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犯罪小説家
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犯罪小説家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全60件 41~60 3/3ページ
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雫井修介は「クローズド・ノート」くらいしか読んだことがなかったので、最初からミステリーとは思わずに読み始めました。 作家・待居に対して、あまりにも挑戦的でしつこい脚本家小野川が「何か企んでる?」と思っていましたが、「落花の会」を探るために今泉という女性ライターが登場し、絡んでくるようになってきてからは「これってミステリーなんだ」と納得。最後まで息つく間もなく読みました。 物を書き、作り出す人間の苦悩もうかがい知れる意欲作と思います。 | ||||
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雫井修介は「クローズド・ノート」くらいしか読んだことがなかったので、最初からミステリーとは思わずに読み始めました。 作家・待居に対して、あまりにも挑戦的でしつこい脚本家小野川が「何か企んでる?」と思っていましたが、「落花の会」を探るために今泉という女性ライターが登場し、絡んでくるようになってきてからは「これってミステリーなんだ」と納得。最後まで息つく間もなく読みました。 物を書き、作り出す人間の苦悩もうかがい知れる意欲作と思います。 | ||||
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雫井氏の作品は結構読んでいるのですが、ここのレビューの評価があまりにも散らばってたので、期待せずに(イヤ、つまらないかもしれないという思いで)読みました。結果としては十分堪能できました。前半はちょっとグダグダした印象がありましたが、終盤数十ページは雫井氏ならではの畳み込みで十分に引き付けられました。ミステリー小説として期待を膨らませて読むと裏切られるのかもしれません。プレーンな心で読むことをお勧めします。 | ||||
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雫井氏の作品は結構読んでいるのですが、ここのレビューの評価があまりにも散らばってたので、期待せずに(イヤ、つまらないかもしれないという思いで)読みました。結果としては十分堪能できました。前半はちょっとグダグダした印象がありましたが、終盤数十ページは雫井氏ならではの畳み込みで十分に引き付けられました。ミステリー小説として期待を膨らませて読むと裏切られるのかもしれません。プレーンな心で読むことをお勧めします。 | ||||
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この著者は僕の中でちょっと評価が定まらないところがあります。『犯人に告ぐ』は傑作だけど『ビター・ブラッド』は数ページでリタイア、まったくダメでした。 対して本作は創意工夫に満ちた構成の巧さに舌を巻きつつ、おもしろく読了しました。視点人物が代わると、それに連動して他の人物のイメージが代わる。嫌な奴だと思っていたのが実は芸術的才能ゆえの奇人に見えてきたりというように、キャラクターの多面性が作り出す人物相関のドラマが進むにつれ、いったい誰を信じていいのか疑っていいのかと惑わされました。 本筋がしっかりした骨太のミステリを求める向きには、全然ダメというのも分かる気がしますが、この作品はコンゲームとサスペンス、作家と映画監督とライターという物づくりの舞台裏に携わる人間心理という要素をうまく合致させたコンパクトな秀作だと思いました。 | ||||
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この著者は僕の中でちょっと評価が定まらないところがあります。『犯人に告ぐ』は傑作だけど『ビター・ブラッド』は数ページでリタイア、まったくダメでした。 対して本作は創意工夫に満ちた構成の巧さに舌を巻きつつ、おもしろく読了しました。視点人物が代わると、それに連動して他の人物のイメージが代わる。嫌な奴だと思っていたのが実は芸術的才能ゆえの奇人に見えてきたりというように、キャラクターの多面性が作り出す人物相関のドラマが進むにつれ、いったい誰を信じていいのか疑っていいのかと惑わされました。 本筋がしっかりした骨太のミステリを求める向きには、全然ダメというのも分かる気がしますが、この作品はコンゲームとサスペンス、作家と映画監督とライターという物づくりの舞台裏に携わる人間心理という要素をうまく合致させたコンパクトな秀作だと思いました。 | ||||
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前作の『ビターブラッド』とは一味ちがい、登場人物の視点が変わるので、より臨場感は増したような気がします。何ともミステリアスな雰囲気をかもちだすストーリーですが、じわじわと、しかしあるキーワードをきっかけに急展開する話の構成は、雫井さんならではなきがします!自信をもってお薦めします! | ||||
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前作の『ビターブラッド』とは一味ちがい、登場人物の視点が変わるので、より臨場感は増したような気がします。 何ともミステリアスな雰囲気をかもちだすストーリーですが、じわじわと、しかしあるキーワードをきっかけに急展開する話の構成は、雫井さんならではなきがします! 自信をもってお薦めします! | ||||
