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マッチマッチ さんのレビュー一覧

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レビュー数67

全67件 41~60 3/4ページ

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No.27:
(8pt)

単純に面白い

単純明快。
決してA級小説ではないが、B級ならではのシンプルな面白さがある。
ツッコミどころ満載だが、わざわざツッコム必要はない。
夜読み始めて、深夜読み終わり、少々寝不足。
通勤通学の交通機関内で、気軽に読むのに適した一冊でした。

逃亡刑事
中山七里逃亡刑事 についてのレビュー

No.26:

痣 (徳間文庫)

伊岡瞬

No.26:
(8pt)

面白かった

結構面白いです。
当方、最後まで事件の真相というか犯人が推測できなかったです。
だから最後まで飽きなく引っ張られましたね。
そして、結果的にかなり驚きました。
これなら、9点・10点は付けれるかなと思っていましたが、よくよく考えると?です。

▼以下、ネタバレ感想
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痣 (徳間文庫)
伊岡瞬 についてのレビュー

No.25:

代償 (角川文庫)

代償

伊岡瞬

No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一気読みでした。

この方の作品は、悪寒に続いて2作目です。
一気読みしてしまいました。
悪寒とは異なり二転三転するわけではありませんが、引き込まれます。
主人公の単純さというか、ふがいなさにイライラするのですが、そういう男性のひ弱さを表現するのが、この作者意図するところでしょう。悪寒の時も、感じました。
ただ、最後のオチとしては、やや物足りなさを感じています。
もう少し爽快感を出して欲しかった。
あの程度の罰では、代償にはならないでしょう。
代償 (角川文庫)
伊岡瞬代償 についてのレビュー
No.24:
(8pt)

猿の見る夢の感想

ミステリーでも何でもないが、面白く読めた。
楽天的で軽薄で、そしてファンタジックに夢見るスケベな定年間近の男の物語。
文庫本として結構ページは多いけど、展開は速く、あっという間に読み終わり、そして男の結末も予想通り終焉した。
読んでも何も残らないが、この男の滑稽さをコメディ本と思って読むと、時間つぶしには持って来いである。
猿の見る夢
桐野夏生猿の見る夢 についてのレビュー
No.23: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

いいですね!

社会派小説でかつ警察小説。
当方の好みにピッタリです。
事件のディテールでもう少し緻密な記述が欲しいし、最後の結末までの運び方も今一つ緊迫感に欠けるきらいがあるが、内容がいいですね。
著者の作品は初めて読みましたが他の作品も読んでみたいと思わせる良書です。
震える牛 (小学館文庫)
相場英雄震える牛 についてのレビュー
No.22:
(8pt)

結構面白いです。

序盤は細かい場面が小間切れに書かかれてあり、また登場人物の数も多く、小説にのめりこみにくかったのですが、上巻の中盤辺りから、楽に読み進めることが出来ました。
軽快なスピード感で物語は展開します。
その分、細かな設定描写に雑なところが見られます。
また、これはないだろう?というリアリティーに欠ける所も多分に在ります。
ただ、どうなるの?というワクワク感があり、細かいところを気にしないなら、それも良しというところでしょう。
とにかく、気楽に楽しんで読める1冊ですね。
映像化したら面白いと思わせる、エンターテイメント小説でした。
トリガー 上
真山仁トリガー についてのレビュー
No.21:
(8pt)

結構面白かった!

「百舌」シリーズは初めて読んでみました。
分量は結構多かったですが、読み易くて一気に読み進めました。
ワクワク感もあり、また、なかなか結末が予想できずに楽しめました。
シリーズの一作目ではありませんでしたが、前作を読んでいなくてもOKでした。
他のシリーズも読んでみたいと思います。
よみがえる百舌 (集英社文庫)
逢坂剛よみがえる百舌 についてのレビュー
No.20: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

秀作です。

著者の初期の短編集。4作が収録されています。
どれも秀作だと思います。
ネタオチも歯切れが良くて、ストンと腑に落ちます。
緊迫感の持続という面では、第三の時効という作品には及びませんが、良かったです。


陰の季節 (文春文庫)
横山秀夫陰の季節 についてのレビュー
No.19: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

上巻Good、下巻並

上下の単行本で読みました。
とにかく長いです。
どちらも700ページを超えています。
さらに、活字が小さく、普通の文庫本の活字より一回り小さいです。
よって、文字量が半端なく非常に多い。
空いた時間をを利用して、2冊読み終えるのに1週間超かかってしまいました。

内容については、上巻が秀逸です。
何か解らない不可解な現象。これが怖いです。ヒリヒリとした不安感を煽ります。
自然現象なのか、疫学的なことなのか、事件・事故なのか、それとも非日常の超常現象なのか?
それが解らないので、緊張感をもって一気に読み進められます。
上巻だけで評価すると、9~10点ですね。

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屍鬼〈5〉 (新潮文庫)
小野不由美屍鬼 についてのレビュー
No.18:
(8pt)

連作の中の一冊です。

シーソーモンスターとスピンモンスターの2部作です。完全に独立しているのかと思いましたが、読んでみると繋がりが有ることがわかり、その分後半作のスピンの方が、ワクワク感もあり楽しめました。
ただ、最後にどうなるのかという期待感が高まった割には、最後の結末が若干拍子抜けでした。
そして、最後の最後に、この作品が完全に独立した作品ではなく、❮螺旋プロジェクト❯という作品群の一つであることを知り、こうした終わり方をしたのかなと、感じました。
ということもあり、ついでに、このプロジェクトの最終作品[天使も怪物も眠る夜]も読んでみようかなと思っているところです。
シーソーモンスター (中公文庫, い117-2)
伊坂幸太郎シーソーモンスター についてのレビュー
No.17: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

