■スポンサードリンク


カミーテル さんのレビュー一覧

カミーテルさんのページへ

レビュー数3

全3件 1~3 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.3:
(10pt)

Flyの感想

過去と現在、夢現と現実、当事者と(ある意味で)部外者、と微妙なバランスの上に成り立ってる小説のような気がします。しかし側からみるとそうなのですが、登場人物は誰しもが『自分』とか『自分らしさ』みたいなものを中心に持ち、それに基づいて行動している。人によって異なるであろうストーリーの中の共感出来る部分と理解出来ない部分が混ざり合っているところが、この小説のおもしろいところかな、と思いました。ボリュームはかなりありますが、腹の探り合いや駆け引きで話が動いて行くのが面白く、決して飽きるような話ではないと思います。
FLY (文春文庫)
新野剛志Fly についてのレビュー
No.2:
(10pt)

ダンサーの感想


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
DANCER ダンサー (文春文庫)
柴田哲孝ダンサー についてのレビュー
No.1:
(10pt)

オダケンワールド

オダケンシリーズの記念すべき1作目。歌舞伎町ゴールデン街にあるバーのマスターオダケンと、その愉快な仲間たち?が繰り広げる、血と汗と涙と笑いと涎と…とにかくなんでもありなエンターテイメント小説シリーズで以降、『却火4』まで取っ替え引っ替え楽しませてくれます。

最初は、都合の良すぎる設定やセリフ回しにウンザリしかけましたが、終盤ではそれが逆に心地よくなってしまい完全に飲み込まれ、登場人物も、どいつもこいつも芯の一本通った愛すべきロクデナシで、ひとりニヤニヤしながら読んでしまいました。

内容は、おいおい…と思う場面もありますが、それを補って余りある魅力が詰まっているシリーズだと思います。
ビンゴ (講談社文庫)
西村健ビンゴ についてのレビュー