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靖国への帰還
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靖国への帰還の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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主人公が過去から来たかどうかなんてのは主人公の事を知らない一般国民からしたら国が認めようがどんだけ何を言おうとも信じようもない意味のない話だ。なので主人公がテレビとかとに出たりして靖国問題を訴えたとしても余り違いもないし意味もないと思う。その辺りから読んでいて微妙になった。靖国に関わる話をしたい作品なので仕方ないが、もっと国やテレビとか関わらない話で読みたかった。結局読んでて最後も幸せにならないだろうことは予感出来る流れで進んで事実そうなった。 | ||||
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ちょっと変わったファンタジー小説で、楽しめました。お薦めです。 | ||||
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内田先生の推理小説ではない作品。 内田先生の公平な見方と、徹底的にな取材、その中にしっかり感じ取れる先生の人間への愛、それを誰もが楽しめるエンターテインメントに仕上げる作家のポテンシャル…。いつもながら勉強になり、また楽しめました。ただこの作品に関しては、それ以上に泣けてしまいました。 それぞれの立場の方々の思い、戦争を経験した方々の思い、少しでも理解したいと強く思うようになりました。 内田先生も、主人公のモデルの武者様も、お二人の知識と経験は人類にとっての財産です。ひとつのエンターテインメント作品に過ぎないとしても、こうして多くの人々に伝えていただけたことがとても素晴らしいことだと思います。 | ||||
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私にはただただ素晴らしい作品でした。 軽井沢のせんせ、今まで沢山の感動をありがとうございました。 | ||||
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B29を迎撃していた戦闘機がタイムスリップして平成の日本へ。面白くなったなと思ったら、その後の取り扱いが誠に雑です。上手い設定なのに、それを生かし切れていません。そんな人間が登場したら、それこぞ世界的な大騒ぎになるはずなのに、題名にしばられたのか、作者が持論を展開したかったのか演説したかったのか、どうにも靖国に拘り過ぎた内容に陥っています。しかも、何度も同じ意見と場面がしっこく開陳され、もういい加減にしてくれと言いたくなります。ある意味で政治小説にしたかったのか?残念ながら著者の自己満足なのかとの疑いさえ持ちました。 戦時中に自分の肖像画を描いた女学生との再会が、読者の最も興味をひく場面だと思いますが、それもえらくあっさりと、盛り上がりなく・・・・これを物語の中心にすえれば成功作になったであろうに、やはり浅見シリーズに見られる良くも悪くもこの作者の軽さにでは、その重い展開をさばくだけの器量が無かったと言えるのでしょうか?失礼な言い方ながら、単純な筋書きの展開とこれも予想された最後の決着、甘っちょろい男女関係の描写は、とても大人の読み物とは言えず、青年男女、子供向けの作品としか思えませんでした。 | ||||
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タイムスリップや戦争物が好きで、この本を読んだ。しかし、結論を言うと面白くない。その理由は主に2つある。1つ目は本の大部分が 靖国参拝問題 について書かれており、政治問題が主題であることだ。そのため、小説の醍醐味である登場人物の心情が浅く 感情移入できない。2つ目はタイムスリップという良い素材が生かされていない。タイムスリップして来た人間に対して 世間が簡単に認めていること、主人公が現在の日本にあまり驚いていないことなど タイムスリップの特異性が表現されていない。 この本は本当につまらない。軍人がタイムスリップする物語に興味があるならば、 荻原浩 さんの 僕たちの戦争 の方が圧倒的にオススメである | ||||
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著書の中で老人が言う。「近頃の人間は口だけは達者でしてね。なかなかいい負けることはない」。この一言が全てを物語っていると感じた。 昭和20年の戦時中、戦闘機・月光でB29撃墜に向かった武者中尉が平成19年の現代にタイムスリップするという話。これ系の話ではありがちな内容で、ストーリー自体に新鮮さは無いし、光彦シリーズで緻密な組み立てをされている著者にしては全然、大雑把です。この本のポイントは、主人公・武者滋中尉を通して語られる現代社会への風刺、靖国問題への考え方、政治問題、国際問題等についての作者の想いです。大げさな表現をすれば、日本人としての有り方についての問いかけ。単純なお涙ちょうだいや、戦後レジーム批判ではない。一読の価値大ありです。 | ||||
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戦争に散って行った若者たちの、気持ちのよりどころとしての 靖国神社のありようが伝わってきた。 それにしても憎いのは、その純真な気持ちを 知りながら、いや、利用して、無謀な戦争に駆り立てていった軍部、国家です。 | ||||
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私はタイムスリップ系がとてもすきなので、この作品を購読しました。 靖国の置かれた立場、各国との摩擦、当時の人の靖国に対する気持ちなど、 歴史的に靖国を知る上では勉強になると思います。 しかし、物語としては今一パンチ力がない。 せっかくタイムスリップしてきたのに、 それが遺憾なく発揮されていないと思いました。 これなら、 同じように戦争時から、こちらにタイムスリップしてきた作品 「僕たちの戦争」の方がはるかに面白いです。 | ||||
