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告白
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告白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全199件 101~120 6/10ページ
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まずは良かった点・文章が平易で読みやすい、2〜3時間あれば読めます。(悪く言えば児童書レベル)・第一章の「告白」の場面は良かった、何だかんだでこの章は読ませる力はある。これくらいでしょう。正直、一章がピークで後は蛇足って感じです。後味の悪さとかは別に気にならないのですが、ある一点がかなり気になりました。それはテーマ性の無さ。所々社会派っぽいネタを頑張って仕込んであるんですが、最後まで読み終わって何か得る物があったのかと言われれば何も無いです。作者がここから何を伝えたかったのかが全く見えてこない。折角こういう題材を使ってるのに非常に勿体無い…そこが致命的ですね。後はここでも触れられているように、HIVに対しての配慮の無さ、現代作家かと疑うレベルです。あまりこの手の話題に神経質になりすぎるのもどうかと思うのですがこれは読んでて不快に感じました。浅はかな知識で、誤解を招くような表現が多いです。最後に正しい情報を載せるなど最低限の配慮は欲しかった。全体的に幼稚な印象を受ける小説でした。 | ||||
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読後感が悪すぎます。本屋大賞受賞作品という宣伝文句とベストセラーであるという事実だけで、中身をよく知らずに購入・読破しましたがたが、ただただ不快感だけが残りました。以前の同大賞受賞作品の『博士の愛した数式』が素晴らしく、久々に、ラストでジーン・・・ときて温かな涙を流せた作品だったので、今回もわくわくしながら読み始めたのです。それなのに・・・。なぜ、このような終わり方をする絶望的な作品を、世に出す必要性があるのでしょう・・・?ある作家が、「私は読者が生きる希望を持てるような作品を書きたい。そのために、全身全霊を傾けて作品を生み出している」といった趣旨の発言をしていました。湊かなえさんくらいの才能と筆力があれば、本小説の展開をもっとさまざまな方向にふくらませていくことが十二分に可能であったのに・・・なぜ、この内容なのでしょう・・・?一言でいえば、好き嫌いが大きく分かれる小説だと思います。 | ||||
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読後、嫌悪感と疲労感だけが残った…。確かに読みやすいが、それは作家に「文章力」があるからではない、と思うのだが…。別に話題性に引かれて読んだワケでもないのが、前から疑問だったのだけれども「本屋大賞」って、一体ナニ?出版不況の影響から、「虚構のスター作家」を作るのが使命なのか?勿論、「悪意」や「悪人」だけで成立する小説があってもいい。しかし、その場合、読者には「想うこと」が残らなければ、単なる悪趣味な本、って〜だけである。救いがない…。他の方も書いておられたが、「深い」テーマを装いながら、内容が余りに「軽い」。昨今、漫画でもこんな仕様もない話は滅多にない。この本を図書館で借りたのは正解だった。もし自分で買ってたら、おそらくは原型をとどめていないモノになっていたろう。 | ||||
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読んで久しぶりにびっくりするくらいの本だった…。賞とか権威とかあると売れるし、多くの人に手にとってもらえるし、良かったですね、、、という本。それ以上でもそれ以下でもない。同じ「告白」でも、「告白 コンフェッション」かわぐち かいじ (著), 福本 伸行 (クリエイター)の方が100万倍良かった…。漫画だけど。 | ||||
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気持ち悪くなってすぐにゴミ箱に捨てました。 中高生には絶対に手に取ってほしくないので、売りにも行きたくないです。 読むべき作品はもっと他にあると思います。 | ||||
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この本は移動中に購入して読みました。 スナック菓子程度の軽い感じにつまむ程度の本ではないでしょうか。 自分の本棚には並べませんでした。 少年・少女が大人が思っているよりも悪意に満ちているなどという内容で 今実際にアメリカで起こっている、いじめをしたことが引き金で自殺をしてしまった少女 とその加害者の事のほうがよほど気になります。 しばらくこの手の本を読んでいなかったので悩みました。 この本はどういう気持ちで読めばいいのでしょうか? | ||||
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つまらなかった。あまりにつまらないので、読み終わったあと、しばらく死んだふりをしていようかと思った。 最初は少し面白いかなと思っていたが、散々だった。文章の稚拙さはまるで鈍感な中学生の書いた作文のようだし、章タイトルの大仰さにはあきれるし、構成(展開)の外連も悲惨。 これが新人賞をとったり、本屋大賞に選ばれたりするという日本の出版界はどうなっているのか。 読んだことを忘れてしまいたい。 | ||||
