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カミーテル さんのレビュー一覧

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レビュー数18

全18件 1~18 1/1ページ

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No.18:
(7pt)

悪魔の手毬唄の感想

犬神家や悪魔が来りて〜で味わえた“毒と華”のある鮮烈さを期待して読んだのですが、ちょっと違いました。封建的で閉鎖的な山村で起こる猟奇的な連続殺人というシチュエーションは好みでしたが、どこか牧歌的な感じが漂っているような…。登場人物は多いのですが、癖のあるキャラクターがおらず、好人物ばかりなのが原因でしょう。しかしながら、あいにく『獄門島』の方を読んでいないので何とも言えませんが、敢えてドロドロした動機を軽めのタッチで料理する狙いがあったのかもしれません。それでも、20年前の事件から現在の事件までの金田一耕助の見事な推理は素晴らしい。憶測とは言いながらも論理的かつ合理的で、スカッとした読後でした。
悪魔の手毬唄 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史悪魔の手毬唄 についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

クラインの壷の感想


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クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋二人クラインの壷 についてのレビュー
No.16:
(7pt)

海のある奈良に死すの感想


▼以下、ネタバレ感想
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海のある奈良に死す (角川文庫)
有栖川有栖海のある奈良に死す についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ダリの繭の感想


▼以下、ネタバレ感想
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ダリの繭 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)
有栖川有栖ダリの繭 についてのレビュー

No.14:

魔笛 (講談社文庫)

魔笛

野沢尚

No.14:
(7pt)

魔笛の感想


▼以下、ネタバレ感想
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魔笛 (講談社文庫)
野沢尚魔笛 についてのレビュー
No.13: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

天使に見捨てられた夜の感想


▼以下、ネタバレ感想
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新装版 天使に見捨てられた夜 (講談社文庫)
桐野夏生天使に見捨てられた夜 についてのレビュー
No.12:
(7pt)

蜘蛛男の感想


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蜘蛛男 (江戸川乱歩文庫)
江戸川乱歩蜘蛛男 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人形館の殺人の感想


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人形館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫 あ 52-21)
綾辻行人人形館の殺人 についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

死体を買う男の感想

タイトルの意味が解らず、また、この人の作品を読むのは2作目だが、終わらせ方が好みに合わない。が、話自体は素晴らしいと思います。非常に計算されて書かれており、江戸川乱歩と萩原朔太郎を登場させた意味や敢えて作中作の形態をとっている意味など、勝手に想像して感心致しました。乱歩調の文体が上手すぎて盛り上がりを殺しているように思いますが、それでもどんどん深いところに引き込まれていく作品でした。
死体を買う男 (講談社文庫)
歌野晶午死体を買う男 についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

暗闇坂の人喰いの木の感想


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暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫)
島田荘司暗闇坂の人喰いの木 についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

なかなかの作品


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迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

素晴らしい

素晴らしく、かつ完璧なミステリー小説です。無駄が無く洗練されていて、評価が高いのも頷けます。わたしにとっては単純に好みの問題で、謎解きが中心にくるのでそれ以上のものがなかったかなと思いましたが、充分に楽しませていただきました。『時計館』のガッカリ具合で読まなくてもいいかなと思ってましたが、同じ作者とは思えないですね。こちらは読んで良かった。
十角館の殺人 (講談社文庫)
綾辻行人十角館の殺人 についてのレビュー
No.6:
(7pt)

黄金を抱いて翔べの感想

タイトルから勝手に想像した、ヒャッホー的な感じは全く無く、ひたすらに暗い炎が燻っているような作品。また、全体的にスピードはマチマチだが疾走感があり、金塊強奪のシーンまで期待感が持てた。暗いままというのが難点ではあるが、結構引き込まれて読めました。
黄金を抱いて翔べ (新潮文庫)
高村薫黄金を抱いて翔べ についてのレビュー
No.5:
(7pt)

GEQ 大地震の感想


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GEQ  大地震 (角川文庫)
柴田哲孝GEQ 大地震 についてのレビュー
No.4:
(7pt)

サイレントボーダーの感想


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サイレント・ボーダー (文春文庫)
永瀬隼介サイレントボーダー についてのレビュー
No.3:
(7pt)

ファイアー・フライの感想

スピード感があり、テンポも良くて面白い。その分ラストが呆気なかったような…。所々設定が稚拙だったり強引だったりするので、終わり方も併せて評価はマチマチかと思われますが、エンターテイメントとして読めば、結構楽しめました!
ファイアー・フライ (文春文庫)
高嶋哲夫ファイアー・フライ についてのレビュー
No.2:
(7pt)

キングダムの感想


▼以下、ネタバレ感想
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キングダム (幻冬舎文庫)
新野剛志キングダム についてのレビュー
No.1:
(7pt)

廃院のミカエルの感想

偶々か、神の配剤か、廃墟になった修道院に足を踏み入れたことによりはじまる不可思議な事象…。身勝手で猥雑な旅人と、その土地に住む人々や、静寂だけが横たわる修道院との対比がその恐怖を一層際立たせているように感じます。これは『死都』にも通じますが、各々が引きずっている過去や、異国の地での孤独などを織り交ぜて、深淵のあるストーリーを描きだす篠田小説の真骨頂を味わえる作品だと思います。
廃院のミカエル
篠田節子廃院のミカエル についてのレビュー