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告白
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告白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全199件 181~199 10/10ページ
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メディアでの評価も高かったので期待して読みました。結論、ヒドイです。一章だけの短編だけならホラー的要素とインパクトは評価できます。しかしあきらかにその後の章は一章あっての蛇足的章になっていることは明白。竜頭蛇尾。まだラストにメッセージ的要素や救いがあればと思ったが…携帯小説と割り切って読むなら星2つ! | ||||
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ミステリーはあまり読まないのですが、宮部みゆきの「模倣犯」にせよこの作品にせよ、もうちょっとまともな人物像を描けないものなのでしょうか? フィクションというのとリアリティが無いということは別物だと思うのですが・・・。 まぁそれはともかく。 この本の読後感はタイトルに書いた通りです。 (あえてそういう雰囲気で書いているんでしょうが)ワイドショーレベルの「理解できない子供たち」のありえない描写がダラダラと続くだけの本でした。 著者は教員経験者ということですが、正直これでは・・・と思いました。 現場にいてこそ見える「子供の真実」とでもいうべきものを、行間に描いて欲しかった。 あえて書かなかったのか、著者には何も見えてなかったのかは分かりませんが。 結局筆者はこの作品から何を伝えたかったのかが、一切見えない作品でした。 (デビュー作なのだから、不器用でもいいからもっと書いてもよかったのではと・・・いやこれは私個人の好みですが) | ||||
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中高生の時に読めば、恐怖のどん底に突き落とされたかもしれない。ケータイ小説と、ライトノベルの中間体に見えた。特に、 「死、死死死死死死……」。 ネット社会を反映している今風の表現には戸惑ってしまい、思わずクスッときた。笑うところではないのに笑ってしまうと疲弊する。計算して書いているとはいえ、いただけない。 告白形式で、語る人が変わる小説は、ちまたにあふれているので、新鮮さは感じなかった。 これを読んで告白形式の新鮮さを感じた方は、太宰治の「駆け込み訴え」と「女生徒」を読んだ方が、きっと得るものがあるでしょう。 | ||||
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筆者は本作がデビュー作であるようですが、 そんなことは微塵も感じさせない構成のうまさがあります。 一気に読んでしまいました。 サスペンスとしては第一級といえる作品なのでしょう。 しかし、そのサスペンスの素材とされているもの、 病気であったり、家族関係(母と子)であったりの捉え方がなんとも…。 筆者があえてそうしたのか、わかりませんが、 年齢ということ以上にあまりに幼く短絡的な登場人物たち、 不気味な薄っぺらさを全編通して感じました。 いろいろな問題提起がなされている作品だとは思います。 しかし、稚拙なりにも登場人物を掘り下げていかなければ、 もっと心の内側を丹念に描いていかなければ、 ただの刺激物、としか言えないのではないでしょうか。 読後感の悪さ、救いのなさを心に残すだけです。 | ||||
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話の展開がはやく、最後まで一気に読めました。読後の所感は「なんじゃこりゃ?」でした。いくらなんでもこの展開は無理があるだろ?と。よくよく考えるとほとんどの語り手も自己中過ぎて感情移入できない。先生が仕組んだ壮大でネチネチした復讐劇も最後は爆発オチとは。まあでもB級映画を見る感じで読むとなかなか面白いと思います。 | ||||
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第一章は、独特の書き方で興味をそそり中々期待させる出足でした。 しかし、現実にあったさまざまな事件や人を連想させて、その力を借りて書いているような印象を受けます。 最終的には陳腐な結末。 この作品がデビュー作ということで、次回作に期待します。 | ||||