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小説家・待居涼司と脚本家・小野川充、ライターの今泉美里の3人を主要な 登場人物として物語が進んでいきます。 小説「凍て鶴」の映画化に至って、その着想を得ようと小野川、今泉の2人 は「落花の会」について調べを進めていきます。対して、クールな待居は 執着心と好奇心旺盛な小野川のノリとそれに煽られる今泉らの行動に不快感 を感じている。 さて、「落花の会」の真相とは? 彼ら3人に待ち受けているものとは? 久しくサスペンス系の小説を読んでいませんでしたが、自殺サイトを題材に していることに惹かれて購入しました。 面白かったかというと、こんなもんかなぁという印象。別にひどいとも思わ なかったが、かといって頭をガツンと叩かれたり、ゾクゾク感を味あわせる インパクトも…。自分はわりと興味本位でいろんなサイトや掲示板をまわる ほうなんですが、そこに集う人々の閉塞感や鬱屈感を感じさせる実際の自殺 サイトからすると、何かこう作られたイメージで語られているような気がし てなりません。自殺サイトを題材にしていますが、本書のなかでそこに集う 人たちの抱く自殺願望は、やや時代遅れな自殺願望に感じられました。 あくまで個人的な印象にすぎませんが、現代的な自殺願望をもっと問うよう な作品になっていれば、良かったなぁと思うばかりです。 | ||||
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小説家・待居涼司と脚本家・小野川充、ライターの今泉美里の3人を主要な 登場人物として物語が進んでいきます。 小説「凍て鶴」の映画化に至って、その着想を得ようと小野川、今泉の2人 は「落花の会」について調べを進めていきます。対して、クールな待居は 執着心と好奇心旺盛な小野川のノリとそれに煽られる今泉らの行動に不快感 を感じている。 さて、「落花の会」の真相とは? 彼ら3人に待ち受けているものとは? 久しくサスペンス系の小説を読んでいませんでしたが、自殺サイトを題材に していることに惹かれて購入しました。 面白かったかというと、こんなもんかなぁという印象。別にひどいとも思わ なかったが、かといって頭をガツンと叩かれたり、ゾクゾク感を味あわせる インパクトも…。自分はわりと興味本位でいろんなサイトや掲示板をまわる ほうなんですが、そこに集う人々の閉塞感や鬱屈感を感じさせる実際の自殺 サイトからすると、何かこう作られたイメージで語られているような気がし てなりません。自殺サイトを題材にしていますが、本書のなかでそこに集う 人たちの抱く自殺願望は、やや時代遅れな自殺願望に感じられました。 あくまで個人的な印象にすぎませんが、現代的な自殺願望をもっと問うよう な作品になっていれば、良かったなぁと思うばかりです。 | ||||
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雫井氏の大ファンで、すべて読んでいます。ただこの作品は、う〜ん何かが違う…と首を傾げてしまいます。100ページくらいまでは緊張感や期待感が持続するのですが、それからどんどんと話が変な方向に流れていってしまうのです。つまり前半と後半に関連性がまったくない。登場人物に共感することすらも出来ません。 もしかしたら雫井氏、筆を進めながら話の持って行き方に苦労されたのかもしれませんね。長編でなく、短編にすればよかったのでは? もちろん次作も必ず購入します。寝る時間を惜しんでまでページを捲りたくなるような作品を期待しています。 | ||||
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雫井氏の大ファンで、すべて読んでいます。ただこの作品は、う〜ん何かが違う…と首を傾げてしまいます。100ページくらいまでは緊張感や期待感が持続するのですが、それからどんどんと話が変な方向に流れていってしまうのです。つまり前半と後半に関連性がまったくない。登場人物に共感することすらも出来ません。 もしかしたら雫井氏、筆を進めながら話の持って行き方に苦労されたのかもしれませんね。長編でなく、短編にすればよかったのでは? もちろん次作も必ず購入します。寝る時間を惜しんでまでページを捲りたくなるような作品を期待しています。 | ||||
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前・雫井作品に期待を裏切られたので、今回はかなり楽しみにしていましたが、 やはり途中で何度も読むのを止めたくなるような作品でした。 なんとか最後まで読んだという感じです。 まず、誰が主人公か分からない。 全体的には三人称で進んでいるのですが、明らかに一人称のところもありました。 さらにはひたすら会話やネットの書き込みだけで話が進み、 誰の感情もこちら側に伝わってこないため、 ただただ薄っぺらい印象を受けてしまいました。 そして一番の失敗ポイントは、 いったいこのストーリーが何を目指しているかが分からないと言う点です。 何か事件が起こりそうでもなく、 登場人物と全く関係のない過去の事件を、それこそがむしゃらに調べる意味が不明で、 何を目標に最後まで読んで良いかが分かりませんでした。 この☆2つは、ストーリーを度外視して、 ラスト何ページかは面白い展開だったので、その分とします。 | ||||
