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(短編集)
月曜日の水玉模様
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月曜日の水玉模様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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最初に村上春樹さんを読むなら「ノルウェイの森」は避けるべし、というのはよく言われることだが、加納朋子さんの場合も「月曜日の水玉模様」は避けたほうがいいと思う。 本作はいわゆる日常の謎系である。文章も読みやすい。展開もスムーズで、色鮮やかに働く女性を描く。しかし、初期作品ゆえか、少しご都合主義な推理展開だと感じた。決して論理が破たんしているわけではないのだが、「それ、陶子さんにしかわからないよね?」と言いたくなる話があった。主人公しか知らず、それを事前に読者に示さないのは卑怯だ。 偶然が重なった結果の推理は、ミステリーとしてフェアと言えるのだろうか。主人公の生い立ちは推理の材料ではないのか。日常の謎は決して「ゆるいミステリー」ではない。 初めて読む加納作品にすべきではない。 | ||||
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