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(短編集)

痺れる



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【この小説が収録されている参考書籍】
痺れる
痺れる (光文社文庫)

痺れるの評価: 3.84/5点 レビュー 31件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

奇をてらった感あり

あまり短編が好きではないが、沼田まほかる作品なので読んでみた。
中には★4つ相当の作品もあるのだが、不快に感じる作品もあり、全体的にはこの評価。
読んで感じたのは、「イヤミスを意識しすぎていないか?」ということ。
どうも後味の悪さを考えながら執筆しているような気がする。
自分はまほかる氏が「イヤミス作家」ではないと思っているので、この本全体に感じられるイヤミス感が気に入りません。
短編だからなのだろうか。やっぱり自分は短編合わないなぁ。
痺れる (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:痺れる (光文社文庫)より
4334764452
No.7:
(3pt)

独特な世界観

ユリゴコロが衝撃的で著者の他の作品も見たくて購入しました。独特な世界観があり、面白い話もあるが正直オチがよくわからない話もある。暇つぶし程度に買っても損はない。
痺れる (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:痺れる (光文社文庫)より
4334764452
No.6:
(3pt)

普通な作品

ユリゴコロをイメージしていたので、オッと思うような感じは、ありませんね。
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4334764452
No.5:
(3pt)

すっきりしないです

沼田さんの作品のファンが周りにいて紹介されて読んでみました。
少しわかりづらい結末の話や現実にはあり得ない設定もあり私の好きなタイプのサスペンスではなかったです
痺れる (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:痺れる (光文社文庫)より
4334764452
No.4:
(3pt)

著者らしい味わいのある短編集です

実は、短編集はあまり好きではありません。当然ですが、物語が変わる都度背景等、読み手が切り替えなければならないことがあって、煩わしいのです。でも、たしかに軽く読める良さはあるので、それが好きな方は、星四つ以上でしょう。
九つの物語が入っていますが、著者らしくちょっと恐ろしい展開になるものがあり、笑えないおかしみがあるものもあり、バラエティに富みながら楽しめるものばかりだと思いました。
痺れる (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:痺れる (光文社文庫)より
4334764452
No.3:
(3pt)

気が重い

読んでいるうちに、気が重くなってきました。
女という存在が持つ「毒」が、ねっとりとした文で綴られているせいでしょうか。
筆力のあるかただと思いますが、個人的には、もっと気軽に読める話がいいです。
痺れる (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:痺れる (光文社文庫)より
4334764452
No.2:
(3pt)

「林檎曼陀羅」レベルで全体を統一して貰えれば......

人間が"壊れて行く"過程、あるいは"壊れてしまった"人間を主題とした9つの作品を収めた短編集。各編の題名から窺える通り、果物・草花・小動物をモチーフとしている辺り、日常の中の非日常性を浮き彫りにしようとする姿勢が伝わって来る。登場人物の特異なキャラクター・過去体験に依存し過ぎていて、物語の構成手法にやや難があると(個人的に)感じる長編に比べて短編はどうなのかという興味を持って本作を手に採った。

その結果は玉石混淆と言った所。冒頭の「林檎曼陀羅」は、現実と夢との境目が無く、時間軸も自在に移り変わる茫洋とした幻想的雰囲気の中でヒロインの過去を徐々に明かして行く技巧が鮮やか。著者の持ち味を活かしたまま、短編化した効果が出ている秀作だと思う。「沼毛虫」も、伝聞形式という点がやや弱いが、ドロドロとした怨念が伝わって来る著者らしい持ち味が良く出た短編。ただし、他の短編はどうであろうか ? 決して悪い出来ではないのだが、著者にしか書けないと言った類いの作品には映らなかった(例えば、「ヤモリ」は河野多恵子氏の初期短編を想起させる)。更に、堕胎あるいは流産した女性、シングル・マザー、不倫中の女性に題材が偏っている点に視野の狭さを覚えた。

反面、全体として読み易い創りとなっており、長編と比べて著者の世界に入り易い内容になっているとも感じた。特に、「林檎曼陀羅」レベルで全体を統一して貰えれば、それこそ長編を凌ぐ出来栄えとなったのではないか。
痺れる (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:痺れる (光文社文庫)より
4334764452
No.1:
(3pt)

痺れる、というよりは

痺れる、というよりは、何だか「うへっ」と呟きたくなった。収められている9つの短編は、どれも淡々とした語り口で日常の傍らに口をあけている深淵を描き出していて、ほの暗かったり、滑稽で哀しかったり、背筋がぞっとしたりと、いろんなテイストを味わえる。中では最後の「エトワール」が印象に残った。
痺れる (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:痺れる (光文社文庫)より
4334764452

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