対岸の彼女

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対岸の彼女の評価:

4.24/5点 レビュー 357件。 A ランク

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平均点4.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全575件 481〜500 25/29ページ
No.95
(3pt)

勉強になりました

僕は現在大学生です。小学生のころからクラスの中で出来る女子の派閥とでも言うのでしょうか、そういったものがなぜ出来るのか疑問でした。恐らく男は死ぬまで女を理解できないし、その逆も然りだと思っています。ですがこの本を読むことにより、少しだけ女の人の考え方とか強さとか弱さとか・・そういったものがわかりました。同じ男性の方々にお勧めします。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.94
(3pt)

私自身が異星人なのか…

ここまで派閥からはみ出る恐怖に翻弄され,悩む主人公に違和感を感じた。自分自身は結婚してて,小さい子供を持っていて,働きたいなぁと漠然と思ってて,共感する部分は充分あるはずなのだけど。「いい人だな」「なんか好き」「仲良くなりたいな」と思うのだったら,派閥云々など考えずにとっとと仲良くなりなさいよ…あんたは今,外野100人と交換してもいい,ただ一人の人と巡り合ってんだよ,アホぅと。そこらあたり,なんか読んでいて私はイライラしました(苦笑)。それから,その他脇役の人たちがあくまで「善人」か「悪人」でしか描かれていないところにも…ちょっと…う~ん…。イヂワルな嫌味をたれる姑,妻が働くことに非協力的な夫,上司の悪口ばかり言っている同僚…。これら型にはまったような人たちが主人公の周りで陰々滅々と主人公の神経を逆なでしてゆく。でもさぁ…。それぞれ確かに欠点はあるかもしれないけど,あなた,そういう嫌な所ばかり見ずに,もっとその人のいいところを探してあげなさいよ…と私は思いました。結局,主人公たちの,外見ばかり気にして相手の心の裏に隠された暗部とか葛藤を全く見ようとしない態度に私は一番腹が立ったのかもしれない。友情がテーマのはずなのに,相手に対する思いやりや共感がない。出会うことも大切だけど…出会うばかりじゃ友達できないよ…。あ,でも物語としてはサクサク読めて楽しめた…と思います。読みながらいろんなことを感じました。ぜひ皆様にも読んで色々感じてみて欲しいです。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.93
(5pt)

続きが読みたくて・・

毎日会社へ行く日々の電車の中がとっても待ちきれなくて・・・よい本に出会うと心が懐かしい感じになります。まさにこの本はそれでした。とても得をした気分・・・葵や小夜子、こんな思い女性なら特にあると思うのですが、自分の過去と照らしあわせながらあっという間に読んでしまいました。何が怖くて必死になって仲間でいようとした日々、でも時がたてば結局一人ぼっちで・・親友??本当の親友っていったいどこに?・・いるんだろう・・人に何かを求めるのではなく自分自身をまずさらけ出す、これって意外と勇気いるんだよね。葵は日本人でナナコはアメリカ人とかそんな感じ、結局自分らしく思ったことは行動に移した方がいいって単純なことなんだ。それにしても最後の場面・・とってもよかったね~
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.92
(5pt)

人と関わっていくことの素晴らしさ

人と人との関わりがストレスをもたらすものである一方で、人と人との触れ合いが人を癒したり、生きる糧になったりすることもある。裏切られ、傷ついたとしても、前向きに、人との関わりを断たないことが大事なことであるということが描かれていると思った。学校生活での友情、主婦の世界の葛藤、独身を通して働くことの大変さ、仕事関係の人間関係の苦労・・・いろいろなところがとてもリアルに迫ってくる。何となくとってもいい作品を読んだなという後味が残った。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.91
(4pt)

年を重ねる事は悪くないという結論に達しました。

タイトルと装丁に惹かれ、1年ぶりにハードカバー本を購入しました。ケッコンしているけど子供なし。私は主人公たちのどちらに属するのかと、考えながら読みました。読み終わった結論は、「どちらにも属さないし、どちらにも属している」。結局、ケッコンしてようがしてまいが、子供がいようがいまいが、誰もが抱える悩み、誰もが踏み込んでしまう道があるのだなあと思いました。女の子、女性、メス・・・オンナという性だからこの話を自分の事のように切実に感じてしまうのだとも思いました。途中泣いてしまう場面があり、泣いた後、すっきりしました。このところ無理してたかなあ。少しゆっくり暮らしていこうと思いました。購入後読み終わったら売ってしまう私ですが、この本は後でもう一度読み返そうと思い、本棚に並べました。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.90
(5pt)

記憶の中の風

風を感じる作品十代後半はよく素肌に風をあびる時期だ。通学路で、自転車で、河川で、土手で、あるいはビル風あるいは屋上で。まるで不透明で退屈で、焦燥感を駆り立てる様な袋小路に追い立てる様な風そしてそのなかで本当に分かり合えると思える友達。純粋で無防備な友情。無防備なだけに、時に一生胸に刺さるナイフ。どんな人もおそらくこの作品に共感できる様な体験を経て大人になっていくのだと思う。ほんとうに友達と思える人がいて、その人といれば本当に自由にもなれる。そんな十代限定の特別なカタルシス、そんな普遍的な物語が少女時代と現代を錯綜させた展開によって巧みに描かれている。いわゆる”負け犬世代”の女性だけでなく年齢 性別問わず、楽しめる作品と思う。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.89
(4pt)

