■スポンサードリンク


(短編集)

月曜日の水玉模様



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
月曜日の水玉模様
月曜日の水玉模様 (集英社文庫)

月曜日の水玉模様の評価: 4.06/5点 レビュー 17件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

初めて読むにはおすすめしない

最初に村上春樹さんを読むなら「ノルウェイの森」は避けるべし、というのはよく言われることだが、加納朋子さんの場合も「月曜日の水玉模様」は避けたほうがいいと思う。
 本作はいわゆる日常の謎系である。文章も読みやすい。展開もスムーズで、色鮮やかに働く女性を描く。しかし、初期作品ゆえか、少しご都合主義な推理展開だと感じた。決して論理が破たんしているわけではないのだが、「それ、陶子さんにしかわからないよね?」と言いたくなる話があった。主人公しか知らず、それを事前に読者に示さないのは卑怯だ。
 偶然が重なった結果の推理は、ミステリーとしてフェアと言えるのだろうか。主人公の生い立ちは推理の材料ではないのか。日常の謎は決して「ゆるいミステリー」ではない。
 初めて読む加納作品にすべきではない。
月曜日の水玉模様 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:月曜日の水玉模様 (集英社文庫)より
4087473740

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!