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ホペイロの憂鬱 JFL篇



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【この小説が収録されている参考書籍】
ホペイロの憂鬱 JFL篇
ホペイロの憂鬱 JFL篇 (創元推理文庫)

ホペイロの憂鬱 JFL篇の評価: 3.56/5点 レビュー 9件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

残念ながら欠点が目立つ

この手のライトミステリとして、特別ひどい内容ではありませんが、読んでいると欠点が目立ちました。
原因は、おそらく意図的にしているのでしょうが、視点と描写が幼稚に思える書き方をしていること。子供の視点ではなく、20代前半と思しき社会人の視点で語られていることを考えると、巧みというより、幼稚という言葉が先に出てきます。
このため、キャラクターが類型的で底が浅く、謎に魅力が乏しく、物語のまとめ方もほのぼのというよりぬるま湯という欠点が強く前に出てきているように思います。
また、連作短編としてみたとき、JFLのリーグ戦を戦うというバックグラウンドも季節感もストーリーに反映されていないので、急にこの一戦に昇格がかかっているといわれても、緊迫感はまったくありません。
Unlimitedで読んだのでなければ、怒る出来かと思います。
ホペイロの憂鬱 JFL篇Amazon書評・レビュー:ホペイロの憂鬱 JFL篇より
4488024416
No.1:
(2pt)

サッカーシューズのメンテナンス方法は勉強になりました

日本フットボールリーグのJ2の下、JFLに属するプロチーム、ビッグカイト相模原の用具係(ホペイロ)兼雑用係の坂上栄作がクラブ内外の日常の謎を解くことを押し付けられる6篇です。ミステリーというには謎自体も登場人物も軽ーい、というか薄っぺらい。周りのキャラには大げさで常識をちょっと外れた行動が頻出で、サッカーボールというより、少し空気が抜けて軌道の定まらないビーチボールの感じですが、その分気楽に読めます。大げさに面白く書いてあるところは小学生にはピッタリかもしれません。が、不法侵入者で窃盗犯でもある盗撮者を捕まえながら、クラブに有利な裏取引をして手打ちにするとか、正義とはかけ離れた面々ですので、「良い子はまねしないでね」という但し書きが必要です。
登場人物説明とかが各話で繰り返されるのは一話ずつの掲載にも耐えるように考えられているのでしょうが、まとめて読むには少々ウザい。
まあ、サッカーシューズのメンテナンス方法は勉強になりました。
ホペイロの憂鬱 JFL篇Amazon書評・レビュー:ホペイロの憂鬱 JFL篇より
4488024416

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