子を持つ者として

子を持つ者として、私は…。こう記すことは、持たない者と持つ自分の間に1本の線を引くことになる。アナタは向こう、私はこちら。そんな線引きで人を分けることの愚かさは分かっているのだが、子を持ったこの20年近くの間に、心を許してきたつもりの友人が、気がつくと、どうしようもなく、向こう側の人だと意識させられ、返す言葉を失った経験は、何度もあった。冷酷な悲しい1本の線を2人の間に感じた時点で、もう、以前の二人に戻ることはできなくなる…。これが現実の恐ろしさである。この小説は、その微細な感覚と動きを丁寧に描写し、行間にリアリティの重々しさを散りばめることに成功している。おそろしく繊細さにこだわったからこそ、その恐ろしさ、悲しさがじわじわと押し迫ってくるのであろう。こんな小説は今まで出会わなかった。読後は、斬新な感傷にしばし囚われて、疼く胸の傷みを鎮めるのが困難だった。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.88
(5pt)

「私たちはなんのために歳を重ねていくのだろう」

流れるメッセージは、「私たちはなんのために歳を重ねていくのだろう」だ。作品中、主人公がこのテーマを問い続ける。幼かったときの人間関係、大人になってもあまり変わらない馴れ合いの関係。そして疲れていく。そんななか、小夜子と葵は出会う。鬱屈する小夜子に対し、奔放な葵。だが、過去は必ずしも明るいものではなかった。作中、細かな友情や人間関係を観察した描き込みがあり、その世界観に引き込まれる。巧いなと思わされる。同じ目線で同じ空間を共有しながら蓄積された関係が、お互いの生活空間が変化したとき、どうなるのか。小夜子や葵の過去を通して描かれている。同じことが、ぼくたちの生活にはいくらでもある。そして、終盤で「なんのために歳を重ねていくのだろう」という問い対して回答が提示される。「生活に逃げこんでドアを閉めるためじゃない、また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ」共感。なぜそのような考えに行き着いたのかは、作品を読んでいただきたい。暗いシーンもあるものの、この作品には、希望があふれている。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.87
(4pt)

上手く人の心情が描かれていると思います

明るく振舞っていても、心の中では複雑なことを考えていたり、悩みを抱えているもので、その心情が非常によく描かれていると思います。読み手としてはナナコが気になるところですが、葵がどうでもよくなったのか、葵の親に連絡をとらないようにいわれたのかはわかりませんが、会わなくなったら連絡が来なくなるのは現実的にもよくありますよね。小夜子は葵に出会ってから積極的に動けるようになり、心情の変化も手にとるようにわかり、上手く登場人物の心境が描かれています。学生時代のナナコのキャラと、今の葵の正確が似ているように感じたのは私だけでしょうか?葵がナナコに対する思いが伝わってくるようでした。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.86
(4pt)

共感できる作品

学生時代のように何の憂いも屈託もなく、ただお互いの存在だけをすべてと信じ、同じものを見ながらつきあうことができたなら、どんなにいいだろう。「私はあの人たちとは違うわ。」「あの人に私の立場なんか理解できない。」大人になると、そういう思いが知らず知らずのうちに互いの間に深い流れを作り出す。いつのまにか川の流れの向こうとこちら・・・。だが、決して歩み寄れないわけではない。どんな川にも、必ず橋はある。そこを渡るのに必要なものは・・・?その答えは、それぞれの心の中にあるのだと思う。作者は、高校生の女の子や大人の女性の心理状態を見事に描き出している。共鳴や反発を感じながら知らず知らずのうちに、どっぷりとこの作品に浸かってしまった自分がいた。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.85
(5pt)

上質なリネンのような。

てらいがなく、ひとを煽ったり、脅かしたりでひっぱることがない、品のよい小説だ。上質のリネンのように、よく練られた文章が心地よい。が、ひやっとする批評性ももりこまれている、優れた小説だ。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.84
(5pt)

誰にでもある気持ち

なぜか夫が先に興味を持っていたのがきっかけで読んでみた。結婚、妊娠という出来事を経て、独身の友人との接点を失っていた私にとって気持ちを掬い上げられるような一冊だった。自分に大きな影響を与えてくれた女性がいる。それでもこれからあとまた近くなることはない気がしている彼女のことを、今はただ大事な人として心の中にしまっておけるように思う。いまできること、自分のやっていることを肯定して生活していくこと。おごりもせず、卑屈にもならず、正直な毎日を送ることでこんな関係が生まれてくるのかもしれない。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.83
(4pt)

