バベル
- ウイルス (65)
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日本を襲う強力な感染症バベル。様々な立場から苦悩しウィルスに抗う人々。感染爆発のBeforeとAfterがパラレルに展開するストーリーに引き込まれた。著者の丁寧な取材の結果が随所に反映され内容に深みがありまた感染症に対して参考になる点が多々あって好感が持てた。 | ||||
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すごく読みにくい内容で、完読に至らず売却します。 | ||||
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SFのような体をしていますが、ハラハラドキドキの連続! 面白くて一気に読みました。 “あのこと”の前と後が交互に語られます。その構成によって、前も後もこの先どうなるのだろうという興味が尽きず飽きさせません。力作! | ||||
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いつ起きてもおかしくないバイオハザード。発症者と非発症者を住み分けする壁。発症者を守るためだと思われたが実は・・。 何が幸せなのかを考えさせられる。言葉が当たり前に話せることに何の疑問を持たなかったが、言葉は伝える手段としては決して絶対的なものではないと思い知らされた。 読みごたえある作品。 | ||||
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人間の言語コミュニケーション機能を破壊するウィルスが日本(だけ)に蔓延し、という発想は面白いが、物語としては極めて退屈な作品。日本人の2000万人以上がこのウィルスに感染したら国家としての体裁は到底成立せず、小説どころの話ではないと思うが、その点は目を瞑るとしても、物語構成の手法が如何にも稚拙過ぎる。 ウィルスが蔓延する前と後(<before>と<after>)との世界がほぼ交互の章でカットバックで描かれるのだが、<after>の章が安っぽ過ぎる。アメリカの(スキャンダル専門の)記者が<after>の世界に潜入ロポに飛び込むという章がほぼ冒頭にあるため、全体的に通俗的な雰囲気が漂ってしまっている。このため、<after>の世界の章全体が安手の活劇の様で作者の意匠を反映しているとは思えない。一応、「チョムスキーの生成文法」や「ピジン語」の話が出て来るのだが、言語理論や言語コミュニケーションについて深く追求している訳でもなく、非感染者の感染者に対する差別表現は"ありきたり"。言語コミュニケーションを越えた精神感応力によるコミュニケーションの優越性を示唆する辺りはまさに噴飯ものと言って良い。 <before>の世界において、ウィルスが蔓延して行く恐怖の過程をもっとジックリと描けたのではないか。ヒロインの兄が感染症の研究者なのだから、ウィルスの構造・作用等を同定し、ウィルスを克服して行く過程をもっとジックリと描けたのではないか。<before>と<after>を問わず(<after>は元々不要だったと思うが)、言語理論や言語コミュニケーションについてもっと深く追求出来たのではないか(ここが本作の"肝"だと思うのだが......)。様々な不満がどうしても噴出してしまう期待外れの作品だった。 | ||||
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