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いろは歌に暗号
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いろは歌に暗号の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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室町時代、六郎太と静の道中に明らかになる新事実、 という導入で語られる三部作の第二作、 第一作の一休さんに比べて元ネタが少ないぶん無理がなく、 いい感じに話が進んで行きました。 薬子の変に空海がどのように関ったか、 天皇と上皇、その想い人に坂上田村麻呂まで加わって曼荼羅を描きます。 最大のトリックにはそのスケールに感動してしまいました。 もともと興味深い歴史上の事件なのでしょうけど、 人物を大胆に描きあげて読者を惹きつける筆力はさすがです。 結論はちょっと肩すかしでがっくりきましたが、 最終盤までは大いに盛り上がったので良しとしましょう。 | ||||
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著者がもう一つのいろは歌である〈かたらむ歌〉を 発見したことにより、着想された本作。 「薬子の変」にからみ、空海、橘逸勢をはじめ、藤原冬嗣や坂上田村麻呂、 最澄といった当時の歴史上の偉人たちの人間模様も楽しめます。 嵯峨天皇が作中において、一般にはあまり知られていない名で呼ばれている 本当の意図に気づいた時、「まんだら探偵」たる空海の真価が理解できます。 | ||||
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著者がもう一つのいろは歌である〈かたらむ歌〉を 発見したことにより、着想された本作。 「薬子の変」にからみ、空海、橘逸勢をはじめ、藤原冬嗣や坂上田村麻呂、 最澄といった当時の歴史上の偉人たちの人間模様も楽しめます。 嵯峨天皇が作中において、一般にはあまり知られていない名で呼ばれている 本当の意図に気づいた時、「まんだら探偵」たる空海の真価が理解できます。 | ||||
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いろは歌の謎、薬子の乱に興味がある人、空海が好きな人などなど 歴史好きな人は必読です。 きちんと骨太な史実があり、内容も深く掘り下げられています。 結末も安直なものではなく納得。 空海はとても人間味ある人物に描かれています。 鯨統一郎さんのおかげで歴史が好きになりました。 これからもたくさん、楽しい歴史推理小説を書いていただきたい!! | ||||
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いろは歌の謎、薬子の乱に興味がある人、空海が好きな人などなど 歴史好きな人は必読です。 きちんと骨太な史実があり、内容も深く掘り下げられています。 結末も安直なものではなく納得。 空海はとても人間味ある人物に描かれています。 鯨統一郎さんのおかげで歴史が好きになりました。 これからもたくさん、楽しい歴史推理小説を書いていただきたい!! | ||||
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「薬子の乱」は、なぜ起こったのか、本当の犯人は?その裏にあるトリックは?を空海が追います。真相にたどりつくのは、空海かライバル最澄か?そして、「いろはにほへと」に込められた謎は?前半は、薬子を中心に、反乱の顛末を描きます。後半は、空海がその謎を追う、構成です。謎も興味深いですし、黒幕は、2点、3点。当時の有名人総登場という感じです。また空海も「偉人・スーパーマン」というより、茫洋とした人間味のある人物として描かれています。同じみの空海の術披露、薬子との術比べもあります。 | ||||
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「薬子の乱」は、なぜ起こったのか、本当の犯人は?その裏にあるトリックは?を空海が追います。真相にたどりつくのは、空海かライバル最澄か?そして、「いろはにほへと」に込められた謎は? 前半は、薬子を中心に、反乱の顛末を描きます。後半は、空海がその謎を追う、構成です。謎も興味深いですし、黒幕は、2点、3点。当時の有名人総登場という感じです。また空海も「偉人・スーパーマン」というより、茫洋とした人間味のある人物として描かれています。同じみの空海の術披露、薬子との術比べもあります。 | ||||
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著者久々の傑作です。言葉遊びにおぼれることなく、史実から丁寧に虚構を作り上げています。やはり歴史の解釈においてこそ著者はその輝きを増すのかもしれません。歴史に光を当て続けて欲しい作家の一人が鯨統一郎さんです。それにしてもこの入れ子構造は最高です。 | ||||
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著者久々の傑作です。言葉遊びにおぼれることなく、史実から丁寧に虚構を作り上げています。 やはり歴史の解釈においてこそ著者はその輝きを増すのかもしれません。 歴史に光を当て続けて欲しい作家の一人が鯨統一郎さんです。 それにしてもこの入れ子構造は最高です。 | ||||
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平安京遷都間もない頃に起きた「薬子の変」。譲位した平城上皇(兄)と譲位された嵯峨天皇(弟)の間での権力を巡る争い。平城上皇に、それを唆している稀代の悪女藤原薬子。前半は、「薬子の変」が起きるまでが語られる。「薬子の変」が鎮圧されて終わりかと思えば、嵯峨天皇は、若き空海に対し、なぜ兄平城上皇が変を思い立ったかを調べるように命じる。ここから、空海と友人橘逸勢の謎解きが始まる。前半部にそれとなく織り込まれていたいくつかの辻褄の合わない話から、推理が始まり、最後は思いもしなかったからくりが明らかにされる。周辺人物として、坂上田村麻呂や藤原冬嗣などの人物も登場する。歴史好きな人には、肩が凝らずに読める歴史推理小説だ。 | ||||
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