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凍てついた墓碑銘



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【この小説が収録されている参考書籍】
凍てついた墓碑銘(ハヤカワ・ミステリ文庫)

凍てついた墓碑銘の評価: 3.71/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.71pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

田舎を舞台にした憎愛劇

大雪の中凍死した痴呆症の老人が、過去に街で死んだ少女の謎を呼び起こすといった概要の作品で、
これだけ見るとミステリ的な雰囲気が漂っているのだが、事件の調査とかはあんまりしない
そもそも事件の関係者が主格になるキャラたちの身内なので、ちょっと会いにいって話しをすれば話が進む
ページの多くは大人たちの憎愛劇に費やされ、そこがこの作品の魅力なのだろうが
そういえばみんな三十代だったとふと思い出すほど精神的に幼い人間しかいないのがいただけない

最終的に謎が明らかになると、中々凝った作りの作品だったことが分かるが、
全体的に無関係な話が多くやや長め
悪くはない作品なので、安ければ買ってもいいかもしれない
凍てついた墓碑銘(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:凍てついた墓碑銘(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150783624
No.1:
(3pt)

17年前に起きた身元不明の凍死体の真相とは?

物語は17年前にさかのぼって展開する。17年前の吹雪の夜、雪に覆われた放牧地で若い女の全裸の凍死体が、保安官とその息子たちによって発見された。同じ時期に、町の名士である判事の息子が突然町からいなくなる。凍死した女の身元は、結局わからずじまい。 そして、17年後、町からいなくなってしまった判事の息子が帰ってきた。そして、17年前の身元不明の女の正体もしだいに明らかになってくる。 また、本書は、淡い恋心の描写も巧みである。17年前、ハイスクールの女生徒は判事の息子に恋心をいだき、彼が町からいなくなってからも、変わらずに思い続けているのである。微妙な人間関係を描きながら、結末はすがすがしく仕上げられている作品だ。
凍てついた墓碑銘(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:凍てついた墓碑銘(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150783624

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