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ちんちろりん さんのレビュー一覧

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レビュー数16

全16件 1~16 1/1ページ

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No.16:
(6pt)

六番目の小夜子の感想

設定も含めて話自体は凄く面白かったです。
ホラーでもあるのですが青春小説としての色も濃い作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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六番目の小夜子 (新潮文庫)
恩田陸六番目の小夜子 についてのレビュー
No.15:
(6pt)

片眼の猿 One-eyed monkeysの感想

読み手の心に楔を打ち込むような暗く重い作品が印象的な作家ですが、今作はどちらかというと明るいイメージ。
インパクトはそれほど感じませんでしたが、読後感は悪くなかったです。
アルコールに例えるなら、度数はそれほど強くないけどバランスの取れたカクテルといった感じでしょうか。
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)
道尾秀介片眼の猿 One-eyed monkeys についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

予知夢の感想

事件の陰にある心の機微を描くような作品もあり読んでいて楽しめました。
前作は科学の力で不可思議な現象を解き明かす的なスタンスでしたが、今作はその点が若干薄れた気がします。
予知夢 (文春文庫)
東野圭吾予知夢 についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

探偵ガリレオの感想

今作を読む前にドラマや映画を見た人は、映像のそれとのイメージの違いに少し戸惑いそう。
映像から入った人が一番ギャップを感じるのが主演の二人だと思います。
文庫本の巻末で湯川のモデルについて触れていますが、映像は映像でとてもよく出来ていただけに、キャスティングの佐野史郎→福山雅治という発想は驚嘆に値します。
探偵ガリレオ (文春文庫)
東野圭吾探偵ガリレオ についてのレビュー
No.12:
(6pt)

六枚のとんかつの感想

シモネタが満載なので抵抗ある人は避けたほうが無難。
かなりゆるいタイプの話ばかりなので、休日に酒でも飲みながら寝転がって読むのにオススメ。
六枚のとんかつ (講談社文庫)
蘇部健一六枚のとんかつ についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

夏のレプリカの感想

前作『幻惑の死と使途』と対になる話。
要所要所で前作との絡みが見られるので、今作とセットで読むことをお薦めします。

夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER (講談社文庫)
森博嗣夏のレプリカ についてのレビュー
No.10:
(6pt)

もう誘拐なんてしないの感想

序盤はライトノベルのような雰囲気、中盤からは急展開で一気にミステリーらしくなります。
登場人物たちのユーモアあふれる掛け合いも面白いし、トリックも本格的。
全体的に軽くポップな印象を受ける作品なので、重厚な作風を好む人には合わないかもしれません。

もう誘拐なんてしない (文春文庫)
東川篤哉もう誘拐なんてしない についてのレビュー
No.9:
(6pt)

ドッペルゲンガー宮「あかずの扉」研究会流氷館への感想

デビュー作ながらトリックは振るっています。
ページ数からも作者の並々ならぬ情熱を感じる作品。
過去の有名作品を知っていることを前提に話が進む場面もあるので、ミステリー小説を読み慣れた人向けと言えるかもしれません。
ドッペルゲンガー宮―“あかずの扉”研究会流氷館へ (講談社文庫)
No.8:
(6pt)

笑う警官の感想

限られた時間帯での出来事を、テンポよくまとめられていて読みやすい作品でした。
残念だったのは犯人の犯行に至る動機の微妙さ、それを含めた登場人物達の心理描写が弱くそれぞれの行動に納得しづらかった点。
要所要所にジャズの曲が出てきたり、チームをバンドに例えたわりには最後までその意味が薄く、ストーリーにジャズを絡める意味をあまり感じられなかった点ですね。

ですがそれ以外の点ではまずまず楽しめました。
同じ北海道警察を舞台にしたシリーズ続編があるみたいなので、時間がある時にでも読んでみたいです。
笑う警官 (ハルキ文庫)
佐々木譲笑う警官(うたう警官) についてのレビュー
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(6pt)

冷たい密室と博士たちの感想

物語の主人公が理系の助教授と学生というコンビのため、周りいる教授や研究者といった人間も必然的に多く登場しますが、作者自身がそうだからでしょうか、一般人とはどこかズレた価値観を持つ学者という人種を、上手く描いていると思います。

前作「すべてがFになる」と比べると衝撃度が欠けるのは否めませんが、それなりには楽しめました。

▼以下、ネタバレ感想
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冷たい密室と博士たち (講談社文庫)
森博嗣冷たい密室と博士たち についてのレビュー
No.6:
(6pt)

ソロモンの犬の感想

モノローグにやたら反復法が使われているところなど、序盤は会話にも大学生らしい若さとゆるさが感じられる青春小説です。
クライマックスでは上手い騙しもありますが、登場人物たちの動機や伏線がちょっと強引というか無理矢理な印象を受けましたね。
切なさ、やるせなさ、爽やかさの混じった、奇妙な読後感のある作品でした。
ソロモンの犬 (文春文庫)
道尾秀介ソロモンの犬 についてのレビュー
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(6pt)

私の男の感想

読む前に想像していたとおり、重く暗いストーリーでした。
淳悟と花という奇妙な親子を中心に時間軸が逆に描かれているので、読んでいくうちに少しずつ二人の関係が明らかになっていきます。
鬱屈させる内容で残虐性とは違ったグロさがあるので、生理的に受け入れない人もいるかもしれません。

▼以下、ネタバレ感想
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私の男
桜庭一樹私の男 についてのレビュー
No.4:
(6pt)

花と流れ星の感想

シリーズ三作目ですが、これは長編ではなく短編集になってます。
前二作では道尾視点でしたが、今作では凜の視点から語られる話もあるので、このシリーズが好きな人はそこも楽しめるんじゃないでしょうか。
どの話にもそれぞれに物悲しい雰囲気がありますが、重厚というよりもライトな感じなので、本格的なものを期待していると肩透かしを食らうかもしれません。
良くも悪くもサッパリとして読みやすい作品だと思います。
花と流れ星 (GENTOSHA NOVELS)
道尾秀介花と流れ星 についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

骸の爪の感想

シリーズ物の前作が面白かったのでこちらも読んでみましたが、個人的には前作『背の眼』よりもミステリー寄りに感じられました。
半分ほど読んだ所で犯人の検討はついてしまったのですが、物語全般における作者の仏教や仏像に関する深い知識には感嘆しました。


▼以下、ネタバレ感想
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骸の爪 (幻冬舎文庫)
道尾秀介骸の爪 についてのレビュー
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(6pt)

斜め屋敷の犯罪の感想

仕掛けが凝っているせいか、話の前半部分が館の説明パートのように感じられ少々読むのがつらかったです。
反面、トリックを解く団は流石と唸りたくなるほど鮮やかでした。
御手洗と石岡の気の置けないやり取りは面白かったので、できればもう少し早く彼らを登場させてほしかったですね。


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改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田荘司斜め屋敷の犯罪 についてのレビュー
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(6pt)

向日葵の咲かない夏の感想

ネットではよく話題になる作品ですね。
今までのミステリにはなかった奇抜なトリックが楽しめる作品です。
どちらかというと変化球的な物語なので、その辺は覚悟して読むことをオススメします。

▼以下、ネタバレ感想
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向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー