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(短編集)
痺れる
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痺れるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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9編の短篇集。1冊で9話の「まほかる」を味わえるおトク、贅沢な文庫。「普通じゃない」を筆頭に、「やはりこの人関西のオバハン」的な。「まほかる殺人小説」をもお笑いにしてしまうのも「関西」なのか。まほかリスト?を満足させない作品もあるかもしれないがどんでん返しのラストも待ち受ける、そして想定外思わずニンマリもあるある、納得の短編集。 | ||||
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代表者作品の中に見るサスペンスとはまた違った日常の中の人の中に潜む倒錯感といった恐怖を味わえる作品でした。人間って怖い。。短編集の1つ1つに登場する人たちごとの倒錯感、凄みみたいなものを私は感じて、とても堪能させていただきました。 | ||||
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マホカルファンですが ん~・・・いまいち合いませんでした ごめんなさい | ||||
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情緒的な官能的な自然的なそんな作品。短編一つ一つに人間の奥底に眠るある種の嫉妬や罪が明らかになっていく。恐怖とまではいえないが、冷たい霜のようなうすら寒さを覚える。ミステリー性はそれぞれ読み手次第だが、こんなミステリーもありだと私は感じた。また読んでみたい。 | ||||
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あまり短編が好きではないが、沼田まほかる作品なので読んでみた。 中には★4つ相当の作品もあるのだが、不快に感じる作品もあり、全体的にはこの評価。 読んで感じたのは、「イヤミスを意識しすぎていないか?」ということ。 どうも後味の悪さを考えながら執筆しているような気がする。 自分はまほかる氏が「イヤミス作家」ではないと思っているので、この本全体に感じられるイヤミス感が気に入りません。 短編だからなのだろうか。やっぱり自分は短編合わないなぁ。 | ||||
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孤独な男女が主役の、どことなく昭和な雰囲気が醸し出された短編集。 いわゆるイヤミスとはちょっと違うポップな作品も収録されていてバリエーションは豊か。著者の作品に見られる女性からみた男性への怨念は、それほど感じないので、男性でも気楽に読める作品集となっている。 若い男性に心奪われた山荘に住む女性「ヤモリ」、映画館の痴漢を心待ちする女性「TAKO」、親切の押し売りに煩悶する女性「テンガロンハット」(これはキング風)がベスト3。 やっぱり文章がお上手! | ||||
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ユリゴコロが衝撃的で著者の他の作品も見たくて購入しました。独特な世界観があり、面白い話もあるが正直オチがよくわからない話もある。暇つぶし程度に買っても損はない。 | ||||
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ユリゴコロをイメージしていたので、オッと思うような感じは、ありませんね。 | ||||
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沼田作品は初めてだったのですが、いい意味で期待を裏切られた作品。 映画化される作品もあり、もしかしたら前評判だけが良くて 実際読んだらがっかりするかもと思いながら読み始めたら 止められなくなりましたね・・ 特別な誰かではなく自分自身にも起こり得る話が多く、 隅々まで共感はできないけれど、あり得なくもなく、 そして分からなくもないな・・と・・ 女性のいい意味でも悪い意味でも細やかな 心理描写は素晴らしいと思います。 短編集なので字数はそれほどないのに 長編を読んだような満足感があります。 ただ、読み終わっても心の奥にネットリとした 何とも言えない感覚が残るので、好みが分かれるかもしれませんね。 | ||||
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初めて沼田まほかるの本をkindleで読む。 短編集なのですぐ読めた。 日常のなかに潜む異世界を描く女流作家の作品を探していたので、あたりだった。 女特有のいやらしい触感で描かれていて得心させられた。 女ならではの感性の微妙なニュアンスや容赦ない残虐性のなかに世界をみるマナコや情欲の滑稽さやおぞましさ・・・ オチがあったり、 ユーモアがあったり、 殺人したり、 殺人計画たてて実行したり・・・ 女の主人公の平凡な日常のなかに徐々にひろがっていく普通じゃない感覚世界・・・ その世界の肥大化・・・ 女の生理の微細な描写は作家自身が女だから情け容赦なしの筆致で綴るのが最大の魅力だろう・・・。 これらの作品を、 例えば、 家庭の主婦なんかどんな風に読むのだろうか・・・? 多分、 読者の半分以上は女性であり、 ごく平凡な日々を暮らす女性だと思うのだが・・・ 内在している事象は、 不倫・情欲・嫉妬・殺意・殺人・・・ それらのなかに内在するとらえどころのない女の情感の揺れ・・・ 犯罪の匂いぷんぷんのイってはいけない領域に踏み込んでいく普通ではない時空間=異世界・・・ ここに描かれる犯罪的世界をエキスにして 平凡な主婦は家庭生活を円滑に切り盛りしていくのだろうか・・・? 脳内に貯まりに貯まった小説が提示する幻影風景が婦人の読者の脳内を挑発し凌辱し・・・・・・ ふっと、 婦人は、 日常の裂け目に小説と同等の犯罪に類した世界を侵入させはじめるのだろうか・・・・・・? | ||||
