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(短編集)
ふちなしのかがみ
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ふちなしのかがみの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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内容がシュール 辻村深月さんの小説を刊行された順に読んでますが、いままで一番内容が難しい本でした | ||||
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子供のころに学校で流行った都市伝説、オカルトをモチーフにした短編集です。 怖いと不気味が入り混じっている感じです。 先にが気になって読み進めますが、ファンタジーでは割り切れないモヤモヤが 残る作品もあります。 最後の「八月の天変地異」は心温まる作品です。 | ||||
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5作品が収録されたホラー系短編集。怪異譚のショートショート「きのうの影踏み」と比較するとざわめき度は高かく、ミステリとしてのオチがついている。 学校の怪談が暴露する犯罪「踊り場の花子」、こっくりさんもどきにのめり込む少女たちと事故死の関係は「ブランコをこぐ足」、祖父母の家に隠された大量の死体「おとうさん、したいがあるよ」、深夜のかがみ占いで見たものは「ふちなしのかがみ」、夢想した理想の親友が現実に現れて「八月の天変地異」。 オチが効いているのはタイトル作。「おとうさん、したいがあるよ」は幻想譚の味わいがあるもののお年寄りへの配慮が足りていないような。「踊り場の花子」はありがちな話しを捻ったプロットが良い。 | ||||
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辻村氏初のホラー短編集. ホラーと銘打ってあるものの,小説の体裁は事件があって ラストで真相が明かされるというミステリー的なスタイルである. 気味の悪さ,後味の悪さはあるが,それほど恐い小説ではない. 子供なりのトラブルや悩みがとてもリアルで,このあたりは辻村氏の本領発揮といったところ. 子供目線で描かれるストーリーと真相のバランスが絶妙で, 現実離れしたオカルト的部分と子供の世界の親和性が極めて高く, なんだか納得させられてしまう説得力がある. | ||||
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辻村深月を最初にこの本で読んだとすれば、わたしはこの人の他作品を全て読もうとはきっと思わなかっただろうなと思います。 そこそこ、うまくまとめてあるし、心がざわっとする怖さもあるんだけれど、何かあともう少し書ききれていないかんじ。 一番よかったのは「階段の花子」 これは、怖い。少しづつ日常からはずれていくその見せ方がうまく、最後までいってから張られている伏線をしりたくてまた最初にもどって読み返したくなる。 反対に「おとうさん、したいがあるよ。」 は意味がわからない。何がしたかったのだろう。登場人物の誰にも共感できないし、主人公がこの家が大すきだった理由もわからない。 作者はわりに筆が早いように思うのだけれど、この短編集についてはもう少し時間をかけて練り上げてほしかったなぁと感じました。 | ||||
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辻村深月を最初にこの本で読んだとすれば、わたしはこの人の他作品を全て読もうとはきっと思わなかっただろうなと思います。 そこそこ、うまくまとめてあるし、心がざわっとする怖さもあるんだけれど、何かあともう少し書ききれていないかんじ。 一番よかったのは「階段の花子」 これは、怖い。少しづつ日常からはずれていくその見せ方がうまく、最後までいってから張られている伏線をしりたくてまた最初にもどって読み返したくなる。 反対に「おとうさん、したいがあるよ。」 は意味がわからない。何がしたかったのだろう。登場人物の誰にも共感できないし、主人公がこの家が大すきだった理由もわからない。 作者はわりに筆が早いように思うのだけれど、この短編集についてはもう少し時間をかけて練り上げてほしかったなぁと感じました。 | ||||
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最高です! 夏にピッタリです! ホラーですが、どすぐろいホラーではないので楽しめました。 昔はやったコックリさんやら、花子さんやらの話。 いいねーいいねー。 辻村深月はこれで4冊目です。 短編集なのですが、どれも良かった。 並び順も良かった。 好きなのは「踊り場の花子」「八月の天変地異」かな。 特に「八月の天変地異」はものすごく切なかった。 小学生とか子供だと大人と違って、 素直だから霊と関わることが多いんだろうなと感じた。 あとがきを読んで、 辻村深月の小学校時代が容易に想像できました。 | ||||
