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覆面作家
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覆面作家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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プロットが大変ユニークで小説だからありえる、現実的な話ではないです。 二人の西田操が織りなす小説の世界と現実世界。その狭間が徐々に狭まれていき、そして最後に誰がそれを仕組んだのか? 二人の西田操はどちらが本物なのか? 最後で全てが明らかになりますが、最後のエピローグの数行で又逆転。 ここまでひねられるのもこの作品の面白いところです。 叙述トリックが冴えわたり途中で見事惑わされてしまいました。 代表作品倒錯のロンドも読んでみようかと思います。 | ||||
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折原氏の倒錯のロンドと灰色の仮面など90年代初頭に発表した信頼できない語り手である作家が登場する叙述トリックを駆使した作品群の集大成とも言える作品。複雑なプロットが絡み合い、ラストは凄いのかバカバカしいのか紙一重の真相が明かされる例によっていつもの折原初期作のテイストが堪能できる。ネタがやや倒錯の○○シリーズや螺旋館、灰色の仮面などと被ってしまっているのでそれらを先に読んでしまっているとややオチの驚きは薄くなってしまうが、折原初期作の人を喰ったようなオチが楽しめる作品である。 | ||||
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あたしの頭が悪いせいかも知れませんが、一回目では理解できませんでした。 折原作品は、「狂気」をコンセプトに置いている気がしてなりません。 そして、あたしは其の狂気に見事に振り回されました。 折原を始めて読む方には向いてない作品かもしれません。 でも、読めば読むほど、そしてすべてを理解した瞬間の戦慄は折原ならではかも知れません。 | ||||
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あたしの頭が悪いせいかも知れませんが、一回目では理解できませんでした。 折原作品は、「狂気」をコンセプトに置いている気がしてなりません。 そして、あたしは其の狂気に見事に振り回されました。 折原を始めて読む方には向いてない作品かもしれません。 でも、読めば読むほど、そしてすべてを理解した瞬間の戦慄は折原ならではかも知れません。 | ||||
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行方不明だった推理作家・西田が7年ぶりに帰還して別荘に戻る所から物語は始まる。西田は早速、新作長編「覆面作家」の執筆にとりかかる。ところが、家には他に誰かいるらしい。だが、捜しても見つからない。気が付くと自分が書いた原稿(ワープロ)に誰かが書き込みをしているではないか。この辺から折原ワールド全開で、謎の同居人と西田の暗闘の中、読者も現実と虚構の間で彷徨う事になる。結局、西田は謎の人物に捕まってしまうのだが...。 この後、意表外の真相が待っていて驚かされるのだが、更に最後で作者のオチに唸らされるという凝りに凝った作品。サスペンスと叙述トリックが程好く融合した傑作ミステリ。 | ||||
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行方不明だった推理作家・西田が7年ぶりに帰還して別荘に戻る所から物語は始まる。西田は早速、新作長編「覆面作家」の執筆にとりかかる。ところが、家には他に誰かいるらしい。だが、捜しても見つからない。気が付くと自分が書いた原稿(ワープロ)に誰かが書き込みをしているではないか。この辺から折原ワールド全開で、謎の同居人と西田の暗闘の中、読者も現実と虚構の間で彷徨う事になる。結局、西田は謎の人物に捕まってしまうのだが...。 この後、意表外の真相が待っていて驚かされるのだが、更に最後で作者のオチに唸らされるという凝りに凝った作品。サスペンスと叙述トリックが程好く融合した傑作ミステリ。 | ||||
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北村薫が、デビュー後しばらくプロフィールを明かさないことから覆面作家と呼ばれていたことにヒントを得て書かれた作品だそうだ。しかし、この小説に出てくる覆面作家は本当に覆面をかぶっている。つまり、覆面さえかぶっていれば誰でも覆面作家に化けることができるのだ。講演の依頼を断られ、仕方なく自分で覆面をかぶって講演をしてしまう主催者。覆面作家に扮してファンの女性とやっちゃう出版社の男。逃げ込んだ旅館で覆面作家に間違えられてしまう強盗犯。そんなコメディー短編集でありながら、推理小説的要素も盛り込んでいるのは見事。お腹がよじれるほど笑わせてもらいました。 | ||||
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北村薫が、デビュー後しばらくプロフィールを明かさないことから覆面作家と呼ばれていたことにヒントを得て書かれた作品だそうだ。 しかし、この小説に出てくる覆面作家は本当に覆面をかぶっている。 つまり、覆面さえかぶっていれば誰でも覆面作家に化けることができるのだ。 講演の依頼を断られ、仕方なく自分で覆面をかぶって講演をしてしまう主催者。覆面作家に扮してファンの女性とやっちゃう出版社の男。 逃げ込んだ旅館で覆面作家に間違えられてしまう強盗犯。 そんなコメディー短編集でありながら、推理小説的要素も盛り込んでいるのは見事。 お腹がよじれるほど笑わせてもらいました。 | ||||
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