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ベロニカは死ぬことにした



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ベロニカは死ぬことにしたの評価: 4.00/5点 レビュー 66件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全66件 61~66 4/4ページ
No.6:
(1pt)

翻訳がまずい!

あまりの翻訳のひどさに驚いた。 原文と照らし合わせて読んでみたが、誤訳・誤読が無数にあるし、何より日本語として意味が通じないいものが少なくない。もう少し力のあるというか、良心的な翻訳者に任せるべきだと思う。
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
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No.5:
(4pt)

複雑な現代人の心の病をコンパクトに

アルケミストが老若男女、万人向けのお勧め本なら、こちらは一寸現実に疲れた大人子供向け寓話。非常に特殊な舞台設定(精神病院)で繰り広げられる人間ドラマ。ここは現実に疲れた人たちが集うオアシス。鋭気を養って再び現実という戦場に向かっていく為の、休息地。大前提として日本の精神病院を想像してはいけません。一人一人が現代の病みを一つづつ背負っているような個性的で判り易い登場人物といい、「おおっと、大どんでん返しか?」というような医者のニクイカラクリがベースにある進行具合といい、重たいテーマを軽いタッチで上手く扱っている。物憂いベロニカは何となく自殺未遂を図り、担ぎ込まれた先の病院で命の宣告を受け、逆に「生きる」事を体感するようになり・・・。これいい舞台になるんじゃないかな?
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
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No.4:
(5pt)

自殺したい人に

自殺したい人に私はいつも、この本を薦めています。その人たちが、(読む人たち)が、この本を読んでわたしと同じ考え方をするかはわかりませんが、私はこの本を読んで、自分が死にたいのは、今、自分が健康だからだと思います。 もし 死ななくちゃいけないならきっと 死にたくなくなるって事を 私は考えました。
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
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No.3:
(2pt)

原書を読んでみたいです。

エディターレビューなどでは、ベロニカが美しく、恵まれた女性であると説明されていますが、実際の本の中ではそれほど彼女の描写がなされていません。場面場面を盛り上げようと訳者ががんばっているのは感じられますが、本全体としてはイメージが伝わりづらく、日本語として非常に読みにくいものになっている印象を受けました。パウロ・コエーリョの「アルケミスト」を読んで非常に感銘を受けたので、作者自身の書き方と言うよりも、訳者の翻訳の仕方に影響されているかと思われます。ぜひ、原書を読んでみたい作品です。
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
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No.2:
(4pt)

内なる狂気

 若く、美しいベロニカは自殺未遂により1週間の命であることを宣告される。精神病院での様々な心の病を持つ人々との関わりの中で、ベロニカは次第に生きることの意味を見つけだしていく。 最近、社会問題化する引きこもりや身近になりつつある自律神経失調症など人間の心の問題をテーマにした作品である。具体的に言うと人間の心にある「内なる狂気」を扱っている。 生きていく中で、様々な葛藤やストレスにより抑圧されていた心は、自分の死を意識したとき初めて本当の自分と向き合うことができることをベロニカの生き方を通じ感じることができる。「内なる狂気」が誰しも心のどこかに持つものであると考えると、正常という枠組みからはずれてしまったものは一体なんなのかということを考えさせ!られる1冊である。
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
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No.1:
(4pt)

憂鬱の正体

平和な日常、恵まれた暮らし、なのに幸せを感じない。なぜ? これからの人生に何の希望も見出せずに命を断とうとしたベロニカは精神病院で目を覚まします。彼女の気持ちの変化を追いながら、彼女と関わる入院患者たちそれぞれの人生が語られていきます。なぜ彼等は精神病院に入ることになったのか?ついこの間まで普通に社会生活を送っていた人がなぜ?「狂っている」とはいったいどういうことなのでしょう。私にはべロニカや他の登場人物が、今の日本に住む私達に重なって見えました。日常に潜む狂気の種の数々。人は時として憂鬱にのみ込まれそうになりますが、病院長の語る最後のコメントがひとすじの光になっています。 不思議な読後感の残る本です。 
ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)Amazon書評・レビュー:ベロニカは死ぬことにした (海外シリーズ)より
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