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殺人事件とか推理とかあまり興味がなかったのでこの作家の本は読んだことが無かったのですが、簡易な文章で伝えたいことがしっかり伝わってきて一気に読みました。タイムスリップ中は少しコメディっぽくてホッとしながら読んでたのですが、あのラストあってこそですね。 | ||||
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大変面白く、一気に読み上げました。 最後は予想どうりでしたがこのように終わる しかないのでしょうね。 | ||||
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物語の面白さからいうと星はこのぐらい・・ 戦時中の軍人が現代にタイムスリップするという自分的にはなんとも興味を引く設定でした 戦争で死を意識したひとにしかわからないところの命の尊さとか平和の尊さとか日常の幸せとか そーいうのを伝えるようなヒューマンドラマ的なものかと思ってたらそーではなく 政治的なこととか社会風刺な話だった 印象として残ったのは、作者が言いたいことがいっぱいあったんだなーってこと 靖国神社をめぐって起こる国際問題に意義をとなえたかった作者が 都合のいいように登場人物と出来事を設定して 作者の意見を言ってるように感じた・・ なのでなんかつくられた感じが 読んでても物語に入っていけなかった 主人公じゃなくて作者の顔がちらつきます ただ私達みたいな戦争を経験してない層の人たちは、靖国問題(その他現代の日本に起こってる問題も色々)に対して無知なので、 問題に対して色んな方面(人)からの意見・考えを知ることができるという意味では読む価値があるかなと思います | ||||
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父が読みたいというので購入した。 早速読後の感想を電話で伝えてきた。 戦争中の物語で決して「面白い」などと言ってはいけないのだが タイムスリップというSFが織り込まれていることで現代にもうまく溶 け込むことができる。 人間の欲や業の深さも自然体で描かれ、また悲しみ を隠して生きる時代の情けなさが伝わる人間物語。 | ||||
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自分が悪いですし、内田さんの著作が全て好きな方なら満足されると思いますが、 私には・・・ 評価が3つなのは自分の反省もあるので | ||||
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以前から好きな作家のひとり。しばらく新刊を読んでいなかったが、海外赴任を機にしばらく読んでいなかったものを大量購入。やはり、いいですね。 | ||||
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従来のタイムスリップものと同じく、再び元の世界へ戻っていく。小説としては残念な結末である。作者の戦争に対する考え方が描かれていたのはよかった。 | ||||
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私は、敗戦国である日本は、戦後レジームの中で戦勝国の仲良しクラブである国連を中心に世の中が進んでいる現状から世の中が変化するまでは静かにしているべきだと思っていました。しかし、そう簡単ではないな、様々な考えがあるんだなと思いました。複雑に絡みすぎてどうしたらよいかわかりません。是非読んでください。 まあ余計悩んでしまいますが… | ||||
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昔の人が現在に帰るというタイムマシーンのようなストーリーがおもしろかった。さいごはどうなるのかな?と思っていると、再び昔の世界に戻ってしまった。少しさびしい気がした。 | ||||
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靖國神社に対しての「小説」というのを他に読んだことがないので、想像だけの範囲ですが、今まででは珍しく、まっすぐで正当な靖國への思い、また兵隊さんの思いをつづった小説だと感じました。 是非、映画化を期待したいです。この本の内容からずれず、原作のままの映画化を。 著者があとがきにも書かれていますが、靖國に対して、ほとんどの日本人が何も考えてないと思います。不快感を示す人は少数で、大多数が、特に何も感じてないし考えてないのではないでしょうか。私は是非そういう方たちにこの小説を読んで欲しいと思いました。 主人公の清々しさ、まっすぐな生き方、悩みながらもぶれない思想。思慮深さと他者への心配りや愛情の深さは、本当に憧れる存在です。 この小説の中では、太平洋戦争という言い方が出てきます。私はその言い方が好きではありません。それは日本の先の戦争に対する”真の思い”を隠すためにアメリカが考えた呼称だからです。主人公の発言では、きちんと大東亜戦争となっています。現代の日本人の多くが知らない大東亜戦争への日本が込めた思い、''靖國に対しての思いを小説のフィクション的要素を含んだ設定の中で、うまく表現してくれていると思います。 終わり方が切ない!!!でも仕方ないですね。 私はこの有名な内田康夫という作家の作品は、ミステリー小説などを好まないので、実は他に何も知らないのですが、でも気骨のある作家だと思いました。 靖國への思い、私はこの小説の主人公の思いとほぼ同じです。 | ||||
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●良い点 ・靖国に対する目線の違うところからの意見 ・ストーリーの単純さ、登場人物の少なさによるわかりやすさ ●良くない点 ・気分が盛り上がって書いたかのような部分が、 読んでる方は逆に入り込めなくなっている。 最近の内田康夫の本に結構出てくるのですが、これもその傾向あり。 ⇒ 女性は特に読みにくい(読んでもおもしろくない)可能性があるので、 おもしろくないなら飛ばすのが良し。 内田康夫はほぼ全部読んでいて、 同じ本を2回買ったのは一度や二度ではありません・・・。 浅見シリーズよりもおもしろかったかも。 | ||||
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