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ほっと さんのレビュー一覧

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レビュー数22

全22件 1~20 1/2ページ
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No.22:
(8pt)

小説家の作り方の感想

「この世で一番面白い小説」というテーマを元に語られる小説論に、野崎まどらしい2転するSFチックなオチを組み込んだ一冊。毎度のごとくこの作家の大胆かつ綿密な伏線には驚かされます。
小説家の作り方 新装版 (メディアワークス文庫)
野﨑まど小説家の作り方 についてのレビュー
No.21:
(8pt)

死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~の感想

不死という設定を利用した、ホワイダニットからのフーダニットや、不死の本当の意味などミステリした内容。ミステリな内容からの、SFなオチは衝撃的ではあったものの、作品の軽い雰囲気がラストの衝撃を殺してしまっているような気もします
死なない生徒殺人事件 ~識別組子とさまよえる不死~ 新装版 (メディアワークス文庫)
No.20:
(8pt)

ボトルネックの感想

主人公の世界では産まれなかった姉が、主人公の代わりに存在する並行世界に飛ばされる話。そこで突きつけられる現実と、タイトルの意味が、ラストの良い後味の悪さを上手く演出しています。伏線も上手く機能していて、この作家には、かなり興味が湧きました

▼以下、ネタバレ感想
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ボトルネック
米澤穂信ボトルネック についてのレビュー
No.19: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

四季 冬の感想

四季の記憶の展開と共に再生される四季の思考は、私には全て理解できないけど、綺麗で魅せられる。人間は、子供の頃に持っていた無限の可能性を、自身の経験により選択肢を絞り、問題を解決する。そうして、無限の自由を棄てて、不自由になることが楽だと本能的に知っているから。人間の能力とは問題を問うこと。四季はずっと子供だったのですね。

四季 冬 (講談社文庫)
森博嗣四季 冬 についてのレビュー
No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

四季 秋の感想

S&MとVシリーズの11作目のような内容で、シリーズを読んだ人へのサービスが満点。四季はほとんど出番なかったけど、大満足の一冊
四季 秋 (講談社文庫)
森博嗣四季 秋 についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

赤緑黒白の感想

秋野秀和と紅子さんの会談がとても印象的。S&Mシリーズを読み、最初は上手く理解できなかった、四季の思考がなんとなく理解できたように、Vシリーズを読んで秋野秀和たちの考えが理解できたような気がします。なにより、今作で1番驚かされたのは、タイトルの意味
赤緑黒白―Red Green Black and White (講談社文庫)
森博嗣赤緑黒白 についてのレビュー
No.16:
(8pt)

六人の超音波科学者の感想

クローズドサークルで起こる事件と、首無し死体という本格らしい作品。さらに、中盤の緊張感のある雰囲気など大好物な内容。星と星を長い棒で繋いだらって話も面白かったし、研究所の平面図も素敵。一つ不満があるとすれば、文庫の解説が蛇足。最近の若者は…みたいなことが書かれていて場違いだと思います
六人の超音波科学者―Six Supersonic Scientists (講談社文庫)
森博嗣六人の超音波科学者 についてのレビュー
No.15: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

数奇にして模型の感想

正常と異常の違い、人はどこまでが一人なのか、模型が模するのは形ではない、といった哲学的な話が面白く、スラスラと読めました。今作は、今までのS&Mよりも、どういった思想で実行したのかという動機に焦点が当てられている気がします。動機は(共感は全くできないが、そういう人がいてもおかしくないという意味で)納得させられてしまいました
数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)
森博嗣数奇にして模型 についてのレビュー
No.14:
(8pt)

ラットマンの感想

さすが道尾先生です。2転3転する展開も素晴らしいですが、なによりラットマンというタイトルが、この作品の内容を綺麗に現していて素敵です。
ラットマン (光文社文庫)
道尾秀介ラットマン についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

殺しの双曲線の感想

「そして誰もいなくなった」のように起こる雪の閉ざされた山荘での殺人と、東京で起こる、双子であることを利用した強盗事件が並列して起こる事件。なるほど、こういう双子の使い方があるのか…と感心させられました
新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)
西村京太郎殺しの双曲線 についてのレビュー
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(8pt)

密室殺人ゲーム王手飛車取りの感想

動機の無い殺人なので、パズルを解くような感覚で読んでました。話が進むに連れて参加者の正体が明らかになっていく流れには驚きました
密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り についてのレビュー
No.11:
(8pt)

99%の誘拐の感想

とても88年に書かれたものとは思えない内容でです。スピード感があり、最初から最後までまでハラハラしながら読んでました。驚くような展開があったわけではないのにかなり楽しめました。
99%の誘拐 (講談社文庫)
岡嶋二人99%の誘拐 についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

虚構推理 鋼人七瀬の感想

真相より面白い虚構をつくり信じさせたら勝ちという城平さんらしい作品でした。理屈をこねくりまわしてつくられた虚構は確かに真相より面白いもので、真相を知っている自分もこっちが真相でいいやという気になりました。続編がありそうな終わり方だったので、この設定でもう一本書いて欲しいです
虚構推理 (講談社タイガ)
城平京虚構推理 鋼人七瀬 についてのレビュー
No.9:
(8pt)

弁護側の証人の感想

これが50年も前の作品ということに驚き。たしかに文章には古さが感じられたが読みやすく、ラストも鮮やかにハマり楽しめました
弁護側の証人 (集英社文庫)
小泉喜美子弁護側の証人 についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

翼ある闇の感想

ものすごい読後感でした。見事にぶん回されましたね。
新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社ノベルス)
麻耶雄嵩翼ある闇 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

異邦の騎士の感想

御手洗潔の魅力が炸裂してていい作品でした

▼以下、ネタバレ感想
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異邦の騎士 改訂完全版
島田荘司異邦の騎士 についてのレビュー
No.6:
(8pt)

孤島パズルの感想

一つの手がかりから導き出されるフーダニットが美しい
孤島パズル (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
有栖川有栖孤島パズル についてのレビュー
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(8pt)

ハサミ男の感想

100ページ越えたあたりからグイグイ引き込まれてあっと言う間に読み終わってしまいました。
ただ、肝心のトリックには途中で予想できてしまい、純粋に驚けなかったことが残念
ハサミ男 (講談社文庫)
殊能将之ハサミ男 についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

迷路館の殺人の感想


▼以下、ネタバレ感想
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迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻行人迷路館の殺人 についてのレビュー
No.3: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

向日葵の咲かない夏の感想

いい意味でも悪い意味でも印象に残る作品でした。
人に勧めたくなるような作品ではありませんが、一読する価値はあると思います。
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)
道尾秀介向日葵の咲かない夏 についてのレビュー


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