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チェーンレター
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チェーンレターの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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折原さんの作品はほとんどハズレがないのでこちらもレビューの星の数は気にせず読むことにしました。 結果、、、星を信じて読まなければよかったとつくづく思いました。 とにかくドンデン返しがしつこく混乱するばかり。犯人が次々と変わっていく。途中で千絵と百絵のくだりは予想できましが、それさえもまたひっくり返すしつこさ。そこはそのままでも別に差し障りなかったんじゃないの?と。 推理ではなく、ホラーですね。辻褄が合わないことや、あり得ないことが起きるのもB級ホラー作品としてならば少しは納得できます。 とにかく読み終わっても、説明がつかないことが残りすぎて全くスッキリしませんし、腹立たしい気持ちにさえなりました。時間を返してほしい。 決してスッキリを望まず単なるワケのわからないホラーを望む方は読んでもいいかもしれません。 | ||||
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もともと青沼静也名義で出した作品だが、全然売れなかったので文庫化の際には折原一の名前を出して刊行された作品。 折原氏のホラー作品であるが、短編とかで披露していたサスペンス作品等と似たテイストで、正直ホラー作家としての折原氏の新機軸が開花しているというよりは、お得意の二転三転する叙述トリックサスペンス主体でちょこっと論理的には解決できない要素を付け足した感じの作品になっている。 不幸の手紙ならぬ棒の手紙がもたらす連鎖死を描いているが、この題材で全くリングみたいな雰囲気にならず、いつもの折原氏の倒錯シリーズみたいな話になってしまうところが御愛嬌だ。 一応ミステリーとして論理的に決着が付く話で、二転三転するプロットが炸裂するが、イマイチ別人名義で出すほどいつもの作風と打って変ったテイストということもなく、標準的な出来の折原作品である。 | ||||
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不幸の手紙を自分のところでとめたらどうなるか?そんな都市伝説に対する人間の心理と犯罪をうまく絡めているが、途中からややホラー的な要素が加わり始める。「棒の手紙」なんか意味不明だが嫌な予感がする、といったテイストのまま突っ走って欲しかった。前半からの人間の狂気が作り出す「怖さ」を期待したので、私的にはホラー部分はいらんかな………と、ホラー文庫の本作を読んで思う。 | ||||
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作者のミステリは、特に注意深く読むようにしています。一行一行丹念に慎重に。それでも見事にだまされて、最後にはアッと驚く結末が用意されている。そんな稀代の技巧派が紡ぎ出す恐怖の物語。「不幸の手紙」が引き金となって巻き起こる混乱と殺人、手紙の内容が現実となる恐怖、一枚の紙切れによって翻弄され振り回される人の姿が濃密に書かれていて、イヤが上にも高まる恐怖感。しつこいくらいに繰り返される「不幸の手紙」の文面が、さらに怖さを煽り立てています。例によって、作中あちこちに巧みに伏線が張られていて、読みすすめていくうちに気付いてナルホドと感心することしきり。メインはミステリ作家ということもあってか、一応合理的な説明はつけられているものの、どこか残る一抹の不安感・・・。後半、ちょっと複雑すぎ、技巧に走りすぎた感も否めませんが、ホラー好きミステリ好きどちらにもおすすめできる一冊です。 | ||||
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書店で何気なく手に取り、面白そうだったので購入しました。結果はなんだか期待外れ。前半は一気に読めてしまいました。でも後半は肝心の謎解きに関して、話の辻褄が合わない点がいくつか。無理に話をつなげた印象もあり、状況がよくわからなくなりました。もう一度じっくり読み直さないと、自分の中で解決できそうにありません。そういった細かいことにとらわれず、「ホラー」としてさらりと読み流す分には面白いかもしれません。 | ||||
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最初、「棒」の手紙の意味がわからず「???」な感じでした。わかったときには、ちょっと笑ってしまいました。なんとなく複雑で、途中意味がわからなくなりました。結末もいまいちといった感じでしたが、最初の方はとても面白かったです。 | ||||
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前半まではどういう展開になるのかと非常に面白く読める。しかし、後半から話を複雑にしようとするためなのか、もしくはチェーンレターの連鎖の恐怖を描くためなのか、無理やりに続けたような感があり、段々興ざめしてしまった。この話は前半で終わりにしたほうがよかったのではないだろうか。ただし、ホラー小説なので、こういうのもありなのかもしれない。ミステリーとして読むとちょっと弱いように思う。 | ||||
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正直、読んでいくに連れて何がなにやら訳が分からなくなった。真犯人の動機もよく分からないし、どんでん返しを狙ってるせいか、内容がごちゃごちゃしすぎている。というか二転三転の展開があまりうまくいってないと思う。奇をてらいすぎなのだろうか?推理小説ではなくホラー文庫というこで、恐さとかを強調する意味があるかもしれないから、推理の方が多少疎かになるのは仕方ないかもしれないが、もう少しよい展開をしてほしかった。読み物ではなく、怪奇ドラマとかホラー映画のように映像化すれば、面白くなるかもしれない。この作者の作品は欠かさず読んでいるので、ちょっと残念である。 | ||||
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作品の中核部分に辻褄が合わない点がある。人によっては破綻しているともとれる大きなものです。話も前半から後半までチグハグでうまく連結していない。設定に魅かれて手に取りましたがイマイチでした。話の割には冗長なのでもっと短くてもよかったのではないかと思う。 | ||||
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「不幸の手紙」ならぬ「棒の手紙」をめぐるストーリーである。「棒の手紙」も「不幸の手紙」と同じチェーンレターで、恐怖や不幸を連鎖させていくのだが、ストーリー自体も連鎖していて、かなり複雑である。複雑すぎて、読み終えても一瞬何のことだか分からず、頭の中を整理しながら、もう一度最初から読み直した次第である。しかし、辻褄の合っていない部分が何カ所かあるように思うのだが、これは私の理解力不足のせいだろうか? 複雑すぎることが逆に恐怖感を薄めてしまった面もあって評価を低くしたが、高い評価を与える人が多いような気もする作品である。 | ||||
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