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ちんちろりん さんのレビュー一覧
ちんちろりんさんのページへレビュー数77件
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前作『幻惑の死と使途』と対になる話。
要所要所で前作との絡みが見られるので、今作とセットで読むことをお薦めします。 |
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シリーズ前作までは理詰めで謎に迫っていたイメージだけに、今作は曖昧で抽象的な表現が印象に残る作品になっています。
そこが良いと言う人もいれば、作品の魅力が損なわれたと捉える人もいそう。 今作の核となる壺と箱のトリックはこの人ならではと唸らせる出来。 |
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作者の仕掛けた罠は読み終わってみれば単純なんですが、読んでいる最中はそれに気づけませんでした。
話の設定も面白いですしオススメできる作品です。 作者は一年ほど前に亡くなられてたんですね。 そのことだけがとても残念です。 |
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シリーズ4作目なので主役二人のキャラクターはしっかりしているし、起承転結のはっきりしたストーリーも読みやすかったです。
ただ今作も悪くはないのですが、無難すぎるというか、一作目『すべてがFになる』が衝撃的すぎて、以後のシリーズ続編がだんだんと尻すぼみしているような感覚は否めません。 |
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序盤はライトノベルのような雰囲気、中盤からは急展開で一気にミステリーらしくなります。
登場人物たちのユーモアあふれる掛け合いも面白いし、トリックも本格的。 全体的に軽くポップな印象を受ける作品なので、重厚な作風を好む人には合わないかもしれません。 |
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デビュー作ながらトリックは振るっています。
ページ数からも作者の並々ならぬ情熱を感じる作品。 過去の有名作品を知っていることを前提に話が進む場面もあるので、ミステリー小説を読み慣れた人向けと言えるかもしれません。 |
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風呂敷を広げるのも畳むのも上手い作家だと思います。
この作品でもこれでもかと張り巡らせた伏線を、二転三転する展開の中見事に回収しています。 ただ、暗めの話を読み手に悪い方へ悪い方へと想像させるので、そのあたりは心しておいた方がいいかもしれません。 この人の作品は読後に妙な爽やかさが残るのも特徴ですね。 |
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独特のリズムでひたすら突っ走ります。
ついていけない人は数ページで投げるような癖のある文章ですが、逆にそれは読者をこの作品の世界に引きずり込む、強烈な個性と言えるような気もします。 登場人物もアクの強い人間が揃っており、彼等の激しいぶつかり合いがスパイスのように物語を刺激的にしています。 ミステリーというよりはミステリーの皮を被った別の何かといった印象を受ける「こまけえこたあいいんだよ!!」的なノリに耐えられる方向け、なんでもアリなメフィスト賞らしい作品。 |
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デビュー作にも関わらず癖のない文章は読みやすく、後のベストセラー作家の片鱗は窺えます。
しかし、爽やかな筆致に油断しているとエグイ設定をスッと入れてくる人ですね……。 |
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言い方は悪いですが、ホテルでディナーを楽しんでいたらメインにカップラーメンが出てきた感じ。
途中までは面白かったのですが、中盤以降の展開がチープに感じられて興をそがれてしまいました。 |
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限られた時間帯での出来事を、テンポよくまとめられていて読みやすい作品でした。
残念だったのは犯人の犯行に至る動機の微妙さ、それを含めた登場人物達の心理描写が弱くそれぞれの行動に納得しづらかった点。 要所要所にジャズの曲が出てきたり、チームをバンドに例えたわりには最後までその意味が薄く、ストーリーにジャズを絡める意味をあまり感じられなかった点ですね。 ですがそれ以外の点ではまずまず楽しめました。 同じ北海道警察を舞台にしたシリーズ続編があるみたいなので、時間がある時にでも読んでみたいです。 |
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読みやすい短編集でしたが、良くもなく悪くもなくといった印象。
25年以上前の作品なので設定に古臭さは禁じ得ませんが、表題にもなっている『開けっ放しの密室』はトリックや伏線の張り方に巧みさを感じました。 |
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