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辻村さんの書くはじめてのホラーですが、でもぞわぞわっとするほどの心の底をゆさぶられるものはありませんでした。 冒頭の「花子」さんは、ちょっと怖くてミステリー的なサスペンスがあって、辻村さんらしい感じ。これが一番読ませた。二番目のこっくりさんにはまる女の子たちの話は、悪くないんだけど、こういうホラーならもっといやぁーな感じの、ふだん見えない心の奥底がじわじわっとあぶりだされてくるようなものがあっても良さそう。四番目の「ふちなしのかがみ」も同様。三番目の「したいがあるよ」は、スラップスティック・コメディタッチのホラーだが、いまいち笑いも怖さも足りない。五番目は「ロードムービー」と似た雰囲気の爽やかなお話だが、やはりありがちな感じが否めなかった。 | ||||
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辻村さんの書くはじめてのホラーですが、でもぞわぞわっとするほどの心の底をゆさぶられるものはありませんでした。 冒頭の「花子」さんは、ちょっと怖くてミステリー的なサスペンスがあって、辻村さんらしい感じ。これが一番読ませた。二番目のこっくりさんにはまる女の子たちの話は、悪くないんだけど、こういうホラーならもっといやぁーな感じの、ふだん見えない心の奥底がじわじわっとあぶりだされてくるようなものがあっても良さそう。四番目の「ふちなしのかがみ」も同様。三番目の「したいがあるよ」は、スラップスティック・コメディタッチのホラーだが、いまいち笑いも怖さも足りない。五番目は「ロードムービー」と似た雰囲気の爽やかなお話だが、やはりありがちな感じが否めなかった。 | ||||
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「トイレの花子さん」「学校の七不思議」「コックリさん」など、 子供のころ、怖いなと思いつつも興味があって仕方のなかった怖い話をモチーフとした短編集です。 そのせいか、すんなりと作品に入っていけました。 不条理感たっぷりの怖さ。スッキリしないところに気味悪さを感じます。 いちばん好きだったのは表題作の「ふちなしのかがみ」。ラストの衝撃にやられたー。 「八月の天変地異」は怖さだけでなく、最後にあたたかい思いがわいてくる感動系。 新鮮味はないけど、こういうホラーも好きだなぁ。 「おとうさん、したいがあるよ」は心理的な怖さはあるけれど説明がつかず、いまいち消化不良な読後感が残りました。 | ||||
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「トイレの花子さん」「学校の七不思議」「コックリさん」など、 子供のころ、怖いなと思いつつも興味があって仕方のなかった怖い話をモチーフとした短編集です。 そのせいか、すんなりと作品に入っていけました。 不条理感たっぷりの怖さ。スッキリしないところに気味悪さを感じます。 いちばん好きだったのは表題作の「ふちなしのかがみ」。ラストの衝撃にやられたー。 「八月の天変地異」は怖さだけでなく、最後にあたたかい思いがわいてくる感動系。 新鮮味はないけど、こういうホラーも好きだなぁ。 「おとうさん、したいがあるよ」は心理的な怖さはあるけれど説明がつかず、いまいち消化不良な読後感が残りました。 | ||||
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個人的には巻頭の「踊り場の花子」が怪談としても、作品としても秀逸であると思った。 これは怪談なのか、それとも現実なのか、そんなヒヤヒヤした感じが最後まで続く。 逆に、それがあるが為にその先に収録された作品がこれまでの辻村深月ではない、という事がはっきりと宣言されたようで逆に寂しいような気もしている。 人の闇を描きながらも、最後には誰かが救われる、そんな辻村作品を期待していたせいだろう。 先入観なしに「現代の怪談」という事で読む事をオススメする。 そうでないと、いつもと違う辻村作品に失望する人も出るかもしれない。 | ||||
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個人的には巻頭の「踊り場の花子」が怪談としても、作品としても秀逸であると思った。 これは怪談なのか、それとも現実なのか、そんなヒヤヒヤした感じが最後まで続く。 逆に、それがあるが為にその先に収録された作品がこれまでの辻村深月ではない、という事がはっきりと宣言されたようで逆に寂しいような気もしている。 人の闇を描きながらも、最後には誰かが救われる、そんな辻村作品を期待していたせいだろう。 先入観なしに「現代の怪談」という事で読む事をオススメする。 そうでないと、いつもと違う辻村作品に失望する人も出るかもしれない。 | ||||
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