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(短編集)
少女ノイズ
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少女ノイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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何処か懐かしさを感じさせる流れなのですよね。 | ||||
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2007年に出た単行本の文庫化。 ミステリ5篇を収める短篇集。 ミステリとしてはひどい。自作自演系の結末が多いし、そうでないものも、これはちょっと……というレベルのトリックが使われており、がっくりである。 解説で有川浩さんが書いているとおり、キャラクター小説として読むべき一冊なのだろう。名探偵たる女子高生は驚くほどの頭脳の冴えを見せつつも、どこか脆さを抱えていて庇護欲をそそる。ワトスン役の青年も変な趣味を隠し持っている。 2人の恋愛の行方の方が、謎そのものより気になる一冊だった。 | ||||
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まず、ラノベかと言うと違います。「三毛猫」的なものをイメージして頂ければ大体合っているかと。最近のものでは「心霊探偵八雲」とか。 トリックは…短編集ですからこんなものでしょう。その発想はっ!となることはない感じ。途中で犯人は分かります。 で、肝心のキャラ描写ですが (巻末の解説 (有川浩) によると「キャラ小説として解説してくれ」との著者自身の要望らしいので、ここが肝で良いでしょう)、弱い。地の文で「こういうキャラだよ」と描写してあります。登場人物の言動から、「そういうキャラだ」という印象を持てるかというと、難しいですね。 | ||||
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まず、ラノベかと言うと違います。「三毛猫」的なものをイメージして頂ければ大体合っているかと。最近のものでは「心霊探偵八雲」とか。トリックは…短編集ですからこんなものでしょう。その発想はっ!となることはない感じ。途中で犯人は分かります。で、肝心のキャラ描写ですが (巻末の解説 (有川浩) によると「キャラ小説として解説してくれ」との著者自身の要望らしいので、ここが肝で良いでしょう)、弱い。地の文で「こういうキャラだよ」と描写してあります。登場人物の言動から、「そういうキャラだ」という印象を持てるかというと、難しいですね。 | ||||
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まず導入が良い。少女の設定が魅力的。毎度のことながらタイトルセンスも秀逸。カチッとしてブレの少ない文体にも人気作家のそれを感じる。相変わらず完成度も高い。 しかしこの作者は本当にこれでいいのだろうか?と余計かもしれぬことを思ってしまうのも事実だ。 もっとも気になったのは、主人公・スカの対象との距離感である。それが一定ではないが故に、物語として説明的にみえたり、ミステリの謎解き部分も詐欺的に映ってしまう。おそらく作者は自覚してやっているのだろうが、それでも問題に思うのは主人公の認識のレベル(距離感)がいったいどのようなものなのか自然に入ってこないために、素直に物語に感情移入できないことにある。 またこの作品は普通に面白かったのだが、作家のもっているセンスが(少なくともこの作品では)悪い意味で消化されてしまていると、特に小さなところでそう感じてしまった。人気作家の宿命なのかもしれないが、こんな定型的なパーツ−キャラ、物語、ミステリ−を使って一冊の作品を仕上げることにどれだけの意味があるのだろう?ご都合主義的な展開、ご都合主義的なモノローグ……ファンであるがゆえに、このような作品が乱発されることは、はっきりいって悲しい。 それは一言で言ってしまえば、これだけ魅力的なキャラ設定(ヘッドフォン少女など)を使って、でもこのくらいの地点に着地させてしまうのか、という落胆である。 厳しい書き方だが、これでは中高生は騙せても本読みは騙せないのではないだろうか。三 雲氏には、もっと挑戦してほしい。 | ||||
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まず導入が良い。少女の設定が魅力的。毎度のことながらタイトルセンスも秀逸。カチッとしてブレの少ない文体にも人気作家のそれを感じる。相変わらず完成度も高い。 しかしこの作者は本当にこれでいいのだろうか?と余計かもしれぬことを思ってしまうのも事実だ。 もっとも気になったのは、主人公・スカの対象との距離感である。それが一定ではないが故に、物語として説明的にみえたり、ミステリの謎解き部分も詐欺的に映ってしまう。おそらく作者は自覚してやっているのだろうが、それでも問題に思うのは主人公の認識のレベル(距離感)がいったいどのようなものなのか自然に入ってこないために、素直に物語に感情移入できないことにある。 またこの作品は普通に面白かったのだが、作家のもっているセンスが(少なくともこの作品では)悪い意味で消化されてしまていると、特に小さなところでそう感じてしまった。人気作家の宿命なのかもしれないが、こんな定型的なパーツ−キャラ、物語、ミステリ−を使って一冊の作品を仕上げることにどれだけの意味があるのだろう?ご都合主義的な展開、ご都合主義的なモノローグ……ファンであるがゆえに、このような作品が乱発されることは、はっきりいって悲しい。 それは一言で言ってしまえば、これだけ魅力的なキャラ設定(ヘッドフォン少女など)を使って、でもこのくらいの地点に着地させてしまうのか、という落胆である。 厳しい書き方だが、これでは中高生は騙せても本読みは騙せないのではないだろうか。三 雲氏には、もっと挑戦してほしい。 | ||||
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推理部分があっさりとしすぎて肩透かしを食らう 本格ミステリーとしてよりは、ラノベ好きな人にお薦め だが登場人物が魅力的なので、二人の活躍を長編で読みたいと思える佳作 | ||||
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推理部分があっさりとしすぎて肩透かしを食らう 本格ミステリーとしてよりは、ラノベ好きな人にお薦め だが登場人物が魅力的なので、二人の活躍を長編で読みたいと思える佳作 | ||||
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