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オーディンの鴉
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【この小説が収録されている参考書籍】
オーディンの鴉

オーディンの鴉の評価: 3.88/5点 レビュー 17件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt
Created with Highcharts 5.0.100件0.00%2件11.76%4件23.53%5件29.41%6件35.29%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

展開は案の定、ラストは満足。

愚直なオッサン刑事が、ネットの脅威と戦う話。迷彩アカウントを取るのに、なぜ捨てアドをつかわない?写真をアップするならツイッターの方が早いんじゃ…主人公がオッサン設定だからか、現代のネット事情にマッチしない部分もあります。
犯人にも意外性はないのですが、会話文が多いのでスイスイ読めて、2時間ドラマのような面白さがあります。ラストの作戦も良かったです。私もいざという時マネしようと思いました。
私の周りでは、だいたい50歳以上の人が、知らない世界の話だからドキドキしたと言っています。作者と同世代の人に最適な本かも。
オーディンの鴉Amazon書評・レビュー:オーディンの鴉より
4022507349
No.3:
(3pt)

このラストはちょっと・・・違うんじゃないかな

途中までのサスペンスの盛り上げ方はなかなかで、謎の協力者などは結構いい味出しているし、クライマックスの対決も盛り上がっている・・・が、その後は残念。
敵の正体を特定の意志や命令系統を持たないアメーバ状の不気味なもの、悪意の集合体みたいな、最終的に「ネットそのもの」みたいなものへ敷衍していこうという狙いは判らないでもない。が、実際に部外秘データを集めまくったり謀殺や脅迫を行なっているわけで、いきなりそんな、あなたも私もその一員みたいなところに話を飛ばされても納得がいかない。少なくとも、オーディンの鴉はいったんは壊滅して、その後に不気味な埋もれ火を暗示させる、というのがエンタテイメントの王道ではなかっただろうか。
オーディンの鴉Amazon書評・レビュー:オーディンの鴉より
4022507349
No.2:
(3pt)

テーマは面白いが、ミステリー的にはもう一つ。

クライシスノベルを得意とする著者が描く、「ネット社会の闇」です。
ある日気がつくと自分の個人情報がネットに氾濫していたら・・・。
悪意のある何者かに個人情報を入手されていたとしたらどれだけ怖いでしょうか。我々が日々接するネットには、我々の分身とも呼ぶべき情報が溢れています。これらを悪意を持って収集し繋ぎ合わせることができたら、それはもう単なる情報というより、その個人そのものになってしまう可能性があります。メール、ネット閲覧利益、クレジットカードの使用履歴、IC乗車カードの履歴、Twitterでのつぶやき、foursquareのチェックイン、mixiでのおしゃべり、などなど、これらを集合しデータマイニングすることで、情報は「私」になります。
「メール、インターネットの閲覧履歴、クレジット・カードの利用履歴、ネットショッピングの登録内容、ICカード(中略)ひとつひとつ別々に見ると、それほどたいした情報ではないように見えても、全て集まると怖いくらい「矢島議員の全て」になっちゃいますね。」
自殺した国会議員矢島を追っていた主人公の検事が知った驚愕の事実。それは、矢島の個人情報がネットの氾濫していたこと、そしてそれが悪意によって再構成されていたこと。情報を収集しているのは誰か、何のために。謎を追う検事にも悪魔の手が忍び寄る。
ちなみに、オーディンとは、北欧神話の最高神で、肩に二匹の鴉が止まっていて、世界中を飛び回って情報を集めてくるので、オーディンは全ての情報を得ることができると言われています。
テーマとしては実に面白いのですが、ミステリーとしての体裁がもう一つなのが残念です。伏線は余分なものが入っていて、わざと混乱させようという意図が見えますし、結果的に犯人も動機もいまいち釈然としません。サスペンス系の方がこの著者には合うように感じます。
過ぎた好奇心、心の底からじわりとにじみ出す、ささやかな悪意。それが、誰かを「オーディンの鴉」にしてしまう。
ここが到達点であり、ここに結論を持ってくるべきだと思うのですが、残念ながら随分手前で終わってしまいます。もったいないですね。
オーディンの鴉Amazon書評・レビュー:オーディンの鴉より
4022507349
No.1:
(3pt)

テーマは面白いが、ミステリー的にはもう一つ。

クライシスノベルを得意とする著者が描く、「ネット社会の闇」です。

ある日気がつくと自分の個人情報がネットに氾濫していたら・・・。

悪意のある何者かに個人情報を入手されていたとしたらどれだけ怖いでしょうか。我々が日々接するネットには、我々の分身とも呼ぶべき情報が溢れています。これらを悪意を持って収集し繋ぎ合わせることができたら、それはもう単なる情報というより、その個人そのものになってしまう可能性があります。メール、ネット閲覧利益、クレジットカードの使用履歴、IC乗車カードの履歴、Twitterでのつぶやき、foursquareのチェックイン、mixiでのおしゃべり、などなど、これらを集合しデータマイニングすることで、情報は「私」になります。

「メール、インターネットの閲覧履歴、クレジット・カードの利用履歴、ネットショッピングの登録内容、ICカード(中略)ひとつひとつ別々に見ると、それほどたいした情報ではないように見えても、全て集まると怖いくらい「矢島議員の全て」になっちゃいますね。」

自殺した国会議員矢島を追っていた主人公の検事が知った驚愕の事実。それは、矢島の個人情報がネットの氾濫していたこと、そしてそれが悪意によって再構成されていたこと。情報を収集しているのは誰か、何のために。謎を追う検事にも悪魔の手が忍び寄る。

ちなみに、オーディンとは、北欧神話の最高神で、肩に二匹の鴉が止まっていて、世界中を飛び回って情報を集めてくるので、オーディンは全ての情報を得ることができると言われています。

テーマとしては実に面白いのですが、ミステリーとしての体裁がもう一つなのが残念です。伏線は余分なものが入っていて、わざと混乱させようという意図が見えますし、結果的に犯人も動機もいまいち釈然としません。サスペンス系の方がこの著者には合うように感じます。

過ぎた好奇心、心の底からじわりとにじみ出す、ささやかな悪意。それが、誰かを「オーディンの鴉」にしてしまう。

ここが到達点であり、ここに結論を持ってくるべきだと思うのですが、残念ながら随分手前で終わってしまいます。もったいないですね。
オーディンの鴉Amazon書評・レビュー:オーディンの鴉より
4022507349

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