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難民探偵
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難民探偵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 21~40 2/3ページ
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講談社の「創業100周年記念出版書き下ろし100冊」の企画の作品らしい。記念の作品に「難民」なんて単語がタイトルに入るのもどうかと思うが。西尾維新の作品がこのようなハードカバーでというのは珍しいと思う。他では、「Death Note」や「xxx Holic」のノベライズあたりがそうだったような気がするが、それ以外ではないのではないかと思う。 内容はというと、これまた珍しく、割合きちんとした推理小説になっている。これまでの作品でもミステリ的な要素のある作品というのはあるが、大抵の場合は、もっとスペシャルな登場人物が多い状況での謎解きばかりで、(能力的に)ごく普通の人間による謎解き、というのは、おそらくこれが初では、と思う。その意味では、他の作品よりも随分と映像化しやすい作品だとは思う。 純粋にミステリ的に見れば、割と軽めのミステリなので物足りなさがないわけではないが、それぞれのキャラクターの行動なども含めて、色々と楽しめると思うし、こういう作品もアリだと思う。また、今度の展開がどうなるかは知らないが、キャラクターの紹介などは今回で済んでいるので、次作以降では、もっとメインの事件に関する部分の記述が増えて面白いと思う。今まではノベルス版が多いが、個人的にはこういうハードカバーも悪くないと思う。 | ||||
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西尾維新=ライトノベルのイメージが強い。難民探偵というキャッチーなタイトルで買ってしまいましたが、前半部分はキャラ ストーリーなどとても面白い。でもこれは西尾ファンからすればたいした事ではないし 今作はラノベではない。という事にもなるんでしょう。ラノベ部外者の私からみたら西尾維新ってすごいストーリーテーラーなんだなと思ったけどね。推理とかはなくてもよかったのではないか。難民探偵を踏まえての続編なとがあれば俺は買うね(笑) | ||||
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それほど推理小説に親しんでいるほうではないからか、読み終わって真っ先に思ったのは「これって推理になってるの?」だった。 それとも、サスペンスドラマで「物証はあるのか!」と叫ぶ犯人に慣れすぎてしまったんだろうか。 最初から半分までが、キャラの説明と、掛け合い。 そこからやっと探偵が動きだして、後半1割でめちゃくちゃな解決をしたような印象だった。 正直、私には最初から半分までのキャラ達の掛け合いのほうが面白かった。 親戚のスーパー売れっ子推理小説家の価値観は、現在売れっ子な作者の価値観を反映しているのかとか、斜めな読み方をすれば楽しいのかもしれない。 | ||||
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西尾維新=ライトノベルのイメージが強い。難民探偵というキャッチーなタイトルで買ってしまいましたが、前半部分はキャラ ストーリーなどとても面白い。でもこれは西尾ファンからすればたいした事ではないし 今作はラノベではない。という事にもなるんでしょう。ラノベ部外者の私からみたら西尾維新ってすごいストーリーテーラーなんだなと思ったけどね。推理とかはなくてもよかったのではないか。難民探偵を踏まえての続編なとがあれば俺は買うね(笑) | ||||
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それほど推理小説に親しんでいるほうではないからか、読み終わって真っ先に思ったのは「これって推理になってるの?」だった。 それとも、サスペンスドラマで「物証はあるのか!」と叫ぶ犯人に慣れすぎてしまったんだろうか。 最初から半分までが、キャラの説明と、掛け合い。 そこからやっと探偵が動きだして、後半1割でめちゃくちゃな解決をしたような印象だった。 正直、私には最初から半分までのキャラ達の掛け合いのほうが面白かった。 親戚のスーパー売れっ子推理小説家の価値観は、現在売れっ子な作者の価値観を反映しているのかとか、斜めな読み方をすれば楽しいのかもしれない。 | ||||