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引き込まれるような文面で,一気に読めた。 正直,『上手い』 しかし。 あまりにも,読後は悲しく,救われない,陰鬱な気分が心を占める。 特定の病気を復讐の道具にするのはいかがなものか・・・。 結局は,その病気の患者は,そのように思われている,そのような扱いを受けるのだ,と受け止められかねないと思う。 面白ければ良い,というのとは訳が違う。 ベストセラーにする為に,センセーショナルな宣伝文句で店頭に並べているのだろうが,できれば,すぐ手に取れるような店頭には並べないで欲しい。 小中高生には読んで欲しくない作品である。 | ||||
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ある教師が、娘を殺害された為に未成年の加害者に対し復習を試みます。その方法とは・・・。 別れた旦那(HIV患者)の血液を採取して、加害者2人の給食の牛乳に注入しエイズ患者にしようとした件。 これは、間違いなくHIV患者に対する冒涜です怒りを通り越し、未だにこんな間違った考えを活字にしてしまう筆者が日本国に居住していると思うだけで吐き気がします。 | ||||
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読み始めが面白そうだったので思い切って購入しましたが、半分くらいいったところで気分が悪くなりました。 後味が悪く、人物にも最後まで感情移入できず、文章も淡々としていて読みにくいです。 絶対に人には勧めたくない本でした。 | ||||
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「大切な娘はもういない・・・。」 事故死として片付けられた娘の死が、実は殺人だった!しかも犯人は教え子! 復讐を誓う女教師が、犯人にしたことは?彼女の告白は、聞く者に恐怖と 衝撃をもたらした・・・。 4歳の女の子の死。実はそれは殺人だった・・・。この作品は、母親である 教師の告白を含め事件関係者の6つの告白で構成されていて、ひとつの事件を 多角的に捉えられるようになっている。決して他人にはうかがい知ることの できない心の闇の部分が告白をすることにより浮かび上がってくるところは、 それなりに衝撃を感じた。一番インパクトがあったのは、やはり最初の女教師の 告白だ。娘を殺された母親のうらみが、ああいう形で現れるとは思いも寄らな かった。2つめから5つめまでの告白はどちらかと言うと平凡な感じだ。6つの 告白を集めればどうしてもばらつきが出る。ひとつめの告白が衝撃的であれば あるほど、そのほかの告白が平凡なものにしか見えないのは仕方がないこと なのだろうか?また、ラストも個人的にちょっと不満が残る。あまりにも 現実味がない。設定にも無理があると感じた。 | ||||
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かなり評価が高く期待して読んだが、読み始めは面白いものの、全てモノローグで語られていくストーリーはリアリティーがなく、構成そのものも子ども向けの劇画のような稚拙な内容でだった。 主人公の女性教師のモノローグには心に響くものもあるが、結末の場面では、結局なにが「言いたかったの?」と不自然さを感じるだけで、読後の満足感は全く得られなかった。残念ながら期待はずれである。 | ||||
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テレビでも取り上げられ、このミスでも上位にランクインしていたので、読んでみました。 読者をぐいぐい引っ張っていく力量はなかなかのものですが、言われているとおり読中感はよくありません。 その読中感とも関連しますが、評価できない点は以下の3つ ・嫌な登場人物のオンパレード ・ネタばれになるので書きませんが、突っ込みどころ満載の展開 ・各章がラストにつながっていかないので、カタルシスはあまりない。 「新人としてはよく頑張っている」レベルだと思います。 全体として、どうも作者の少年犯罪に対する嫌悪感を押し付けられているような気がします。この小説を書くことで憂さ晴らし(言葉は悪いですが)をしているような印象を受けます。したがって嫌悪する登場人物を配置してから全体の構成を決めたようで、話の展開が不自然に感じるようです。最後のオチは「そう来るか」という感じで少し驚けました。 よって評価は星3.5つですが、批判の意味も込めて2つにします。 2作目は少年犯罪以外を題材としてほしいと思います。 | ||||
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話題の書。曰く、新人らしからぬとか、いつもの業界常套句と話半分に割り引いて読み出しましたが、本格的にズッコケました。 冒頭の「牛乳混入」は相手が子供で心理責めを狙ったにしても、自分の子供をいきなり奪われた母親教師が考え付くこととして猛烈に不自然だし、ミッションインポッシブルなみのラストも「リベンジ」としてそうくるか?と意外性よりは唐突すぎる感じ。 話全体にリアリティーを欠くのは人物描写が甘いからでは?イジケ虫秀才少年くんの屈折にしてもここまで屈折するバックグラウンドじゃないだろう、とある意味ツッコミどころ満載。 正直、新人らしい、新人なりの出来、と感じましたが偉そうですみません。 | ||||
