■スポンサードリンク


ちんちろりん さんのレビュー一覧

ちんちろりんさんのページへ

レビュー数77

全77件 61~77 4/4ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.17: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

異邦の騎士の感想

月並みですが、謎が謎を呼ぶ先の展開が読めないストーリーで、最初から最後まで楽しく読めました。
単体でも十分かもしれませんが、『占星術殺人事件』『斜め屋敷の犯罪』など既刊のシリーズ作品を先に読んだほうが、よりこの作品を楽しめると思います。
このシリーズは上記の二作を以前に読みましたが、個人的にはこれが一番面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
異邦の騎士 改訂完全版
島田荘司異邦の騎士 についてのレビュー
No.16:
(6pt)

花と流れ星の感想

シリーズ三作目ですが、これは長編ではなく短編集になってます。
前二作では道尾視点でしたが、今作では凜の視点から語られる話もあるので、このシリーズが好きな人はそこも楽しめるんじゃないでしょうか。
どの話にもそれぞれに物悲しい雰囲気がありますが、重厚というよりもライトな感じなので、本格的なものを期待していると肩透かしを食らうかもしれません。
良くも悪くもサッパリとして読みやすい作品だと思います。
花と流れ星 (GENTOSHA NOVELS)
道尾秀介花と流れ星 についてのレビュー
No.15: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

骸の爪の感想

シリーズ物の前作が面白かったのでこちらも読んでみましたが、個人的には前作『背の眼』よりもミステリー寄りに感じられました。
半分ほど読んだ所で犯人の検討はついてしまったのですが、物語全般における作者の仏教や仏像に関する深い知識には感嘆しました。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
骸の爪 (幻冬舎文庫)
道尾秀介骸の爪 についてのレビュー
No.14: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

背の眼の感想

ホラーとサスペンスとミステリーの要素が絡んだ作品です。
以前『向日葵の咲かない夏』を読んだ事があるのですが、こちらの話の方が好みでした。
読後は、ホラーらしい少し薄ら寒くなるような感覚もありながら、それだけじゃなく何ともいえない寂しさや切なさも感じました。
良作だと思います。




▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)
道尾秀介背の眼 についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

斜め屋敷の犯罪の感想

仕掛けが凝っているせいか、話の前半部分が館の説明パートのように感じられ少々読むのがつらかったです。
反面、トリックを解く団は流石と唸りたくなるほど鮮やかでした。
御手洗と石岡の気の置けないやり取りは面白かったので、できればもう少し早く彼らを登場させてほしかったですね。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田荘司斜め屋敷の犯罪 についてのレビュー
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

99%の誘拐の感想

謎解きというよりストーリー展開を楽しむ作品ですね。
この作品が書かれたのは20年以上も前ですが、現在のようにパソコンが当たり前に普及していない時代に、これだけの話を考えられる作者の力量は特筆すべきものだと思います。
癖が無い文章だったのでサクサク読めて面白かったです。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
99%の誘拐 (講談社文庫)
岡嶋二人99%の誘拐 についてのレビュー
No.11: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

そして扉が閉ざされたの感想

少ない登場人物と限られた場所で話が進むのですが、その設定を巧みに利用して、主人公の視点と閉じ込められた四人による会話というシンプルな構成のみで書かれています。
こういう作家を筆力があるっていうでしょうか、最初から最後までとても読みやすい作品でした。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
そして扉が閉ざされた 新装版 (講談社文庫)
岡嶋二人そして扉が閉ざされた についてのレビュー
No.10: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

占星術殺人事件の感想

冒頭の手記から物語がはじまるのですが、この手記が退屈というかなんというか……。
数ページで眠くなるような文章で、正直読むのがかなり苦痛でした。
手記が終わり本格的に話が進みだすと一転、冒頭のつまらなさが嘘のように楽しんで読むことが出来ました。
三十年以上前に書かれた作品ですが、ミステリ好きにオススメを聞くとこの作品を推す声が多いのも納得の傑作だと思います。

読み終わった後に改訂完全版があるのを知りました。
この作家は他にも改訂した作品があるみたいなので、そういうのが気になる方はその辺り気をつけた方がいいと思います。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
占星術殺人事件 改訂完全版 (講談社文庫)
島田荘司占星術殺人事件 についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

向日葵の咲かない夏の感想

ネットではよく話題になる作品ですね。
今までのミステリにはなかった奇抜なトリックが楽しめる作品です。
どちらかというと変化球的な物語なので、その辺は覚悟して読むことをオススメします。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

十角館の殺人の感想

いろいろなところで絶賛されている作品ですが、遅まきながら読んでみました。

推理モノの定番の要素がギッシリ詰まっています。
途中に見取り図も載っていて、読者が読みながら推理しやすい構成になっていました。
作中いくつかヒントらしき描写もあるので、自分が探偵になったような気分で読むと面白いかもしれません。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.7:
(8pt)

流星ワゴンの感想

三組の父子が登場し、それぞれの抱える問題に向き合っていく物語。
悩み、弱さ、後悔といった感情を巧みに描写しており、文章自体も読みやすかったです。
途中きわどい性描写があったりするので万人向けとは言い難いですが、子供を持つ父親にとっては感情移入しやすいオススメの作品だと思います。

読後すごく親孝行したくなりました。
流星ワゴン (講談社文庫)
重松清流星ワゴン についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

夏と花火と私の死体の感想

フラッと入った本屋で文庫本のコーナーを眺め、たまたま目に入ったこの作品。
この作者の作品は、自身のペンネームのインパクトとともにタイトルも独特なものが多く、目的が他にあってもつい手にとってしまう魅力がありますね。

死体視点の一人称という、とても斬新な設定で話が進む作品です。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
乙一夏と花火と私の死体 についてのレビュー
No.5: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

イニシエーション・ラブの感想

初めて読む時はラストまで平凡な恋愛小説ですが
ラストでその評価を大きく覆されました
最後まで読んだ後に改めて最初から目を通すと
読んでるうちに感じた数々の違和感が解消されていく気持ち良さがありました

好きな人は好きだと思いますが、合わない人は全然合わない
評価が大きく割れそうな作品だと思います

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.4:
(4pt)

残虐記の感想

現実にあった事件をモチーフに書かれたものだと思いますが
読後にそれほど残るものはありませんでした

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
残虐記 (新潮文庫)
桐野夏生残虐記 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

重力ピエロの感想

ストーリーも登場人物も想像どおりで
読む前に抱いた期待感からすると少し物足りませんでした
重力ピエロ (新潮文庫)
伊坂幸太郎重力ピエロ についてのレビュー
No.2: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

葉桜の季節に君を想うということの感想

当時ランキングの上位にあったので薦められるまま読んでみました
結果、予想以上に面白かったです
最後まで読むと、このきれいなタイトルの意味がわかるようになっていて
よく考えられたストーリーだと思います
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
No.1: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

殺戮にいたる病の感想

インパクトのあるタイトルに惹かれて手に取りました
タイトルどおり、衝撃的な内容と秀逸なトリック
10年ほど読書からは遠ざかってましたが、この本をキッカケにまた読書熱が蘇りました

新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー