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BOX!
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BOX!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全307件 241~260 13/16ページ
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つかみからしてすごい。一気に引き込まれる。カブちゃんの天真爛漫キャラもユウちゃんの草食系キャラもいい。高校時代という若さの頂点をボクシングにぶつける登場人物。コーチもジムトレーナーもライバルも朝鮮学校の人らもみんなキャラ立ちまくり。ユウちゃんのデビュー戦ぐらいからずっと目に涙をためながら読んでた。全員が生命を燃やし尽くす登場人物たちに胸がいっぱいになった。この本は、登場人物と同世代だけでなく疲れたオヤジたちにもお勧めする。「強くなりたい」と男ならだれもが一度は思う。そのときの想いが少しでも火がつく。出会えてよかったと思う一冊。 | ||||
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鏑矢の内面にもっと突っ込んでほしかった。 天才がなぜ、復活したのか。 そしてラストの心境の変化に対して。 全てを、可能性が未知数な少年・青年期のせいにするのではなく、 もっと内面をえぐってほしかった。 ボクシングの練習だけではなく、そこをテーマに日常からのヒントをもっと 詰め込んでほしかった。 | ||||
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電車の中で、マナー違反の高校生を咎めようとした耀子は、逆に高校生たちにからまれた。危機的な状況から救ってくれたのは、乗り合わせたひとりの少年だった。彼は、耀子が勤める高校の生徒で、ボクシング部に所属していた。ひょんなことから耀子も「ボクシング」に関わっていくことになるのだが・・・。ボクシングの世界を、さわやかに描いた作品。 ボクシングというスポーツが持つ繊細さ、奥深さ、そして残酷さが、余すところなく描かれている。それは、今まで知らなかった部分で、かなり興味を持って読んだ。天性の才能を持つ天才ボクサーの鏑矢。彼にあこがれ、彼に追いつくべく努力を重ねる木樽。そして、それを見守る顧問の高津耀子。最強のライバルとの闘いはいったいどうなるのか?試合のシーンの描写は圧巻だった。ラストも、無難にまとめられている。全体的には面白いと思うが、耀子と鏑矢・木樽との出会い、ボクシングの過酷な練習、丸野のエピソードなどなど、それらはどれも漫画的だった。最初からドラマ化やアニメ化を意識して書いたような印象も受ける。そこのところが多少気になるが、まあまあそれなりに楽しめる作品だと思う。 | ||||
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「永遠の0」の百田尚樹さんのボクシング小説の下巻です。 分量は383ページで、上巻と同様に15章構成、所要は4時間程度です。 上巻に続き、大阪の高校でボクシング部に属する鏑矢と木樽の物語が展開されます。 上巻でもそうでしたが、本巻でもボクシングにかける高校生の青春がよく出ています。 ひ弱だった木樽がトレーニングしてその才能に目覚める模様、 マネージャー丸野の陰のある明るさ、顧問沢木先生と高津先生の熱心な指導、 ジムのトレーナー曽我部の不気味な職人芸、そして鏑矢と稲村の宿命のライバル対決。 ボクシング経験のある作者による臨場感のある筆致で、いずれも鮮やかに描かれています。 ボクシングを知らない方も楽しめる、おすすめの青春小説です。 | ||||
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舞台は大阪。恵美須高校1年生の鏑矢義平はボクシング部に所属し、 選抜大会を制するなど府内で無類の強さを誇っていました。 ある日、その高校の女教師高津耀子は、電車内で彼に助けられます。 紆余曲折を経て部の顧問になった耀子と、鏑矢の親友木樽、鏑矢を慕う丸野。 彼らの物語がそこから始まったのでした。 「永遠の0」で有名な百田尚樹さんの長編小説です。上下巻構成で本巻は373ページ、15章です。 本巻では鏑矢・木樽と耀子の出会いから、インターハイなどでの鏑矢の活躍が記されています。 その中で描かれているのは鏑矢の強さや、高校生達の友情や恋といった青春ですが 最も強く伝わってくるのはボクシングというスポーツへの愛情です。 「ボクシングは単なる殴り合いではない」「ガードが一番大事だ」 といった部の顧問の言葉が強く胸に響きます。 ボクシング経験がある作者の叫びであり、ボクシングへの愛情の表れなのでしょう。 時折出るボクシング用語もさらりと解説されています。 ボクシングが好きな方はもちろん、青春小説が好きな方におすすめの本です。 | ||||
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高校のアマチュアボクシングの話です。中心人物は、運動神経にすぐれ、天才肌のボクサーの鏑矢といじめられたことをきっかけにボクシングをはじめ、努力によって文武両道を目指すボクサーの木樽である。読んでみると、アニメチックなんだろうがそれそれのキャラクターが立っていて感情移入しやすかった。映像化しやすい作品だろうなと思いました。585ページあった本書を一気に読み終わりました。英語教師でボクシング部顧問の高津耀子が沢木監督などにボクシングについて尋ねることで、ボクシングの深さを再確認する。ボクシングというものは科学的なスポーツなんだな。私はタイプが似ている木樽に惹かれるものがあって、愚直なまでも監督の指導を守って何度も何度も同じ事を繰り返している。その成果が生かせるように早く試合が見たいなあという風に思いました。木樽の初めての試合のシーンは22章になってやっとでてきた。木樽の一生懸命さが、周りの部員や監督を変えていった。見所は、鏑矢のよさと木樽のよさが合わさった選手である稲村vs鏑矢、稲村vs木樽、鏑矢vs木樽ですかね。好きな試合である稲村vs鏑矢はたしか2回対戦があると思うのですが、それぞれの試合の終了に鏑矢はターニングポイントをむかえるんですよね。エピローグはちょっとあっさりしすぎるかな。 | ||||
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百田尚樹さんの作品です。先日、永遠のゼロをご紹介させていただきましたが、今回はまったく違った内容で高校生の青春をボクシングを通して描いた作品になっています。 生まれながらにして、いじめられっ子の木樽。 そして彼と幼馴染でボクシングの天才児、鏑矢。 とあることから、ボクシング部の顧問になってしまった耀子。 鏑矢は小学生で空手を習い、中学生でプロを育成するボクシングジムでボクシングを習い始め、高校生になった時、ボクシングクラブに入り、1年生の時から頭角を現す。木樽はいつもその鏑矢にいじめられるところを助けて来てもらったが、自分も強くなりたいという気持ちを持ち、学費免除を受けるほどの優等生でありながら、初めてボクシングの世界に入っていく。 天才児は努力もせず、いじめられっ子は血のにじむような努力を続けて行く。 二人の前に立ちはだかる高校生ライト級の覇者、稲村。 彼らは稲村を倒すことに自分の青春を懸ける! それを見守る教師、耀子。 軽いタッチの文章は永遠のゼロを描いた作者とは思えませんでした。この作品はもちろん素晴らしい内容ですが、私はその内容もさておき、これほど違うタッチで、違う内容のものを同じ作者が書いたということが驚きでした。 舞台は私の生まれ故郷の大阪です。 まさに地元が舞台のこの本を読み終えた時は感動のあまり「ロッキー現象」を起こしていました。「ロッキー現象」とは、ロッキーの映画を見た後、家に帰ったら走り始めるという現象です。もちろん走る前に生卵を飲むわけです。 このボックスを読み終わった私は筋トレを始めてしまいました。 これぞ、まさに「ボックス現象」かもしれません! 興味のある方は是非ご一読ください。 すきっとしますよ! | ||||