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気分が悪くなったという意味で『星はマイナス5です』 『カテゴリーにハメられた』人々達。 『今流行りの「ひきこもり」とか「息子溺愛モンスターペアレント」とか出しとけば、お前ら食いつくんだろ?』 と、言わんばかりの作者様の声が聞こえてきます。 作者は、作者と無縁の「脳内妄想で、流行の人物像を、ネットで調べて考えた」のでしょうが、 そのカテゴリーが多数、身近にある人間にとっては、「そういう感想」しか出ないです。 リアルじゃないんですよ。 絵空事とは良く言ったものです。 マンガだったとしても微妙。 バトルロワイヤルに到底負けてますし。 こんな脳内妄想を、30代中盤で、よく出せたなと・・・ 「後世には残したくない本」である事は確定。これが本屋でオススメされてるとか・・・ ----------------------------------------------------------------例えば、子供に見せたくないものを挙げるとしたら、 「ロンドンハーツ」は見せても問題ないけど 「ゾンビを銃で撃つゲーム」は見せても問題ないけど、 『この本だけは絶対に子供に見せたくない』ですね。 ヘキサゴン見てた方がまだマシです。 | ||||
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こんな本がなぜ売れるのか。読後、すっかり厭世的になってしまった。たしかに文章構成の巧みさ、とかストーリーの斬新さ、とかそういうテクニカルな部分に関してはなかなかなのかもしれない。しかしあまりに著者にモラルが欠けていると思う。いじめ、殺人、HIVなど深刻なテーマを扱う者として、それらの問題に真剣に向き合ったのだろうか。到底そうは思えない。物語の盛り上がりを煽るために軽々しい態度で扱っていることが許せない。この著者の本と本屋大賞は二度と読まない。 | ||||
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話題になったし、TVですごく怖くて面白いと言っていたので期待して読んだけれど 私としてはう〜ん・・・・ 読みやすいとは思うけれど、他の方もおっしゃってる 回想シーンがしつこくてドキドキ感が損なわれて、途中で飽きました。 怖いと思えなかったし・・・ 期待していただけに、読み終わって面白かった〜!とはならない作品でした。 いい作品は時が経ってからまた読みたくなるけれど、これは読まないコーナー行きです。 映画はよく出来てるようですので、見ようと思います。 | ||||
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あと、読後は洋画の『フォーン・ブース』を思い出しました。 評判の一冊だったので期待して読みましたが、 読後感はイマイチです。 前評判が高かっただけに、ちょっと物足りないかったです。 物語の中盤に、中学生の母親と女子中学生がそれぞれ、 「何か」について告白する場面があります。 特に母親が「何か」を告白する場面は、 角田光代さんの『対岸の彼女』と似た雰囲気がありました。 女性が内面を独白する、みたいな。 個人見解です。 読者に想像力を要求してくる本なので、 なんとなく読むのが面倒になってきて、 最終章から1つ前の章は少し飛ばし読みしました。 告白、というだけに、愚痴を聞いているような印象もあってです。 文庫では、巻末に本を映画化した中島哲也監督のインタビューが収録されています。 監督の本に対する感想は別にして、 映画自体は面白そうな映像になるんじゃないかなって インタビューを読んで思いました(思う壺ですね私)。 多くの映画化作品は、本の面白さを決して超えられないと思うことが多いですが、 『告白』については、映画の方が純粋に楽しめるかもしれないなーって、 レザボアドッグスやパルプフィクションみたいな作りかなって、 勝手にインタビューを読んで想像しました。 『告白』の本については、 面白いかどうかって基準で私は★2つ。 僭越ながら、友達には違う本を薦めます。 | ||||
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周りの評判、映画化、本屋大賞などに釣られて購入してみた。 第一章、先生の告白が終わった時に、自分の中でも話は完結してしまった。 読むのをやめようかと思ったが、それでも私を読了へと導いてくれたのは、 乗りかかった船ということ、きっと面白くなるだろう、という期待感だ。 期待はずれでがっかりだ、つまらない、 というのが素直な感想である。 登場人物は目の前の出来事を淡々と語る。 ただの状況説明、一個人のブログをぼうっと眺めるかのように読み進めた。 悲惨な話なのは分かるが、その心情模写は3日も立てば忘れてしまいそうなくらい薄っぺらい。 共感できる部分も少ない。当然、感情移入はできない。 逆に反感や不愉快さを覚えたが、そんな気持ちを修復してくれる魔法の言葉はなかった。 とても残念だ。 肝心の文章も好きにはなれなかった。 思わず息をのんでしまうような豊かな比喩表現などは見当たらない。 小説を読むときの大きな楽しみ、好きな部分ではないだろうか。 少し勉強すれば、書けてしまうような文章のような気がしてならない。 映画化されたようだが、こちらのほうが面白いのではないか? 役者は口をそろえて「原作は素晴らしい作品」と語っているのか? 本屋大賞とはなんなのか? 彼女の著書本を読むことは今後ないと思うが ちょっとした疑問と、ちょっとした好奇心を与えてくれたことに感謝する。 | ||||
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わかりやすくて面白い。 でも読まなきゃよかった。 気持ち悪いと思いつつ一気に読んでしまったことが悔しい。 どの人物も自分の思いだけに囚われていて、誰一人同じ方向を向いていない。 一人の女の子の死でつながっている人物たちなのに、誰一人女の子に気持ちが向いていない。 人物たちが自分の思いを語るほど、女の子の死が軽んじられてゆく。 人物たちのさみしさ、親子関係の歪み、エゴ、自己肯定感の弱さがリアルに描かれるほど、 女の子がそれをあぶりだすための道具になってゆく。 殺された女の子と同じ年頃の娘を持つものとして、どうしてもそこが絶えがたかった。 最後はこれでどうだ!復讐どーん!!みたいなおわりかた。 誰も罪を償うことなく終わり、殺された女の子は最後まで報われない。 | ||||