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著西尾維新としては珍しくまともな作品時の世相や状態をモチーフとして描かれる“現代文学”としては十分な描写やテーマ性をもっている序章での主人公の描写は、現代の大多数の若者達に共通する不安感やあやふやな部分を(極端な形ではあるが)書ききっており、見事の一言であるただ、“現代文学”としての性格が心持ち強めな為か、“推理小説”としてはかなりアッサリとしているある程度ミステリないし推理小説を読んでいる人ならば、拍子抜けもとい“教科書的”と感じる程であろう(謎解きに関する力の入れ具合は“きみぼくシリーズ”の半分以下程の様に感じる)しかし今までの西尾維新とは違った顔を見せているのは事実だ興味が有るなら一読する事を勧める | ||||
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著西尾維新としては珍しくまともな作品 時の世相や状態をモチーフとして描かれる“現代文学”としては十分な描写やテーマ性をもっている 序章での主人公の描写は、現代の大多数の若者達に共通する不安感やあやふやな部分を(極端な形ではあるが)書ききっており、見事の一言である ただ、“現代文学”としての性格が心持ち強めな為か、“推理小説”としてはかなりアッサリとしている ある程度ミステリないし推理小説を読んでいる人ならば、拍子抜けもとい“教科書的”と感じる程であろう(謎解きに関する力の入れ具合は“きみぼくシリーズ”の半分以下程の様に感じる) しかし今までの西尾維新とは違った顔を見せているのは事実だ 興味が有るなら一読する事を勧める | ||||
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西尾氏の本はほとんど読んでいる僕ですが、「一番つまらない」と言わざるを得ない作品でした。 氏のオリジナル初と言っていいハードカバーで、しかし手に取った瞬間の印象は「軽っ?!」 結構びっくりしました。300ページ以上もある本なのに、ペーパーバックのような紙質で、本体はかなり軽いです。しかしカバーを外すとマウスの絵とタイトルが刻印されていたりして、デザインに手を抜いているわけではない様子。紙質がしょぼいせいで化粧断ちもケバケバしてる感じでしたが、これも今風のデザインかな、と納得していました。1600円という決して安くない値段もハードカバーとしてはまあありかな、と思っていたのです。 しかし、内容は値段に見合わないどころか、氏の作品の中でもっともつまらないと言わざるをえません。 氏の作品の中では一番リアリティを追及している作品だとは言えますが、そのせいかキャラクターや物語に全く魅力がなく、せっかくの難民探偵という設定もただのしょぼいおっさんといった印象しかありません。ヒロインである窓居証子も、「就職したくてもできない」というやるせない状況に追いつめられた現代の若者ということで初めは共感も持てましたが、途中からただその場に居るだけ、といった存在感に変わってしまい、リアルな設定も最後まで何の意味もなさず終わってしまいました。 西尾氏の書かれる奇抜な(いい意味で)トリックも、今作は謎として全く魅力なく、解こうという気さえ起きませんでした。 リアルな「現代社会」におけるミステリーとはどういったものか?という作家における命題のようなものを考えてらっしゃるようには見受けられましたが、そのせいかヤマもなくうまいオチがあるとうわけでもなく、最後までだらだらしてしまったような感じです。氏が今までメインに書かれたジュブナイル的な、ライトな小説が好きな方も、そういったものを読まない、本格現代ミステリものが好きだという方も、どちらもリアクションの取りずらい凡作だと思います。氏が今流行りの(例えば東野圭吾のような)現代ミステリーに挑戦した意欲作ではあると思いますが、デビュー失敗、といった印象です。 正直、新人作家の作品であるならデビューさえさせてもらえないような、西尾維新という名前がなければ本にさえしてもらえないような作品だった、という感想でした。 一見さんはもとより、ファンでさえ購入は控えた方がよろしいかと存じます。 近年の多作ぶりは心底すごいと思いますが、このような作品ならば出さないほうがイメージ的によいのでは。 | ||||
