■スポンサードリンク
mkaw11 さんのレビュー一覧
mkaw11さんのページへレビュー数159件
閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
前作と同様に親子の会話のみで展開する短編集ですが1作だけ第3者が登場する作品が混ざっています。ファンからの要望なのか、作者自身の気まぐれなのかはわかりませんが、俺としては好みのマンネリズムの場合は崩されるのがいやなので、やはり親子のみの展開で続けて欲しいですね。まぁ、1作くらいなら隠し味的に入れられても問題ありませんが。本作の場合も、良い意味での隠し味になっていると思います。
本作も良質な短編が揃っているのですが伏線の張り方が前作に比べると若干弱いかな?と、いうところで次作への期待も込めて厳しめの点数にしました。 個人的ベストは「銀の爪きり鋏」ですね。不自然な状況からの論理的な推理の組み方が見事すぎます。 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
前作の森鴎外では森鴎外自身が現代にタイムスリップするのでタイムパラドックス的には破綻は見えにくかった。しかし、今作では未来人が過去にタイムスリップするというタイムパラドックス的に正解のないパターンでの作品になっている。
その上で、俺自身は今作のパターンは好みではありませんでした。明治維新絡みの辻褄さえ、作者は苦労して創造してるのは伺い知ることは出来るのですが、多少なりとも知識のある人目線に立つとトンデモ話に興醒め感が否めませんでした。 まぁ、明治維新に関して完全に無知な人が読めば、流れを知る意味では楽しみながら読める作品ではあるかもしれません。 ▼以下、ネタバレ感想 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
安楽椅子探偵の究極の構成である対話形式のみの進行で語られる中で、惹き込まれる展開には個人的に大好物の部類に入る作品でした。本格好きにはこういう作品に好意を持つことが同様の作品の向上に繋がるのではないかと個人的には思います。
物語全体の面白さを追求するのも読書家としては当然であるかと思うのですが、ミステりーとしては謎とその解決に主眼を置くのが本質だと個人的には思うので、短編で中身の濃い本作は本来は9点を付けたいところですが、シリーズ物ということで次作以降により良作を期待する意味も含めて8点に抑えておきました。 本作を手にしたきっかけは西澤保彦さんの「パズラー」という短編集の中にある「贋作・退職刑事」だったのですが、良い意味で横の繋がりがより良い作品への周知に貢献してるということに読書家側から感謝します。 ▼以下、ネタバレ感想 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
西澤さんお得意のSFミステリーであり、シリーズ物の1作目なのですが、厳密には本作中でも触れられていますが「念力密室」という短編が本編中の時系列的な意味での1作目らしいです。しかし、本作から読んでも問題ありませんでしたし、作者自身があとがきで本作から読むことの不都合の無さを保証しています。
特殊設定での事件であり、その説明に頁数が取られるのは致し方ないとは言え、ちょっと長すぎるというのが素直な感想ですね・・・。 一応閉鎖的な空間での事件であり、謎自体も特殊設定を上手く使っているので先が気になる展開ではあるのですが、もう少しコンパクトにまとめられた気もしますし、その方が個人的に点数が伸びたと思うのでこの辺が残念です。 ただ、西澤さんらしい論理的な解決が最後に控えているので期待は裏切られず楽しめました。 ▼以下、ネタバレ感想 |
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
う~ん・・・いわゆる倒叙ミステリーなんですけど、キャラにも魅力を感じないし、ストーリーも短編(中編?)という点を差し引いても盛り上がりに欠けるというか王道的なオチがない気がしました。
物語の前半で犯人と犯行動機がわかっているので、主人公がどうやって解決するかが見どころの筈なんですが、論理的というよりはご都合主義的な展開なのが好みに合いませんでした・・・。 まぁ、どこかで再登場するかもしれないので鯨ファン限定で一読してアナザーストーリーに期待する作品でしょうか・・・。 |
||||
|
||||
|