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沼田さんの作品のファンが周りにいて紹介されて読んでみました。 少しわかりづらい結末の話や現実にはあり得ない設定もあり私の好きなタイプのサスペンスではなかったです | ||||
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実は、短編集はあまり好きではありません。当然ですが、物語が変わる都度背景等、読み手が切り替えなければならないことがあって、煩わしいのです。でも、たしかに軽く読める良さはあるので、それが好きな方は、星四つ以上でしょう。 九つの物語が入っていますが、著者らしくちょっと恐ろしい展開になるものがあり、笑えないおかしみがあるものもあり、バラエティに富みながら楽しめるものばかりだと思いました。 | ||||
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展開も結末も面白く、一気に読んでしまいました。 人の描写がうまいなと感じました。 | ||||
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ユリゴコロが面白くて、こちらも読み始めました。 主人公がレイプされたり痴漢されたり、全体に重く暗い内容です。でも、これが「まほかるワールド」なんですね…。知らずに手にとり後悔してます。季節的にも、春はもう少し明るく軽い内容の本がいいです。 | ||||
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読んでいるうちに、気が重くなってきました。 女という存在が持つ「毒」が、ねっとりとした文で綴られているせいでしょうか。 筆力のあるかただと思いますが、個人的には、もっと気軽に読める話がいいです。 | ||||
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沼田まほかるの魅力が存分に凝縮された1冊。 桐野夏生に通じるかのような、登場人物の強烈な内面の描写が1級品。 取り扱っている題材は決して明るいものではなく、崩壊、破滅、退廃といったワードを彷彿とさせるため、万人にはオススメできないが、 この強烈な個性はハマる人はハマるだろう。 文や物語に突き抜けたような魅力がある。 筆力の高さは折り紙つきだ。後はこのブラックな作風が合うか合わないかだろう。 長編である、猫鳴り (双葉文庫)や彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)も良かったが、 この短編集の出来も非常に良い。 背筋が冷えるダークな物語を求めている方にオススメだ。 | ||||
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「九月が永遠に続けば」から「猫鳴り」、「彼女がその名をしらない鳥たち」、「ユリゴコロ」、「アミダサマ」と読み継ぎ、本書で現時点での沼田まほかるの作品は全て読んだことになる。ワクワク感で読むというより、人間の救いようのない断面を残酷なまでに描写し、その重量感に圧倒されてきたように思う。本書は9篇からなる初の短編集であるが、特に印象深かった3篇に言及したい。 「ヤモリ」 冒頭、生きているヤモリがゴキブリホイホイに絡めとられ、それを井戸に投げ捨てる描写があり、その何ともいえぬざわつき感が、劇的なラストに反映され、非常に完成度の高い作品になっている。 「テンガロンハット」 テンガロンハットの男の徐々に昂まってくる不気味さが沼田ワールドの真骨頂で、姉が来なかったらどうなっていたのだろうと思う。このインパクトが凄い。 「クモキリソウ」 「蜘蛛切り草」と書くが、「雲霧草」がふさわしいと七枝は思う。この何気ない印象が、余韻のあるラストになるのである。 期待度が上がるにつれ、書くのも大変だろうが、早く次作品が読みたい。 | ||||
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まほかるワールド全開の久々に一気読みです。 ほんとは入院したらと思い購入したのに終わってしまった↓ まほかるさんの本って、不思議な感覚が好きです。自分は「9月〜」もよかったけど「アミダサマ」が好きです♪ 短編集もいいですね★ | ||||
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初めて沼田さんの作品を読みましたが、グロい内容で、朝、電車内で読んでいたのですが、気分が重くなりました。 まだ、読み終えていませんが、先を読むのに勇気がいる、、、。 | ||||
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沼田まほかるの世界にハマってしまったはいいけれど、全て読破してしまって、次が出ないので、ヤク切れ状態です。早く書いて~!! | ||||
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