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西尾氏の本はほとんど読んでいる僕ですが、「一番つまらない」と言わざるを得ない作品でした。 氏のオリジナル初と言っていいハードカバーで、しかし手に取った瞬間の印象は「軽っ?!」 結構びっくりしました。300ページ以上もある本なのに、ペーパーバックのような紙質で、本体はかなり軽いです。しかしカバーを外すとマウスの絵とタイトルが刻印されていたりして、デザインに手を抜いているわけではない様子。紙質がしょぼいせいで化粧断ちもケバケバしてる感じでしたが、これも今風のデザインかな、と納得していました。1600円という決して安くない値段もハードカバーとしてはまあありかな、と思っていたのです。 しかし、内容は値段に見合わないどころか、氏の作品の中でもっともつまらないと言わざるをえません。 氏の作品の中では一番リアリティを追及している作品だとは言えますが、そのせいかキャラクターや物語に全く魅力がなく、せっかくの難民探偵という設定もただのしょぼいおっさんといった印象しかありません。ヒロインである窓居証子も、「就職したくてもできない」というやるせない状況に追いつめられた現代の若者ということで初めは共感も持てましたが、途中からただその場に居るだけ、といった存在感に変わってしまい、リアルな設定も最後まで何の意味もなさず終わってしまいました。 西尾氏の書かれる奇抜な(いい意味で)トリックも、今作は謎として全く魅力なく、解こうという気さえ起きませんでした。 リアルな「現代社会」におけるミステリーとはどういったものか?という作家における命題のようなものを考えてらっしゃるようには見受けられましたが、そのせいかヤマもなくうまいオチがあるとうわけでもなく、最後までだらだらしてしまったような感じです。氏が今までメインに書かれたジュブナイル的な、ライトな小説が好きな方も、そういったものを読まない、本格現代ミステリものが好きだという方も、どちらもリアクションの取りずらい凡作だと思います。氏が今流行りの(例えば東野圭吾のような)現代ミステリーに挑戦した意欲作ではあると思いますが、デビュー失敗、といった印象です。 正直、新人作家の作品であるならデビューさえさせてもらえないような、西尾維新という名前がなければ本にさえしてもらえないような作品だった、という感想でした。 一見さんはもとより、ファンでさえ購入は控えた方がよろしいかと存じます。 近年の多作ぶりは心底すごいと思いますが、このような作品ならば出さないほうがイメージ的によいのでは。 | ||||
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一定の水準は越えてるかも知れないけど、他の作品と比べると段違いにつまらないかなー。 ダブルダウンやトリプルダウンもそうだったけど、推理小説には向いてないのでは。 戯言シリーズは推理小説とは言えないとして。 この人の小説はキャラが勝手に動いてはちゃめちゃやる方がおもしろい。 おそらく、小説としてとても「フェア」なんだろうけど、おもしろいかと言われれば…。 西尾氏は意図的に(嫌みたっぷりに?)エチュード的な物を書いたのではないかという気も。 | ||||
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一定の水準は越えてるかも知れないけど、他の作品と比べると段違いにつまらないかなー。 ダブルダウンやトリプルダウンもそうだったけど、推理小説には向いてないのでは。 戯言シリーズは推理小説とは言えないとして。 この人の小説はキャラが勝手に動いてはちゃめちゃやる方がおもしろい。 おそらく、小説としてとても「フェア」なんだろうけど、おもしろいかと言われれば…。 西尾氏は意図的に(嫌みたっぷりに?)エチュード的な物を書いたのではないかという気も。 | ||||
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流石に台詞回しや文章の運びには見るべきものがあります。 ただ、トリックに関しては無理があるといわざるを得ないでしょう。 かといってそれ以外の見せ場であろう登場人物の動きは ラノベとは違ってキャラ立ちを抑え気味に書いているせいか、 文章力で読まさせてはくれるものの、物足りない感じがいたします。 就職難民である主人公証子さんの心の動きやモノローグは我々30代や 20代が直面している状況がリアルに汲み取られていてかなり面白いのですが。 | ||||
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この人に推理小説は無理だと思う クビキリサイクルの頃から推理的な部分が全く成長していない推理を書くにはそれなりの知識と論理的に事件を組み立てる頭が必要ですもっと精進して頂きたい | ||||
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流石に台詞回しや文章の運びには見るべきものがあります。 ただ、トリックに関しては無理があるといわざるを得ないでしょう。 かといってそれ以外の見せ場であろう登場人物の動きは ラノベとは違ってキャラ立ちを抑え気味に書いているせいか、 文章力で読まさせてはくれるものの、物足りない感じがいたします。 就職難民である主人公証子さんの心の動きやモノローグは我々30代や 20代が直面している状況がリアルに汲み取られていてかなり面白いのですが。 | ||||
