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ほっと さんのレビュー一覧
ほっとさんのページへレビュー数22件
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「この世で一番面白い小説」というテーマを元に語られる小説論に、野崎まどらしい2転するSFチックなオチを組み込んだ一冊。毎度のごとくこの作家の大胆かつ綿密な伏線には驚かされます。
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不死という設定を利用した、ホワイダニットからのフーダニットや、不死の本当の意味などミステリした内容。ミステリな内容からの、SFなオチは衝撃的ではあったものの、作品の軽い雰囲気がラストの衝撃を殺してしまっているような気もします
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四季の記憶の展開と共に再生される四季の思考は、私には全て理解できないけど、綺麗で魅せられる。人間は、子供の頃に持っていた無限の可能性を、自身の経験により選択肢を絞り、問題を解決する。そうして、無限の自由を棄てて、不自由になることが楽だと本能的に知っているから。人間の能力とは問題を問うこと。四季はずっと子供だったのですね。
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S&MとVシリーズの11作目のような内容で、シリーズを読んだ人へのサービスが満点。四季はほとんど出番なかったけど、大満足の一冊
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秋野秀和と紅子さんの会談がとても印象的。S&Mシリーズを読み、最初は上手く理解できなかった、四季の思考がなんとなく理解できたように、Vシリーズを読んで秋野秀和たちの考えが理解できたような気がします。なにより、今作で1番驚かされたのは、タイトルの意味
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クローズドサークルで起こる事件と、首無し死体という本格らしい作品。さらに、中盤の緊張感のある雰囲気など大好物な内容。星と星を長い棒で繋いだらって話も面白かったし、研究所の平面図も素敵。一つ不満があるとすれば、文庫の解説が蛇足。最近の若者は…みたいなことが書かれていて場違いだと思います
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正常と異常の違い、人はどこまでが一人なのか、模型が模するのは形ではない、といった哲学的な話が面白く、スラスラと読めました。今作は、今までのS&Mよりも、どういった思想で実行したのかという動機に焦点が当てられている気がします。動機は(共感は全くできないが、そういう人がいてもおかしくないという意味で)納得させられてしまいました
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さすが道尾先生です。2転3転する展開も素晴らしいですが、なによりラットマンというタイトルが、この作品の内容を綺麗に現していて素敵です。
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「そして誰もいなくなった」のように起こる雪の閉ざされた山荘での殺人と、東京で起こる、双子であることを利用した強盗事件が並列して起こる事件。なるほど、こういう双子の使い方があるのか…と感心させられました
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動機の無い殺人なので、パズルを解くような感覚で読んでました。話が進むに連れて参加者の正体が明らかになっていく流れには驚きました
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とても88年に書かれたものとは思えない内容でです。スピード感があり、最初から最後までまでハラハラしながら読んでました。驚くような展開があったわけではないのにかなり楽しめました。
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真相より面白い虚構をつくり信じさせたら勝ちという城平さんらしい作品でした。理屈をこねくりまわしてつくられた虚構は確かに真相より面白いもので、真相を知っている自分もこっちが真相でいいやという気になりました。続編がありそうな終わり方だったので、この設定でもう一本書いて欲しいです
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これが50年も前の作品ということに驚き。たしかに文章には古さが感じられたが読みやすく、ラストも鮮やかにハマり楽しめました
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ものすごい読後感でした。見事にぶん回されましたね。
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一つの手がかりから導き出されるフーダニットが美しい
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100ページ越えたあたりからグイグイ引き込まれてあっと言う間に読み終わってしまいました。
ただ、肝心のトリックには途中で予想できてしまい、純粋に驚けなかったことが残念 |
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いい意味でも悪い意味でも印象に残る作品でした。
人に勧めたくなるような作品ではありませんが、一読する価値はあると思います。 |
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