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晩夏に捧ぐ-成風堂書店事件メモ(出張編)-
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晩夏に捧ぐ-成風堂書店事件メモ(出張編)-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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お話しは、面白いです。 配達赤ずきんのようなショートストーリーではないので、時間のある方におすすめです。読みやすいので、読み終わるまでに5時間もあれば十分かと思います。 | ||||
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満足しています | ||||
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本屋の謎解きかと思ったら今回は殺人事件が絡んだ本格的な謎解き。見事に解決したけど、素人探偵でわかることなら警察で未解決にならないと思うけどなぁ。 | ||||
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書店を中心とした独特の視点と人間味溢れる物語が、読みやすく心地良い。推理も物証や犯罪心理を織り混ぜ、最後まで楽しめる作品でした。また、謎解きに時間制限があるところが、本作品をより面白くしていると思います。 | ||||
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本屋さんで巻き起こるミステリーが、アルバイトの多絵ちゃんによって、軽快に解決されていくのが心地よく、ハマってしまいました。2作目は、長編で、読み応えがあり、さらに楽しかったです。 | ||||
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最近すっかりはまっています。また新しい作品も読みたいです。 | ||||
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著者の物語はどれも重苦しくなくて読みやすく、後味も良いです。 | ||||
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シリーズ1作目は連作短編だったので、2作目にして長編でじっくり楽しめた感じ。今回は杏子さんの活躍が少なくてちょっと残念。 | ||||
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駅ビルにある中型書店「成風堂」に勤める木下杏子はかつての同僚で現在は 長野の老舗書店で働く美保から二日連続で「長野に来て、27年前の殺人事件と 関連すると思われる、閉店後の書店に現れる幽霊の正体を多絵とともに暴いてほしい」 という、杏子にとって少々面倒な手紙を受け取り、長野を訪れたふたり。 果たして幽霊の正体は枯れ尾花かそれとも……というストーリー。 事件当時現場にいた書生のひとりである小松秋郎が逮捕され、 二年後服役中に獄死するが、当時関わっていた人物たちは温度差があれど 彼が犯人であることに疑いを喉に物を詰まらせているかのような思いのまま 長い時間を過ごしてきたさまを丁寧に描いている。 また、幽霊がトリガーとなって自分が勤める書店が閉店に追い込まれるのでは ないかと危機感を抱き、必死に杏子や多絵にすがろうとする美保、 本当は深く関わりたくないがかつての同僚の依頼を無下にすることができない杏子、 そしてのほほんと信州滞在を楽しむ探偵役の多絵といった三者三様、 27年前に殺された作家宅に住み込みで働いていた佳江と書生たちとの間にある、 同じ屋根の下に住んでいながら住む世界が違いすぎるがゆえに存在する 埋まることのなかった溝といった、様々な温度差を巧く描いている。 | ||||
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成風堂書店事件メモシリーズの二作目です。前作は短編が面白かったので、手にとって見ました今作は長編というlことでワクワクしながら読み始めたのですが、最初は方はなんだかなあ、という感じで入り込めなかったのですが、読み進めるうちに誰が犯人なのかとひき込まれてゆきました。なんだかんだで、きちんとしている杏子さんと不器用で名探偵の多絵ちゃんのコンビは好きです。 -書店の謎は書店員が解く-というキャッチコピーは、爽やかで引き込まれてしまいます。面白かったです。 | ||||
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1冊目もすごく面白かったのですが、この2巻は更に面白かったです。本自体は厚くなりましたが全く飽きずにスピーディーに読破できました。私は個人的に長編の方が好きかもしれません。 | ||||
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配達赤ずきんシリーズの長編です。 日常に潜むミステリーを扱うシリーズで、長編はどうかな、と思ったのですが、とても面白かったです。 とにかく本屋好きにはたまらない!! | ||||
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書店の名探偵コンビとなった、杏子と多絵が、かつての書店の先輩の招きで、地方の由緒ある書店をめぐる幽霊事件を解きに呼ばれる。 ミステリとしてのリアリティはそれほどない、と感じました。目をむくようなトリックや犯人像もなく、厳密には「本屋の謎」でもないような。 なので、パズルを楽しみたい読者には不向きと思いますし、「本屋の謎は本屋が解く」というのも、今回のかなり陰惨な事件のケースでは、ちょっと面はゆいかな、とも思います。駅頭に「名探偵かんげい」のプラカードをもって子どもたちが集まる、最初のほうのシーンを読んで、少し脱力しました。 けれど読後感はひじょうにヴィヴィッドなものがあります。三十年前の地方の文士のありかたや、その弟子たちの文学修行にまつわるどろどろした暗い情動が、特注の原稿用紙、忍者屋敷っぽい古い邸宅、そして地方の誇りをになう老舗「まるう堂」の店内描写などとあいまって、レトロな映画のような世界を作りだしています。 こういう事件があった、というその事件じたいが、哀切に心に残ります。犯人と目された青年の人生も・・・ 書店や文学者や本自体に、いまからは考えられないほどの重みと権威とオーラのあった時代。それを垣間見せてくれたことが最大の功績だと思います。 「まるう堂」のような書店もこれからは電子書籍や断捨離の時代で、失われてゆくのかもしれず、さびしいような複雑な感慨があります。作者はほんとうに、「本」を愛しているのだなと、一作目『配達あかずきんちゃん』のポップさの根底にあるものを見せてもらったような気がしました。 | ||||