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この人に推理小説は無理だと思う クビキリサイクルの頃から推理的な部分が全く成長していない 推理を書くにはそれなりの知識と論理的に事件を組み立てる頭が必要です もっと精進して頂きたい | ||||
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まず、化物語などのようなキャラの楽しいやりとりは全くないです。 なのでそういう部分を少しでも期待されている方にはオススメできません。 内容については、なんとういうか・・・常に一定でした。特に盛り上がることも盛り下がることもなく。 変化・・・みたいなのがないんですよね、結局最後まで主人公に変化がなかったように。 西尾維新さんの本って、読んでるとどこかしらで動揺させられたりするんですけど、残念ながらそういうのがなかったです。 今回、仕掛けが割と気付きやすい類のものだったので、どうひっくり返すのだろうと楽しみにしていたのですが、そのままゴールしてしまいました。「・・・あ、あれ?終わり?」みたいな 正直、西尾維新らしい最後というか・・・『事が終わった後に別の真相が明かされる』みたいなのを期待していただけに、肩すかしをくらった感じです。 最後に、なんだか読んでいて『相棒』を想起してしまいました。人柄とか全然違うんですけどね | ||||
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まず、化物語などのようなキャラの楽しいやりとりは全くないです。 なのでそういう部分を少しでも期待されている方にはオススメできません。 内容については、なんとういうか・・・常に一定でした。特に盛り上がることも盛り下がることもなく。 変化・・・みたいなのがないんですよね、結局最後まで主人公に変化がなかったように。 西尾維新さんの本って、読んでるとどこかしらで動揺させられたりするんですけど、残念ながらそういうのがなかったです。 今回、仕掛けが割と気付きやすい類のものだったので、どうひっくり返すのだろうと楽しみにしていたのですが、そのままゴールしてしまいました。「・・・あ、あれ?終わり?」みたいな 正直、西尾維新らしい最後というか・・・『事が終わった後に別の真相が明かされる』みたいなのを期待していただけに、肩すかしをくらった感じです。 最後に、なんだか読んでいて『相棒』を想起してしまいました。人柄とか全然違うんですけどね | ||||
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作品の内外におけるあらゆる要素が徹底的に計算されている印象を受けた。 『化物語』が当たって話題の渦中の“若き天才”が一般向けミステリの分野に打って出るのにこれ以上の題材はなかろうし、今以上のタイミングもなかろう。文学性であったり社会派性であったりといった要素が煙幕のように撒かれているあたりも計算なのだろう。 この作品に見られるように、本気ではない時の西尾維新の作品は「プロとしてシステマティックに書く」が徹底されている感触がある。 「就職浪人を続けて人生から転落してしまった主人公」による一人称から逆算して、登場人物、扱われる題材や描写ネタ、難民探偵の捜査手法からトリックに至るまでの作品の全てが導き出され、パズルのピースのように互いが嵌合する様は、あたかもその構造自体がミステリのトリックのようにすら見える。 恐ろしいまでの、教科書のような手際の良さ。 この、読みながら作品の“設計図”が透けて見えるようで先が読め、しかもそれが面白さをスポイルするわけではないという独特の感触は西尾維新ならではだろう。 | ||||
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一皮むけた西尾維新が見れるのかと思って、ほんの少し期待していたのですが・・・。 まったく駄目ですね。 この人の本はどうやっても論理性に乏しい。 作者の決めたストーリーに沿うように、無理矢理動かされる登場人物が不自然でしかたがない。 | ||||
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シンプルで偶然性を伴うトリックは稚拙に見えて、実際の事件なんてこんなもの、という西尾維新らしい作風に思えました。 あとがきのない点も、作品に作者の影を匂わさない演出として、好感が持てます。 しかし、他のシリーズ物に比べ、推理小説としての色合いが濃いため、賛否は分かれると思います。 個人的にオススメです。 近年のトリック依存な推理小説とは一線を画す作品。 | ||||
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