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白いへび眠る島
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白いへび眠る島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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こちらの作家さんを読むのは初めてです。 あらすじから、横溝正史のような雰囲気の土着的ホラーを期待したのですが、そしてそうには違いないのですが・・他のレビューアさんも書かれていましたが、私も「薄い」と感じてしまいました。 また、主人公の少年が屈折しまくっていて被害者妄想的すぎるのと、話の進行がゆっくりなので途中でだるくなり、じりじりしてきます。島の雰囲気はよく感じられますし地理も頭に入りやすくはあるのですが、もう少し短くまとめた方が締まるのではないかと思いました。 母親や妹、かすかに思いを寄せる少女は登場しますが、女性の影が薄い小説です。少年同士の繋がりがすごく強くてほとんど”愛しあっている”と言えるほどで、LGBTテーマの作品ではないのにと、ちょっと違和感がありました。美少年ものやBL好きの方は好みかもしれません。 閉鎖的な雰囲気も、神社を中心とする謎めいた島の掟も、秘密があるらしい美貌の神社の次男などもよかったのですが、何か全体的に間延びした感じがしていまひとつでした。 ホラーというよりは青春ものと言った方がいいかもしれません。 | ||||
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高評価のレビューばかりでしたから、肩透かしを食らった気分です。 物足りない。 淡々としていて、盛り上がる場面もそんなに…。 なんだろう、あまり島の雰囲気とか濃さが感じられなかったです。 人間関係とかホラーとか、設定はしっかりしてると思うのに、薄味というか。 こういうのってもっと深くのめりこむように呼んでしまうものなんですが。 不思議です…。 あ、BL風味に感じられる方いるみたいですが、私は全くそういうのも感じなかったです。 ブロマンス好きですが、そういうのも。 全体的にすごく薄いとしか。 三浦さんが原作のアニメや映画見たことありますが、こんなにさらっとしていて退屈なんだなあ…と思ってしまいました。 私には合わないのかな? | ||||
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主人公の心理描写がとても繊細。とくに恐怖の描写は暗くも美しくもあり読んでいて引き込まれました。『風が強く吹いている』と比べるとどうしても盛り上がりに欠けているように感じてしまう部分もありますが、文体も話の構成も綺麗で読みやすいです。 ただ著者がBL好きの女性作家であるという先入観があるためか、男性の登場人物同士のやりとりやキャラクターの造形に時折BLめいたものを感じる部分がありそこが受け付けませんでした。(男性キャラが男性キャラをご主人様と読んだりとか、主人公の相棒への思いとか)リアルさはさておき、物語の為に脚色された美しい少年や美しい男性が好みの方にはぴたりとハマると思います。 | ||||
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三浦しをん作品けっこう読んでますが、これはその中でも普通です。可もなく不可もなく。この本の前に「風が強く吹いている」を読んだためか、どうしてもこっちが盛り上がりに欠ける作品に思えてしまう。でも、普通に楽しめるんです。 なんとなく恩田陸の作品に近い匂いのするホラーです。 | ||||
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うん、面白い。 文章力に定評のある作者が描く、SF?ジャパニーズホラー?です。 数年に一度、大祭にて魔を払う儀式をする風習が残る島。 そこで閉鎖的に暮らす人々の中に、島の守り神の子孫がいる。 その儀式は決して形だけのものではなく、実際に島をまもるために必要なものであった。 飛び切り怖いわけでもなく、そしてドキドキするわけでもありませんが これからどうなるんだろう?とワクワクしながら読み切ることはできました。 それほど長い小説ではないので、作者のファンなら読んでおいても良いかと思います。 | ||||
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読み終わっての印象は、これは少々長すぎる…でした。 もっと短くていいと思いました。 最初のページは、比喩的表現が多い文章が辛かったです。けれど慣れてくると、 普通に読めるようになりました。 村の様子、人の様子、とても細かく書かれているけれど、細かすぎて、 どれがどれかよくわからなくなりました。自然豊かな島だろうな〜と思うのですが、 じゃあどこが印象に残っていると言われれば、どこも印象に残らないです。 きれいっぽいなあ〜という漠然とした雰囲気だけで。 漫画でいうと、背景を書き込みすぎてる?ような感じがしました。 もう少し読者の想像力を信用してざっくりと書いてほしいなと思いました。 物語としては、後半になってスピードが乗ってくるとページを捲る手が早く なるのですが、先を読みたい気持ちを比喩的な表現に邪魔されるのが辛かったです。 華麗な比喩的表現はポイントだけにして、あとは普通に書いてくれたらと思いました。 失礼ながら、鬱陶しい所は飛ばしちゃいました。 そういう読み方をしてはいけないと思うのですが、読むリズムが崩れるのが嫌だったので。 主人公の性格は、これだけ長かったのによくわかりませんでした。 これは主人公の成長物語?ですかね? 謎解きの過程で、主人公が成長しているように思えず、話のコマみたいでした。 でもこんなものかな?犬丸と荒太の方が印象に残ってしまった。 結局、これは神様を鎮めてめでたしめでたし。昔のおとぎ話ような話で、いいのかな? 面白くないわけではなかった気がします。けれどどこが面白かったと言われれば、 よくわからない。ストーリーは奇をてらっているわけでもない、ありがちなものですし。 後半のスピード感でしょうかね?? | ||||
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