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(短編集)
人魚は空に還る
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人魚は空に還るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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4つ目の「怪盗ロータス」は、最後に提示される盗む者、盗まれる者のうち、本当に目的を果たしたのは誰かという問掛けや、騒動に隠された動機に、新しい視点を見出すことができると思います。 しかし、それ以外の作品は表面的で物語としての面白さも、キャラクターの活躍を読む楽しみも、ミステリとしての謎解きも、当時の風俗を偲ぶ風情も乏しく、いまひとつという印象を受けました。 一番読んでいてつらかったのが、物語を引っ張る核に書ける作品が多かったことでしょうか。ミステリ“風”の作品に仕立てたいなら、せめて謎解きをストーリーの主要な要素に含めるべきで、表題作のように最後にとってつけたような謎の提示とあっというまの謎解きでは興ざめしてしまいます。かといって、ほとんど区別のつかないホームズ役とワトソン役のキャラクターも、片方は大臣の養子、他方は美形の売れっ子絵描き、それ以外の個性は無いのかと思うほど、その説明の繰り返しで、魅力を感じませんでした。 | ||||
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普段は暗黒小説やハードボイルドを好んで読んでおります。 何をとち狂ったのか、たまには違った趣向のものを、と高評価につられて手に取りました。 結果、私にはやっぱり合わなかった。第一話を読んだ時点で肌に合わないので積みました。 ふんわりした雰囲気、ふんわりしたお話。お好きな方にはそれはもうたまらないのでしょう。 ですが、キャラ造形や設定が中学生の女の子が考えたような 甘ったるいもので、現実離れしており拒否反応が出てしまいました。 特に主要キャラの一人。完璧な美貌、何を描いても売れ売れで毒舌高飛車なツンデレ☆といった BL好きの女の子が喜びそうな設定で胸焼けしてしまった。高飛車な感じも一々鼻について読み進めるのが苦痛に。 脇役にも魅力が感じられず、乙女ゲームかBL小説を読んでる気分にさせられ、コレジャナイ感が…。 文章にも拙さが見られ、何故ここまで高評価?と疑問を感じざるを得ませんでした。評価下げてゴメンね! ゆるくてふわっとしたお話で癒されたい女性にはおすすめですよ。 | ||||
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友人から薦められて読んだのですが、人物像・心理描写がほとんど省略(?)されていて、話に入っていけなかった。 どなたか書いてましたが、本当にアマチュア小説みたいです。 今はみんなこんな感じなのですかね。 | ||||
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2008年に出た単行本の文庫化。 明治の日本を舞台としたミステリで、4本を収めた短編集となっている。 語り手である雑誌記者がホームズ役、その友人の画家がワトソン役。ホームズ譚や小川未明作品がストーリーに盛り込まれている。 ミステリとしては、あまりにも容易に結末がよめてしまうのが問題。もうひとひねりほしいところだ。また、人物造形やストーリー展開にもアマチュアっぽさが漂っており、かなり不満を感じた。 とはいえ、これがデビュー作ということで今後に期待か。4本目の「怪盗ロータス」の動機はちょっとおもしろかったし。 | ||||
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