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前・雫井作品に期待を裏切られたので、今回はかなり楽しみにしていましたが、 やはり途中で何度も読むのを止めたくなるような作品でした。 なんとか最後まで読んだという感じです。 まず、誰が主人公か分からない。 全体的には三人称で進んでいるのですが、明らかに一人称のところもありました。 さらにはひたすら会話やネットの書き込みだけで話が進み、 誰の感情もこちら側に伝わってこないため、 ただただ薄っぺらい印象を受けてしまいました。 そして一番の失敗ポイントは、 いったいこのストーリーが何を目指しているかが分からないと言う点です。 何か事件が起こりそうでもなく、 登場人物と全く関係のない過去の事件を、それこそがむしゃらに調べる意味が不明で、 何を目標に最後まで読んで良いかが分かりませんでした。 この☆2つは、ストーリーを度外視して、 ラスト何ページかは面白い展開だったので、その分とします。 | ||||
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雫井さんの新作ということで購入しました。とっても面白かったです!! 読み始めはなかなか事件が起こらずどんなサスペンスなのかわからないまま読み進めましたが、舞台裏の組織の話になり一体どういうことなのかとどんどんストーリーに引き込まれていきました。 とくに今泉さんが暗い森に足を踏み入れようとする場面など、怖くて私までビクビクしてしまいちょっとの物音も不気味に感じてしまうほどでした。 ラストも超意外な展開で、最後まで一気にページをめくってしまいました。 やっぱり雫井さんの作品は面白いと思いました。 | ||||
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雫井さんの新作ということで購入しました。とっても面白かったです!! 読み始めはなかなか事件が起こらずどんなサスペンスなのかわからないまま読み進めましたが、舞台裏の組織の話になり一体どういうことなのかとどんどんストーリーに引き込まれていきました。 とくに今泉さんが暗い森に足を踏み入れようとする場面など、怖くて私までビクビクしてしまいちょっとの物音も不気味に感じてしまうほどでした。 ラストも超意外な展開で、最後まで一気にページをめくってしまいました。 やっぱり雫井さんの作品は面白いと思いました。 | ||||
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主人公の小説家と脚本家がウソくさい。 毎回文学賞候補になる小説家と、稀有な才能を持つ脚本家、という設定のはずだったが…。 さほど才能を感じさせない小説家と、単に思い込みの激しいうっとうしいだけの脚本家の交わす会話がだらだらと続き、少しも気のきいたことを語らない。 もっと、それらしいことを言わせてくれればもう少し感情移入もできただろうが、途中でもう勘弁してくれと言いたくなるほどの偏執的な流れになってゆく。 劇中劇ともいえる作家の小説がまた古めかしく…。 サスペンスとしてもこれ、成立していると言えるのだろうか。 こんな動機? こんなことで解明につながるの? などと過程に首をかしげた。 もう、事件の真相などどうでもよくなって、購入した義務感で読み終えたサスペンスであった。 | ||||
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主人公の小説家と脚本家がウソくさい。 毎回文学賞候補になる小説家と、稀有な才能を持つ脚本家、という設定のはずだったが…。 さほど才能を感じさせない小説家と、単に思い込みの激しいうっとうしいだけの脚本家の交わす会話がだらだらと続き、少しも気のきいたことを語らない。 もっと、それらしいことを言わせてくれればもう少し感情移入もできただろうが、途中でもう勘弁してくれと言いたくなるほどの偏執的な流れになってゆく。 劇中劇ともいえる作家の小説がまた古めかしく…。 サスペンスとしてもこれ、成立していると言えるのだろうか。 こんな動機? こんなことで解明につながるの? などと過程に首をかしげた。 もう、事件の真相などどうでもよくなって、購入した義務感で読み終えたサスペンスであった。 | ||||
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「全編に充ちた不穏な空気、好奇心と恐怖が交差する傑作推理サスペンス」というオビに惹かれて購入。「火の粉」のように恐怖がページをめくる手を止めさせないような作品かと思ったら、全く裏切られました。 ネタバレになるので詳しく書けませんが、不気味さを感じるハズの演出家・小野川の言動は、不気味どころかただの不快な明るさにしか感じませんでした、しかも何もかも強引すぎる論理展開。 恐怖を感じるのはラストの一部分だけですし、途中で視点が作家の待居からライターの今泉に移ったり戻ったりしてするのも感情移入がしにくく、落ち着いて物語にのめりこめません。 ラストは確かに怖さを感じさせるような展開なんですが、無理がありすぎて怖くありません。 最初からサスペンスと思って読まなければ楽しめるかもしれません。 | ||||
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「全編に充ちた不穏な空気、好奇心と恐怖が交差する傑作推理サスペンス」というオビに惹かれて購入。「火の粉」のように恐怖がページをめくる手を止めさせないような作品かと思ったら、全く裏切られました。 ネタバレになるので詳しく書けませんが、不気味さを感じるハズの演出家・小野川の言動は、不気味どころかただの不快な明るさにしか感じませんでした、しかも何もかも強引すぎる論理展開。 恐怖を感じるのはラストの一部分だけですし、途中で視点が作家の待居からライターの今泉に移ったり戻ったりしてするのも感情移入がしにくく、落ち着いて物語にのめりこめません。 ラストは確かに怖さを感じさせるような展開なんですが、無理がありすぎて怖くありません。 最初からサスペンスと思って読まなければ楽しめるかもしれません。 | ||||
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