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チェーンレター
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チェーンレターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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もともと青沼静也名義で出した作品だが、全然売れなかったので文庫化の際には折原一の名前を出して刊行された作品。 折原氏のホラー作品であるが、短編とかで披露していたサスペンス作品等と似たテイストで、正直ホラー作家としての折原氏の新機軸が開花しているというよりは、お得意の二転三転する叙述トリックサスペンス主体でちょこっと論理的には解決できない要素を付け足した感じの作品になっている。 不幸の手紙ならぬ棒の手紙がもたらす連鎖死を描いているが、この題材で全くリングみたいな雰囲気にならず、いつもの折原氏の倒錯シリーズみたいな話になってしまうところが御愛嬌だ。 一応ミステリーとして論理的に決着が付く話で、二転三転するプロットが炸裂するが、イマイチ別人名義で出すほどいつもの作風と打って変ったテイストということもなく、標準的な出来の折原作品である。 | ||||
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不幸の手紙を自分のところでとめたらどうなるか?そんな都市伝説に対する人間の心理と犯罪をうまく絡めているが、途中からややホラー的な要素が加わり始める。「棒の手紙」なんか意味不明だが嫌な予感がする、といったテイストのまま突っ走って欲しかった。前半からの人間の狂気が作り出す「怖さ」を期待したので、私的にはホラー部分はいらんかな………と、ホラー文庫の本作を読んで思う。 | ||||
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最初、「棒」の手紙の意味がわからず「???」な感じでした。わかったときには、ちょっと笑ってしまいました。なんとなく複雑で、途中意味がわからなくなりました。結末もいまいちといった感じでしたが、最初の方はとても面白かったです。 | ||||
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「不幸の手紙」ならぬ「棒の手紙」をめぐるストーリーである。「棒の手紙」も「不幸の手紙」と同じチェーンレターで、恐怖や不幸を連鎖させていくのだが、ストーリー自体も連鎖していて、かなり複雑である。複雑すぎて、読み終えても一瞬何のことだか分からず、頭の中を整理しながら、もう一度最初から読み直した次第である。しかし、辻褄の合っていない部分が何カ所かあるように思うのだが、これは私の理解力不足のせいだろうか? 複雑すぎることが逆に恐怖感を薄めてしまった面もあって評価を低くしたが、高い評価を与える人が多いような気もする作品である。 | ||||
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