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駄文だと思う。とても人様にお薦めできる作品ではない。 何故か?文学になっていないからだ。文学とは何?最低条件として、素材との一定の距離感が存在することだ。だからこそ読者は読むことを楽しみ味わうことができる。素材そのものを丸ごとどうぞと出されても生臭いだけだ。「20世紀の幽霊たち」(ジョー・ヒル)を読んでほしい。素材はホラーだ。しかし作家の精神は、素材と絶妙な距離を保ちつつ、読者と会話するかのような文となっている。これが文学としての醍醐味だろう。 本書にそのような世界を微塵もうかがうことはできない。登場人物のことごとくが恨みがましいのは、それでよし。しかしそれは素材に過ぎない。 確かに、告白という形式をとっため、素材そのものが読者に投げ出されるという結果となる面は否定できない。しかし、それでもなお文学たりえるにはしっかりとした作家と素材との距離感がたち現れることが必須だと思う。 ミステリとはいえ、基本は文学ではないか。 | ||||
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途中まではまぁまぁ引き込まれたんですが、後半はなーんだ、という感じでした。ほんとは☆三つくらいかなぁと思ったんですが、王様のブランチで〜だの新人離れした文章だのと紹介されてて期待したぶんがっかりな内容だったので一つ減らしました | ||||
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宮部みゆきや東野圭吾との違いは、とにかく読んだ後の後味の悪さ。何か、悪いものを見てしまったような嫌悪感が残った感じ。でも、この陰湿さや小説に出てくる母親や教師個々の性格のゆがみは、今の日本を象徴しているのかも知れない。新聞や雑誌で多く取り上げられていたので読んでみたが、これだけ話題になり、絶賛している人が多いことに、日本の将来への不安を感じた。 | ||||
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売れていますね。 ということで、興味をひかれて購入。 合間合間に読んで2日ほどで読了しました。 第一章の生徒に向かっての独白。 すごく引きこまれてそのまま読み続けてしまいました。 最後まで飽きずにするすると読めてしまった、 読まされてしまったのは著者の筆力でしょう。 文章に幼稚なところが散見されますが、 まだ新人とのこと。今後がすごく楽しみです。 しかし、なによりも読後感が悪すぎる。 読後感が悪い、というのにも2つあって、 1つはカタルシスがない。 もう1つは、納得がいかない。 最後の「どんでんがえし」としてつけた部分は、 そんな安易な……、とあきれるような仕掛けですし、 結局全部知っていた、というのはオチとしてお粗末すぎます。 そういった「とってつけた」ような収束のさせかたに、 カタルシスはありません。 また、単に 復讐できてよかったね、で済むというものではないでしょう? 第一章の結末で、自分自身の罪の意識に苦しめ、とさせたのは、 個人的にものすごく納得がいくのです。 しかし、最後の最後にそれを全部ひっくりかえす。 ……そりゃあないよ。 この本のテーマはなんだったのさ。 第一章のみで終ってほしかった。せめて、三章あたりまでで……。 最後の最後、ものすごく蛇足になってしまった感があるのが 本当に残念です。 自作に期待。 | ||||
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オビの表4に書店員のレビューが書かれていて、気になったので買ってみた。 確かに面白く読めた。文章も巧い。 書店員のレビューにも宮部みゆきの再来的なことが書いてあったが、そうかもしれないと思った。 しかし、読後感が非常に悪い。 登場人物に現実味がなく、女性のイジメのように陰湿で救いかがないまま終わってしまう。 それでも、このミスの上位に入ってしまうんだろうね。 | ||||
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このサイトで評判なので読んだ。ストーリーは練られていて、最後まで飽きさせない。でも読み終えると、2章以下は1章で明らかにされる事実の補足に過ぎないことがわかる。それだけ1章の完成度が高いので、この章だけで完結したほうがよかったのでは。文章はよく書けていて新人離れしているけど、描かれている世界のうっとおしさはかなりのレベルだ。たいした理由もなく人が何人も殺されるのが不自然で、はなはだリアリティに欠ける。技巧を凝らしたのが、かえって薄っぺらな印象を与えている。 | ||||
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