楽しかった方って居るんですかね?。登場人物の誰かに感情移入したり、悲しみに心を揺さぶられたり、悪意の人について色々考えさせられたり、どれも濃い話では有りましたが、読んでる間ずっと楽しくは無かったですね。まあ求める物と違っただけで、良く出来ていますが。
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著者初読み。第21回『このミステリーがすごい。』大賞・文庫グランプリ受賞作。とにかくひっくり返す事だけに注力して、登場人物を皆サイコパスと造形し(動機が本人的な理由だけで良いからか?)、アンフェアギリギリの叙述トリックで突っ走った作品。そう言う作品なのでキャラや動機には文句は言えないが、どうやってその人の所在をを見付けたの?とか、どうやって死体隠したの?、とかは気になりましたけど。とは言え、「虐げる側」「虐げられる側」と言うテーマ?は一貫してましたし、新人賞への公募作ならば派手に気を引く物になるのも納得。
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教場シリーズ4作目。今回は色々異色だったが、風間視点で語られているので内面が分かるのには驚いた。また、生徒を篩にかけるのが仕事だったはずが、退校者を出さない事を課せられるのも新鮮な設定でした。しかし思ったのは、最大の魅力だった緊張感が無くなって普通の学園物みたいになってないか?、です。まあワンパターンからの脱却なのでしょうが、微妙な感じでしたね。ただ、ラストの一行はシリーズの流れとして良いオチ?になっていて、感動的だったと思いました。
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著者初読み。第63回メフィスト賞受賞作。はっきり言えば乗り切れなかった作品。そもそもパン屋さんは経営が破綻しているんだから潰れても仕方がない。その金銭援助をしている設定に最初から違和感を感じる。なのでこのスイッチは押しても押さなくてもどちらでも良く、特に緊張感を感じない。そして登場人物の大学生たちですが、中学生かと思う様な幼い思考の子供たちで全く誰にも共感出来ず。宗教の話も背景になっているはずなのに、取って付けた様なちぐはぐな印象を持ちました。と言う訳で、若者は楽しめるかもですが、年寄り向けでは無いかな。
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著者初期作品。ミステリを書こうとしてますので、殺人事件が何度も起きますし主人公が何度もボコられます(笑)。後、連作短編集だったからか、毎話飲みに行く場面が続くのは結構しつこく感じたかも。とは言え内容に関する感想としては、結構面白かったと思います。恋窪の立場にしては逆襲が上手く行き過ぎな感じはしますが、とは言えこれ以上は難しいでしょうからほど良い結果だったかも知れません。20年以上前に書かれた、初期作品らしい今とは違う若さや荒さを楽しむ作品だったと思いました。
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著者27歳、1977年の作品。著者の他作品で逸木裕氏が解説を書いている物が有るのですが、数多い山田作品の中で氏のフェイバリットが本作との事でした。誰が読んでも間違い無く面白い、超傑作、とのご紹介に釣られて読んで見ました。荒唐無稽な設定、ストーリー、キャラクター、バカミスならぬバカ冒険小説に最初は辟易したが、熱量が凄い。途中から段々と気になら無くなって、最後は楽しんでいました。細かい事は気にしない方には私もおススメします。ちなみに本作は第78回直木賞候補作。司馬遼太郎、柴田錬三郎らの選評は散々でしたけど…。
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著者初読み。前半の「13の秘密」は新聞記事等を自宅で読むだけで真相を見抜くと言う安楽椅子探偵物。一遍が非常に短くて推理クイズの様な作品集でしたが、時代が違うので納得出来るのもそうもでないのも様々。後半は初体験のメグレ警部物である「第1号水門」。1932年の作品を1963年に日本で出版した物だったので、とにかく翻訳が読み辛い。内容も暗くてどんよりした事件であり、しかもメグレはほぼ捜査も推理もしてない様に感じられる。なるほどこのシリーズは本格ミステリではないんですね、知らんかった。まあ人間ドラマと言う事かな。
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カエル男シリーズ二作目。前作読了後8年半経っていたので、内容をおさらいしてから読みました。なるほど正統続編として完全に繋がってました。犯人が全然分からなくて(それらしい人浮かばず)、最後は自分的には納得した様なそんなアホな様な微妙な真相では有った(笑)。まあテーマ的には、刑法第三十九条について考えよう、と言う感じでしょうから十分書いてはいましたけど。後、古手川の浅慮かつ直情振りには辟易した。最近のヒポクラテスシリーズではもう少し大人な感じもするので、若い頃の話という事かな。では続きは完結編の文庫化の後で。
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著者の作品は「ウェディング・ドレス」を読んで以来9年振り。家族がテーマの作品集で、まあ感動系と言う感じです。ミステリとしてはワンアイディアの短編ばかりなので、そこの評価がどうなのか、でしょうが、個人的には余り楽しめなかった。家族、特に親子関係を取り扱った物が多かったので、そこはそれなりに沁みる所も有りましたが、子供側の視点ばかりだったので親世代としては、親の心子知らず、って感想になるのかな…。
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著者デビュー作。時代や舞台に統一感は無いが、全てが少女を主題とした短編集。ミステリとしての仕掛けも各編に有るが、犯人当ての様な本格寄りと言うよりは耽美的で湿った世界観の物語を味わう作品集でした。皆川博子味も感じますが、比較するとまだ少し薄味かも知れません。著者の作品を読むのは三冊目でその中では一番面白かったが、自分の好みの真ん中を突く事は無く、やはり少し苦手な作家さんの様で残念。もう一冊持ってますが、さて…。
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