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鬼のすべて



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【この小説が収録されている参考書籍】
鬼のすべて
鬼のすべて (光文社文庫)

鬼のすべての評価: 4.17/5点 レビュー 12件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

割と楽しめる

デビュー作が楽しかったので読むようになったが、それ以降の作品は駄洒落がメインで「それありき」感が強く、また最後に読んだ富士山噴火の話しが余りにも駄作だったので暫く読むのを控えていたが、本作品は今まで読んだ鯨氏の作品とは違う趣が有り、楽しめた。

内容としては、連続殺人事件が起こり、発見時の遺体の様子と犯人の声明から民間伝承の鬼がフィーチャーされ、主人公が頭脳明晰な鬼研究者で有る元刑事と鬼の正体を暴いていくと言うもの。
歴史的な出来事などを独自解釈による“新説”を唱えていく手法は流石だと思う。

肝心のストーリーに関しては、やや強引な点も有るけど自分は作者のミスリードにまんまとはまり、予想していた人とは別の人が犯人だった。それもあって楽しめた作品だった。
鬼のすべてAmazon書評・レビュー:鬼のすべてより
4163203907
No.1:
(3pt)

伏線がちょっと…

鬼についてはいろいろ蘊蓄を示してくれますが、
結局はどれが結論かははっきりしません。
事件の謎解きの方は、
ミスリードさせようとする伏線が稚拙で、
作品の末尾で伏線が判明した結果には
がっかりしてしまいました。
読んでいて止まらなくなって一気に読んでしまったので、
話の運びのうまさはあると思います。
鬼のすべてAmazon書評・レビュー:鬼のすべてより
4163203907

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