唸りました

最初は「いじめ」とか「個人主義」とかであまり面白くないかな?なんて、思ったりしてしまいました(謝)でも、テンポ良く読み進んでいったら自分の内面を「抉られているような感触」正直最後は唸りました感想を家内に求められたけどどうしてでしょう?「いや、なんだろうね」とごまかして、本棚の奥にしまってしまいました
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.82
(4pt)

読後に感じた違和感

作品の世界にどっぷり漬かり、あっという間に読んでしまった。なのにすぐレビューを書くにいたらなかったのは、読後に感じた違和感をどう表現してよいのかわからなかったからだ。数週間たって、やっと考えがまとまった。いくら「類は友を呼ぶ」といったって、「葵」がこんなに「ナナコ」に似ているはずがない。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.81
(3pt)

あらゆる年代の女性に。

~あらゆる年代の、あらゆる環境に身を置く女性にオススメしたい本。女性だからこそ、感じるものがあると思います。一人ひとりの女性が、それぞれに、何かを感じると思うのです。共感、とは違う部分になるのかもしれません。この物語に登場する「彼女」に自分を重ね合わせるヒトもいれば、高校時代の自分を紐解きはじめるヒトもいるかもしれません。$N~~$その「彼女」が登場人物の誰になるのかは、ヒトそれぞれなのでしょうね、きっと。~
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.80
(5pt)

この本に出逢えてよかった

すごくひきこまれて、一気に読んでしまいました。「私はいつまで私のままなんだろう。」人って、生きてる限りずっと、自分を模索していくんだと感じた。自分が選択したことは正しかったと思いたくて、時に必死になったり、時に自分なりに心の中で理論を立てたり。それは、他人のちょっとした一言で、簡単に壊れてしまうものなのかもしれない。それでも、ずっとずっと、これでいいのかと不安を感じながら、自分自身を模索していくんだろうな。年をとることへの抵抗が少し和らいだ。抽象的な感想でゴメンナサイ。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.79
(5pt)

女友達、いいじゃん!

久しぶりにドキドキしながら共感を持って読んだ。最初の公園デビューができなくて落ち込む部分は、リアリティーを感じすぎて憂鬱だったが、次第に読み進めずにはいられないほど先が気になった。まるで自分の将来の答えが書いてあるようだったからだ。それほどに今の女性たちが“年をかさねていく”上で感じる不安や疑問、悩みがとてもよく描かれていると思った。そして解決するヒントとなるのが、立場は違っても真なる部分で同じ悩みを持つ“女友達”だというのがいい。現実もたぶんそうなんだろうと思う。既婚で子持ちだから勝ち組? 未婚だから負け犬? そう単純には分けられないのが女性の人生。だからこそ女同士の友情は心強いし、自分もまたそんな存在でありたいと思った。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.78
(5pt)

こんな小説が読めてよかった。

女性はこの小説の登場人物に共感できるだろうし、男性なら女性特有の内面を知り興味を持って読めるだろう。読者を選ばない作品だと思う。また、歳を重ねていくことをだんだん可能性が狭まっていくマイナスなものだととらえるのではなく、人との出会いを含めいろいろなことを自分で選び取り、自分から取り掛かることができるようになるプラスなものだという希望を描いている。葵と小夜子の成長譚として読める。葵とナナコとのきらめく思い出、純粋さが勢いあまったような思い出も、発展途上の段階なのだ。ラスト近くで読み取れるように、さまざまなスタイルで日々を生きているすべての女性がお互いに対して「対岸の彼女」であるのだろう。そして葵と小夜子のように、揺れながらも「出会って」いけたら・・・
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.77
(5pt)

予定調和のないリアル感

“対岸の彼女”は、高校時代の葵とナナコ、社長になった葵と主婦の小夜子の関係を丹念に書いていった作品だ。同じ川岸を歩いていたふたり。ふとしたことから、対岸に離れてしまったことに気がついた。そのとき、これまでの関係を変化を知ることが怖くて、あっさり捨ててしまうのか?それとも、対岸を一緒に走り続けて、その先にある橋を見つけにいくのか?私たちはなんのために歳を重ねるのだろうか?主婦として、仕事人として、生活に逃げ込んでドアを閉めるためではない。女性特有の話しなのかもしれないが、それを考えさせる、そしてその答えはこの中にある。ナナコ、葵、小夜子はこれをどう選択したのか?
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108
No.76
(5pt)

救いがないようで、、、でもある!!!

最初、女性特有の「怖さ」「脆さ」に目を背けず、正面から挑んでいる点では桐野夏生の『グロテスク』に近いものがあると思った。けれど、この作品には救いがあって、それが読後感の良さにつながっている。「友達が欲しい、いなくなると怖い」。その一方で「ひとづきあいは面倒くさい」。女性であれば誰もが共感できるその気持ち。それでも、友達を、人との関わりを求めて放浪するのは何故なんだろう?自分の中で、割と大きなテーマだったので、この一冊に答えを見つけたような気がします。とにかく、おすすめです。
対岸の彼女 Amazon書評・レビュー: 対岸の彼女より
4163235108