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浮遊封館
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浮遊封館の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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※※※ 真相に触れています ※※※ 全国で「死体が消える」という不可解な事件や、犠牲者の数が130人分足りない飛行機墜落事故など、壮大で不気味な謎は興味をそそられるが、序盤から「怪しげな宗教団体絡み」の事件である事が明白な事と、さらにその宗教団体が不気味な(信者にとっては聖なる)ドームを建設している、というのを読んで、ほとんど真相の見当がついちゃいました…。それを隠れ蓑にして上手く真相を外してきてくれるかと期待しましたが、序盤から予想していた通りのオチでした。 ↓以下、突っ込み所としては、 ・飛行機事故はほとんどの場合、遺体は大きく損壊してしまうので、彼らの目的である〇〇集めに最もそぐわない方法だという事。目的に対してやる事のリスクと不確実性が高すぎる。 ・手っ取り早く集めようとしたのだとしても、被害者を何年も監禁して適正な寸法になるまで待っていたりと、やってる事に矛盾がある(それなら何処かで適正なサイズの人間を攫ってくれば良いのでは)。 ・そもそも彼らにとって「聖地」となるべき重要なドームを建設するのに、信者以外の無関係な人間の〇〇を使うのは冒涜に当たらないのだろうかという疑問。 ・教祖である〇〇が、ナーガの剣で侵入者を〇〇すというのも、ご神体でそんな事をしていいのかという疑問(笑)。 ・また、本間があそこまで神経質にマンション室内の手直しをさせていたのが何故か不明(38度に設定してある部屋の存在も謎)。 ・雪密室の必然性の無さ。 …などなど。 死体が大量に消えるという謎は面白いんですが、結局「狂信的な宗教団体」が原因である事を序盤からバラしているので、それが結果として「信仰絡みなら動機としては何でもアリ」になってしまい、かつ、真相の意外性にも繋がらなくなってしまった感があります。 | ||||
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