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百田尚樹さんの作品です。先日、永遠のゼロをご紹介させていただきましたが、今回はまったく違った内容で高校生の青春をボクシングを通して描いた作品になっています。 生まれながらにして、いじめられっ子の木樽。 そして彼と幼馴染でボクシングの天才児、鏑矢。 とあることから、ボクシング部の顧問になってしまった耀子。 鏑矢は小学生で空手を習い、中学生でプロを育成するボクシングジムでボクシングを習い始め、高校生になった時、ボクシングクラブに入り、1年生の時から頭角を現す。木樽はいつもその鏑矢にいじめられるところを助けて来てもらったが、自分も強くなりたいという気持ちを持ち、学費免除を受けるほどの優等生でありながら、初めてボクシングの世界に入っていく。 天才児は努力もせず、いじめられっ子は血のにじむような努力を続けて行く。 二人の前に立ちはだかる高校生ライト級の覇者、稲村。 彼らは稲村を倒すことに自分の青春を懸ける! それを見守る教師、耀子。 軽いタッチの文章は永遠のゼロを描いた作者とは思えませんでした。この作品はもちろん素晴らしい内容ですが、私はその内容もさておき、これほど違うタッチで、違う内容のものを同じ作者が書いたということが驚きでした。 舞台は私の生まれ故郷の大阪です。 まさに地元が舞台のこの本を読み終えた時は感動のあまり「ロッキー現象」を起こしていました。「ロッキー現象」とは、ロッキーの映画を見た後、家に帰ったら走り始めるという現象です。もちろん走る前に生卵を飲むわけです。 このボックスを読み終わった私は筋トレを始めてしまいました。 これぞ、まさに「ボックス現象」かもしれません! 興味のある方は是非ご一読ください。 すきっとしますよ! | ||||
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ボクシングというと、「汗、血、暴力、男臭い」なんてイメージがありましたが、本作品を読んで見事に払拭されました。 ボクシングは風が吹き抜けるような爽やかなスポーツ。 そして命を懸けた狂気の域にまで達する究極のスポーツ。 上巻から面白かったですが、下巻の中盤からは読むことを止められずに夜更かしして一挙に読んでしまいました。 百田さんは人物の描き方が天才的にうまいと思います。 本作はボクシングに打ち込む幼馴染の2人(木樽、鏑木)を中心に、彼らを見守る女教師高橋を交えて物語が進んでいきますが、最後の試合描写がそれまでの選手視点から高橋の視点へと移っていく様は素晴らしく、そのままエピローグへ突入する-高橋で始まり高橋で終わる-なんて最高の終わり方でした。 スポコンもののように直球ストレートな組み立てではなく、複雑に練られたストーリーはフィクションではなくノンフィクションを読んでいるようなリアリティさえ感じます。 高橋が鏑木のボクシングの様を「風」のようと表現しますが、エピローグを読んで人生の青春時代こそ「風」のように一瞬で通り過ぎていくものだと思います。 ハッピーエンドでもアンハッピーエンドでもなく、がむしゃらに生きた輝かしい青春の一ページを見たようです。 本作を読んでボクシングに少しは詳しくなれたので、ボクシングの試合が観たくなりました。 尚、本作は2008年度に発売された同作品に加筆修正したものだそうです。(単行本は読んでいないのでどこが変わったのかは分かりませんでした。) | ||||
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ど根性スポコン漫画を読んでるようだった。確かに読みやすいし面白い。胸が熱くなる場面もたくさんあった。でも女性教師の感覚がアナログ過ぎて、理性と欲に迷う葛藤が嘘臭くうっとうしく感じたのは僕だけでしょうか…? | ||||
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百田氏の作品は戦記物、昆虫物、ファンタジーや時代劇など、どれも全く違うテーマで、それぞれが面白く感動しています。 本作は高校ボクシング部のアマチュアボクシングがテーマ。「ボックス」とは「ボクシングしろ。闘え」という意味でレフリーが試合開始を告げるセリフ…だそうです。 ボクシングのことは全く知らないので、読む前には世界に入れるか?と心配しましたが、女性でボクシング部の顧問を担当することになった英語教師 耀子の視点から、ボクシングの基礎やルールなど初心者でも理解しやすい展開となっています。 冒頭の5ページまで爽快な展開で一挙に物語りに引き込まれます。 どんな感じの物語?と思った方は書店などで第一章の14ページまで試し読みすると良いかもしれません。 すぐに続きが読みたくなること請け合いです。 | ||||