最後はビックリ

なかなか面白いですね。
御子柴シリーズが面白かったので、こちらも手にしました。
著者の作品はこれで4冊目になります。
ラストの衝撃は予想できませんでした。
著者は、常にこのラストを意識して書かれているのでしょうか、毎回びっくりします。
初期作ということで、登場人物の心情・行動等の表現に粗さが感じられますが、それは仕方がないことでしょうね。



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さよならドビュッシー (宝島社文庫)
中山七里さよならドビュッシー についてのレビュー
No.16: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

3冊目の方がいいかも

シリーズ3冊目になりますね。
どんでん返しという面では、他の2冊には及びませんが、詰め込みすぎ感はさほど無く、反って落ち着いて読んでいけました。
他の2冊と同様、すごく読みやすい1冊です。
当方の中では、1冊目より評価が高いです。
シリーズ4冊目も発行されているようですので、是非読んでみたいと思います。

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恩讐の鎮魂曲 (講談社文庫)
中山七里恩讐の鎮魂曲 についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

やり過ぎ感もあるけどね

主人公弁護士の出自もそうだけど、最後の逆転劇。
ここまで裏切るかといういう感じです。
実行犯の特定は、後半に入る時点で予想されたが、まさかあの登場人物が想定外の人間性だったとは、驚きです。
これほどの逆転結果は、何か少しやり過ぎかなぁ、という感じで、逆に少し興ざめ感もあります。
よって、逆にマイナス1点で、減点の8点とします。
でも、面白いですね!
読み易いし、著者の他の一冊も手にしたくなります。



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追憶の夜想曲 (講談社文庫)
中山七里追憶の夜想曲 についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

騙されましたね。

少々厚い一冊ですが、文体は軽いタッチになのでスラーと読了できます。
時系列がはっきりしないので、中盤まではイマイチ、ただ読み続けていましたが、最後に納得ですね。
いわゆる本格ミステリーのタイプなのでしょうか、そういう面での驚きはGoodでした。
ただ、当方が好む人物の微細な心理描写などは殆ど無く、そういうものを求める読者には物足らないでしょうね。
しかし、娯楽本としては、大変面白かったです。

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
No.13:
(8pt)

BT’63の感想

作者の作品は今回で4冊目です。「空飛ぶタイヤ」と半沢シリーズの2冊です。
これまでの3冊と異なって、ミステリー感がかなりあり、また、非現実的なストーリです。
でも、これはこれで、かなり面白かったです。
最後まで飽きることなく読み進めました。
各事件の細かい細部を、より精緻に書き上げてくれるともっと良かったかなぁ。
展開の粗さを感じる箇所が、所々あり、少し惜しいなと思いました。

新装版 BT’63(上) (講談社文庫)
池井戸潤BT’63 についてのレビュー
No.12: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

面白いです。

半沢シリーズは3冊目の読了ですが、あっという間に読み終えました。
「ロスジェネの逆襲」を8点と評価していましたが、8.5点というところでしょうか。
「空飛ぶタイヤ」(当方9点評価)より、若干落ちます。
テレビで昔見ていましたが、関係なく楽しめました。
オレたち花のバブル組 (文春文庫)
池井戸潤オレたち花のバブル組 についてのレビュー
No.11:
(8pt)

ラストはいい

ボリュームはあるが、だれずに最後まで読める。
後半の途中からは、話の展開よりも格闘中心になったきらいがあり、少々飽きたが、ラストが良かったので8点。
ラストが異なっていたら、7点か?
亡国のイージス 上  講談社文庫
福井晴敏亡国のイージス についてのレビュー
No.10:
(8pt)

ロスジェネの逆襲の感想

面白いですね。読み易いです。読後感も良いです。ただし、最後が少しあっさりしていたかなぁ?
もう一ひねりのどんでん返しがあってからの決着があれば、最高でしたが。
池井戸作品は2冊目です。一冊目の「空飛ぶタイヤ」9点より、そういう事情でマイナス1点でした。
ロスジェネの逆襲 (文春文庫)
池井戸潤ロスジェネの逆襲 についてのレビュー
No.9: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

楽園のカンヴァスの感想

分量的にちょうど良いくらいの長さである。面白いです。途中の展開はワクワク感もありました。
ただ、そのワクワク感が、若干最後に尻すぼみした感じがあって、少々残念です。もう少し最後に捻りが欲しかった。
でも、ミステリー感も楽しめたし、お手頃の一冊でした。
楽園のカンヴァス (新潮文庫)
原田マハ楽園のカンヴァス についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

久し振りの横山氏の長編ですが、、、

当方の好きな作家の一人です。久しぶりの新作で期待して読みました。
横山氏の評価が高い警察物ではありません。
凄く時間をかけて調べ綿密に書かれたという感じで、重厚なスタイルです。そのため、説明が少しくどくて、しんどい気がします。
軽妙にサラーとは読めません。しかし、読後感は大変いいです。
スピード感・スリル感がもう一ひねりあると、良かったかなと思います。
ノースライト
横山秀夫ノースライト についてのレビュー