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ちんちろりん さんのレビュー一覧

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レビュー数10

全10件 1~10 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.10:
(5pt)

硝子のハンマーの感想

密室にこだわった本格ミステリー。
好対照のコンビの掛け合いで進むストーリーは、キャラの設定も相俟ってなかなか面白かったです。
好きな作家だけに他の傑作と比べると今作はややパンチ不足。

▼以下、ネタバレ感想
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硝子のハンマー (角川文庫 き 28-2)
貴志祐介硝子のハンマー についてのレビュー
No.9: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

数奇にして模型の感想

ページ数多めのシリーズ9作目。
理系小説と称されるシリーズですが今作ではその色もかなり薄め。
かといって普通のミステリーともちょっと違う気もする。
そのあたりがこの作家らしいと言えばらしいのかもしれない。
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)
森博嗣数奇にして模型 についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

詩的私的ジャックの感想

シリーズ4作目なので主役二人のキャラクターはしっかりしているし、起承転結のはっきりしたストーリーも読みやすかったです。
ただ今作も悪くはないのですが、無難すぎるというか、一作目『すべてがFになる』が衝撃的すぎて、以後のシリーズ続編がだんだんと尻すぼみしているような感覚は否めません。
詩的私的ジャック (講談社文庫)
森博嗣詩的私的ジャック についてのレビュー
No.7:
(5pt)

オーデュボンの祈りの感想

デビュー作にも関わらず癖のない文章は読みやすく、後のベストセラー作家の片鱗は窺えます。
しかし、爽やかな筆致に油断しているとエグイ設定をスッと入れてくる人ですね……。
オーデュボンの祈り (新潮文庫)
伊坂幸太郎オーデュボンの祈り についてのレビュー
No.6:
(5pt)

開けっぱなしの密室の感想

読みやすい短編集でしたが、良くもなく悪くもなくといった印象。
25年以上前の作品なので設定に古臭さは禁じ得ませんが、表題にもなっている『開けっ放しの密室』はトリックや伏線の張り方に巧みさを感じました。
開けっぱなしの密室 (講談社文庫)
岡嶋二人開けっぱなしの密室 についてのレビュー
No.5:
(5pt)

タイトルマッチの感想

作品名通りボクシングのタイトルマッチを舞台にした物語です。
作者がボクシング界の事情に詳しく、タイトルマッチの興行権やマッチメイクにおけるジム同士の馴れ合いなど、華やかな表舞台だけでなく、業界の裏側も描かれている部分は興味深く読めました。
アッと驚くような仕掛けはありませんが、登場人物それぞれの焦りをモノローグを巧みに使った描写で読者に印象付けています。
良くも悪くも無難な作品といった印象です。
タイトルマッチ (講談社文庫)
岡嶋二人タイトルマッチ についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

あわせ鏡に飛び込んでの感想

全10篇からなる短篇集で、頁数も短めのものが多く短時間でサクサク読めるものが多かったです。
書かれた時期にかなり幅があるので、題材として少し古く感じるものもありましたが、手紙のやり取りだけで話が完結する『書かれなかった手紙』は良かったです。
巻末の大沢在昌氏との対談も、創作過程の葛藤などにも触れており、両者の作家としての個性の違いが感じられて興味深い内容でした。
あわせ鏡に飛び込んで (講談社文庫)
井上夢人あわせ鏡に飛び込んで についてのレビュー
No.3:
(5pt)

神様からひと言の感想

登場人物もキャラが立っていて、心の機微を上手く捉えている作品だと思います。
読後感は爽やかで、良質なコメディドラマを見た後に似た感覚を覚えました。
面白かったですけど、ミステリー要素はほぼありませんね。
神様からひと言 (光文社文庫)
荻原浩神様からひと言 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

夏と花火と私の死体の感想

フラッと入った本屋で文庫本のコーナーを眺め、たまたま目に入ったこの作品。
この作者の作品は、自身のペンネームのインパクトとともにタイトルも独特なものが多く、目的が他にあってもつい手にとってしまう魅力がありますね。

死体視点の一人称という、とても斬新な設定で話が進む作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
乙一夏と花火と私の死体 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

重力ピエロの感想

ストーリーも登場人物も想像どおりで
読む前に抱いた期待感からすると少し物足りませんでした
重力ピエロ (新潮文庫)
伊坂幸太郎重力ピエロ についてのレビュー