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文章がくどい。手法は珍しくないし、あんまりキャラらイメージできない。わざと淡々としたタッチなんだろか? 橋田寿賀子風といえばそんな感じ。 | ||||
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まず、読みやすさ。平易な文体で書かれ、また口語によるモノローグなので、すいすいと進むだろう。展開も早く、一度読み始めてしまえば最後まであっさりと読める。 だが、それだけなのだ。 読後は良くも悪くも「何も残らない」。せいぜいが得体の知れないしこりが胸の内にあるだけで、およそ感動と言えるものは存在しない。 救いのないバッドエンドで感じるような、締め付けられるような胸の痛みや耐えられない背筋のむずがゆささえも、である。 原因は明白。登場人物や作者に、ほとんど感情移入出来なかったからだ。 なぜ感情移入出来なかったのだろう? その理由はリアリティの欠如、というよりも、「提示されたリアル」を感情が、あるいは脳が受け入れられなかったのだろう。 特異な事件には特異な状況が存在する。現実に起きた陰惨な事件には、あるいは本当にこの本のような背景、犯人の心境があったのかもしれない。 だがそれは、あくまでも仮定であって、平凡な今を生きる私達には想像出来るものでも、まして納得して感情移入出来るものでもない。そんな事が出来るのは、それこそそのような事件の当事者にでも(何らかの形で)なった人だけではないか。 知らないものには納得出来ないのである。 出来ることならば、何も起きてない平凡な日常を先に描くなど、読者がすんなりと感情移入出来るような下地を作って欲しかった。それがあれば、読者は綻びが生じてくる日常を登場人物と共に味わい、ラストでは共に救いのない絶望を共感出来たかも知れない。 題材と構成、自分の主張に固執した為読者を手放した、そんな印象の作品だった。 一時の話題にしかなり得ない小説だろう。 念の為明言しておくが、この作品の登場人物に共感できた人を批判する意味では一切無い。まして作者本人を否定するものでも有り得ない。私にとって、作者が提示した状況には疑念を抱かざるを得なかった。それだけである。 | ||||
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映画化され、本屋大賞受賞ということで購入してみたものの… みなさんのレビューを読んでから購入すれば良かったと、後悔しています。 最初は語り口も新鮮でテンポよく読み進めていけましたが、徐々に文章の拙さに飽きがきてしまいました。 残念な作品です。 | ||||
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タイトルどおり、各登場人物の勝手な言いっ放しの言葉がただ並んでいるだけです。 何の掘り下げも論理性もありません。登場人物が中学生、教師、保護者だけなのでストーリーに拡がりもありませんし、リアリティも全くありません。 各人が子供じみた身勝手な話を言いっ放しで終わっているという状況だけは、今の日本をよく反映しているのかもしれませんが。 文章も週刊誌の記事レベルなので、あえていえばこの程度の話には逆によくマッチしているとも言えますね。 矮小なストーリーが気にならない人には、移動時の暇つぶしにちょうどいいかと思います。 | ||||
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作品の構造として、よくできてるなあ、と思いつつ、 つい読みたくなって、読み進んだ。 読後感の悪さは、例えば女性週刊誌を読んでいて、 興味本位で事件を知りたがった自分への自己嫌悪、 その情報の不確かさに対する不満足感に似ていると思う。 どんな奇怪な事件も「母と子の関係」が原因の核にある (ような気がする)のは同感、、、、でも、 こういう表現方法だと、「事件の本当のこと」ではなく、 結局は「拡大版週刊誌」、みたいな距離感で。 読み終わった後、いつまでも妙にひりひりする。 問題提起にもならない。いやな感触が残る。それが狙いなら、成功なのかな。 映画はまだ観てないけど、中島監督の映画なら、もっと、すっとするかな。。。? | ||||
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呆れ果てるのみ、最低中の最低。 平気で殺人を犯す中学生。 無節操にあくどい報復をする女教師。 倫理観ゼロ。 人間らしい優しさゼロ。 吐き気がする異常な悪臭。 発禁にすべき、最低の愚物。 文字を発明した人類の英知に対する最大の冒涜。 本屋大賞???アホか!!! | ||||
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映画の評判が一部でよさそうなので、15歳の息子が買って読んだものを借りた。 多くの指摘があるように、1章の語り口にはやや新鮮なものを感じたが、そこまでの作品である。 最大の欠点はHIVの感染に関する根本的な認識の誤りがあることだ。 血液を飲んでも感染はしないことくらい調べてから書くべき。 ここで物語のリアリティが一気になくなってしまう。 その後のAIDSに関わる表現も幼稚で読むに耐えない。 女子高生のケータイ小説ってこういうのでしょうか。 他にもご都合主義的な設定が多く、突っ込みどころ満載であるが、 それは単に作者が稚拙なだけと理解しよう。 | ||||
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