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この作品は映画を先に見てそちらも十分楽しめるいい作品だと思ったが、その原作となる本書は最高に面白い傑作であった。 主人公は、ボクシング部に所属する鏑矢と木樽の二人の高校生。鏑矢は天才的なボクシングセンスを持つが練習嫌い、一方鏑矢の幼馴染の木樽はいじめられっ子の優等生で、二人は親友、というベタな設定だが、木樽がボクシング部に入り魅力に取り付かれ上達する姿を通じて、ボクシングというスポーツの独特の魅力が浮かび上がってくる仕掛けになっている。これを読むとボクシングがいかにハードかつインテリジェントなスポーツであるかよくわかる。 試合の様子も実にリアル。スピードとパワーとテクニックが要求されるボクシングの試合がまるで目に浮かぶように生き生きと大迫力で描かれており、ぐいぐい引き込まれた。 ただしこの作品はボクシングファンを対象にしたマニアックな作品ではない。高校生の熱い友情とライバル心、先生との淡い恋など、青春の魅力が一杯に詰まった、誰が読んでも楽しんで感動できる作品だと思う。 | ||||
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百田さんは読者を飽きさせない、次に進みたくて 仕方がない、でも物語が終わるのが寂しいくらいでした。 そしてもう一度自分の好きな場面を読み返してました。 少年の面はゆい恋や友情も魅力ですが アマチュアボクシングのうんちくが素晴らしい。 「ボクシングは頭の悪い人がする」という 私の偏見を吹き飛ばしてくれました。 もちろん一番過酷な競技とは思ってましたが 最近のプロボクシングに辟易としていたので 爽やかな気持ちになりました。 天才と努力の人、この対比も見事です。 こういった作品を読書感想文の課題図書に してほしいな〜。 | ||||
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映画化されたボクシングを題材にした青春小説ですが、本当に良く出来ていますし、 最初から最後まで、アッと言う間に読めます。 一番魅力的な登場人物であるカブの主観をあえて書かないのは著者の狙いを感じる。 正直最後のエピローグはいらないような気もしたけど、それ以外にケチをつけたくなる ようなところは見当たらない。 お勧めです! | ||||
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ボクシング漫画?アニメ?の高校生版「はじめの一歩」みたいな話です。 木樽、耀子先生にカラム恋のエピソードは不要かと思いました。 私はボクシング素人ですが、 物語の主人公もボクシング素人の耀子先生です(映画では木樽が主人公だったような)。 高校のボクシング部の監督が耀子先生に、 ボクシングうんちくをペラペラ話すことで、 ボクシングに興味のない人知らない人でも、 物語の世界に入り込めるようになっていると思われます。 百田さんの本は、うんちくがすごいですね。 永遠のゼロでもモンスターもそうですが。 Box!は映画化されました。 劇場で見ましたが、原作の方が圧倒的に面白いです。 なんでかっていいますと 鏑矢が木樽を慕う理由。 木樽がボクシングを始める理由(露骨には書いてないと思いました) 進学コースの秀才・木樽が怪物稲村に勝てない理由。 鏑矢が通っていたボクシング・ジムのソカベ?のじいさん などが映画では一切無視されているからです。 それらの背景などが原作では描かれているので、 キャラクターに深みが感じられました。 そして読後感が最高です。 きっと男性ならボクシングとかしたくなっちゃうと思います。 なんなら、明日っからロードワークとか、行っちゃうかも。 女性はきっと、かぶくんに恋しちゃうかな。 | ||||
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話の展開がスピーディであきさせない一方,その反動か登場人物は個性のかけらも無く,どこかで見たような類型方となっている. また構成は無難となり,冷静に思い起こせば可もなく,不可もなく,サプライズもなく,といったところ. 文章は平易で小説という媒体で読む必要性はまったく感じない. それでも一気に読ませてしまうパワーはすごい. 著者が放送作家ということも踏まえてテレビ的な小説であることは間違いないだろう. | ||||