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確かに短編集の方が面白いが、いつもの成風堂から離れたところが舞台なのもわるくない。もともと本格ミステリーでないのでこのくらいでわかりやすくていいのではないかああ。 | ||||
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文章としては、前作よりは風景や心理の描写力が上がっていると思います。頭の中に浮かび易い。作品としては、成風堂書店を離れてしまったせいで、昼間再放送されているよくある推理物ドラマみたいになってしまったのが残念でした。主人公はあくまで成風堂書店の店員なのですから、やはり成風堂と何かしらの連携プレーを見せて欲しかったです。あと、実際に謎を解く多江の物言いがすごくわかり辛いせいで、途中経過の段階で『ここまでは解けた』という確認がし辛いです。それならば最後に総まとめというか、一通りおさらいのようなものが欲しい。杏子とまるう堂の主人のやり取りは、昔本屋に勤めていた頃の私自身と店長のやり取りと重なって、懐かしさを感じました。 | ||||
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シリーズ一作目「配達あかずきん」を楽しく読んだので、 この作品も期待して手に取りました。 まず気に入ったのが、幽霊騒動の舞台である宇都木堂書店の描き方です。 重厚感のある店舗に、「まるう堂」という通称。 すんなりお話の世界に入り込めました。 話の展開としては、探偵が27年前におこった殺人事件の主要人物一人一人を訪ね歩き、 真実をつきつめ、最後は皆を集めて謎解き・大団円という、 ものすごくオーソドックスなものです。 更に”いくら名探偵でも、たったの3泊4日でそんな昔の事件を解決して良いの?!” と、少し疑問も残りました。 そのあたりを差し引いても、ラストのまるう堂店主とのやりとりと、 作者のあとがきには胸が熱くなりました。 本屋という場所を、いかに神聖なものと捉えているかが伝わってきます。 実際に携わらないとわからないものなのですね。 私も本屋に勤めたくなりました。 | ||||
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事件の容疑者のアリバイを確かめに来た刑事が、本屋に2時間もいられるものか?と不思議そうにいうところ、思わず笑ってしまった。2時間でも3時間でも、その気になったらお弁当もちで一日中だっていられるぞーと思った本好き本屋好きもいるだろうなあ、なんて。 短編の第一作とは違って、たっぷり長編で読み応えはあった。けれど、もっと日常的な本屋さんの謎を読むほうが好きかなあ・・ | ||||
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前作『配達赤ずきん』の何が出てくるかわからない、わくわくする感じが少なくなった気がする。 おそらく、本屋さんで起きるような日常の小さな事件というのは、長編で語ることが難しいのだと思う。 古い事件を組み込んだことは、上手だと思った。司法をなるべく絡めないためには、時効が過ぎていたり、すでに判決が出ている出来事を設定しないといけない。つまり、犯罪としては終わっているのだ。 とても魅力的な老舗の本屋さんや、おしゃれで大型の本屋さんが出てくる。本屋さんを描くとき、この作者の魅力が一番発揮される気がする。 本を書く人、作る人、売る人、読む人と、それぞれ本に思い入れをこめた人たちが出てくる。幽霊よりも、生きている人間のほうがはるかに恐ろしいと、日頃の思いを再確認した。 | ||||
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作「配達赤ずきん」ではちょっとした日常の もちろん本や本屋に関する謎を杏子と多絵が解決していったんですが、 今回は20数年前に起こった殺人事件とそれに関係する 幽霊騒動の謎を解き明かす。 前作は連作短編だったせいか テンポよく読めたんだけど、 今作は長編ということで 途中だらけてしまったりもしました。正直言うと。 それにあれだけの情報で 真犯人を見つけ出せるものだろうか?なんて思ったけど、 まぁ、それはそれで。 やっぱり本好き本屋好きとしては 途中途中の本屋の描写の方に 心奪われたりして、 本編にはあまり入り込めませんでしたね。 まぁ、もちろん内容としては 面白くないわけではないんだけど、 ちょっと長すぎたかも、という印象はぬぐえません。 もう少しいらないところを削って コンパクトに纏められたら すっきり読みやすかったんじゃないかな、と。 | ||||
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『配達あかずきん』のシリーズ第2弾。 しっかりものの書店員・杏子とアルバイト・多絵が、今回は杏子の元同僚が勤める 長野の老舗書店の幽霊騒動の謎に挑む。 前作がとても気に入っていたので、第2弾が出るのを心待ちにしていました。 でも、まさか殺人事件が絡むとは…。 どこかほんわかとして楽しいのは、主役の二人のキャラクターがいいおかげ。 また、本に対する思い入れがすばらしく、今回も期待を裏切られませんでした。 | ||||
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