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不良と優等生の幼なじみ。不良でケンカ早い方は、その抜群の運動神経を生かし、ボクシングで天才ぶりを発揮し、優等生の方はとある出来事から、「強くなりたい」と願い彼もまたボクシングを始める。。。これを見守る、若き女性教師。。。いやぁ、びっくりするほどベタな設定ではないですかぁ。しかも大阪。関西弁けっこうきつい。 なんて思って、おまけに映画化?!と言うことで、微妙に半信半疑というか、さ、どうかなぁ、と思って手に取った。でも、永遠の0 (講談社文庫)の百田の作品だからなぁ。きっと、と言う期待もあって。 いやはや。はまったはまった。 このべたべたの設定がなんとも心地いい。実にいい。 と言うことで、比較的平穏に過ぎる上巻でも、ほぼ一気に行きました。 さぁ、この分だと下巻は。。。ちょっと仕事さぼりかなぁ、と言う感じ。軽いタッチのようだけど、微妙にみなが持っている人生のちょっとした傷、のようなものが少しずつかいま見え、重くはないが人生の厚みのようなものを匂わせる、やはり百田さん、いい作家なんだなぁ、と思いますねぇ。 | ||||
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上巻の後半から、加速がついて読み続けてしまった。下巻、一気です。はっきり言って、何か大事な用のあるときとか、ダメですね。さぼってしまいます。とにかく、特に下巻半ばくらいからは、多分ノンストップでしょう。 ストーリー的には、割にこれまたベタな展開で、なんというかな、予想通りな感じがします。ネタバレになりますから言いませんが、そのベタな多分そうなるであろう的展開は、きちんと裏切られます。二回ほど。ほっほう、そう来るか、というところがいいなぁ。 ある種淡々と、ひそかに進んだ上巻と違い、下巻はスリリングであり、ドラマチックです。 だから、上巻で、これは面白いぞ、と思ったら人は、もう下巻はまさにノックアウト。非常に面白いです。なかなか多彩な仕込みで、かなり驚きました。 ボクシングと言うことで、ちょっとしり込みする方もいるかと思いますが、それは気にしないでいいですね。ボクシングに詳しい人の方が少ないことは、作者も十分わかっているのですから。 ちなみに、短いエピローグ、けっこうググっときました。ここまでで100点。このエピローグで120点です。 いやはや。おもしろかった。 作者は実にうまい人だなぁ。しばらく作者自身にもはまってみようと思うんです。 | ||||
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面白い!!楽しい!!ワクワク!!ドキドキ!! そして、切なくて・・・。 ハラハラと涙・・・。 ボクシングを通して、青春の淡い想いと、活力と、友情に感動します。 色んな要素が混じりながら、てんこもりの青春に拍手したり、祈ったり。 ボクシングシーンは、素人でも分かりやすくファイトシーンが見えてきます!! 会話や場所etc情景が見えてくるタッチで読みやすい。 | ||||
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上巻を読み終えたあと すぐに読み始めてしまいました。 まず一言、大満足です! 映画を先に観たのですが、 原作のほうが何倍も面白かったです!! 原作読んだ人の映画の感想が酷評になってしまうのも頷けました。 だって、登場人物の関係や 人間性だけでなく、ラストも変えてしまっていますからね。 映画は映画でひとつの作品としてまとまっているのですが、 原作を読んでしまうと、原作の面白みが、終盤に行けばいくほど 削ぎ落とされてしまっていて、単純な高校ボクシング部の話にしか受け止められませんでした。 と、映画の感想を書いてしまいましたが、 下巻は、上巻で張られた種が、私たちの 想像を、遥かに超えたレベルの花を開かせ摘み取られてゆきます。 特に、クライマックスの試合は鳥肌ものです。 頭に光景がハッキリと浮かぶ巧みな描写に、眼も潤まされてしまいました。 筆者の本を読んだのは今作が初めてですが、 他にはどんな本を書いているのか興味が湧いてきました。 早速、購入して、読んでみたいと思います(笑顔) | ||||
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